December 18, 2007
驚きの展開。男女とも再試合!
ここまで日本・韓国の要求が通ると思っていた人がいるだろうか・・・。
IHFが声明を出してから(12月5日の記事を見てください)、どうなるか気になっていて、昨日の晩も遅くまで、何度もIHFやドイツのハンド関連のサイトをチェックしていた。
今回の決定は、今後のアジア連盟の運営正常化に向けて大きな意味を持つだろう。せいぜい、問題の試合の審判をクビにして、韓国―クウェートの試合をやり直しぐらいだろうと思っていたら・・・・男女ともやり直しになるとは・・・。
これは、ただ単に「審判、1ペアだけの問題」としなかったことが、個人的に大きな驚きだ。IHFが、AHFの運営そのものに大きな問題があるということ示したことになる。実際、クウェート戦2試合以外は、全く普通に行われていたんだし、それらの試合までやり直しになるのだから・・・。
加えて、IHFが世界選手権の終了に際して開かれた記者会見(会議の前日)でのIHF会長のコメントも、「アジア連盟のことはアジアで」的な発言をしていたからだ。むむむ、こりゃ雲行き怪しいかなあ〜と勝手に思い込んでたのもある。
ただ、さすがにあの試合の映像を見たら、「おかしい。」と感じないわけはないだろう。女子の方だって、世界選手権での韓国の活躍を見れば、カザフスタンにアジア大陸代表の座を譲るとは考えにくい・・・、いや、考えられない。
IHFのニュースでは72時間以内に詳しい内容のコメントが発表されるとのことなので、いつ、どこで、どうなるか注目していたい。
それで、だ。日本代表はどうなるんだろうか。特に男子。女子は世界選手権でついこの間まで試合をしていたから、調整に時間はかからないだろうけど、男子はリマニッチ監督がいなくなって、誰が監督をやるんだって話だよな〜。
1月末までに大会を終了させなければならないのだから、日本リーグの日程は大幅に変更しなければならないだろうし、準備は急を要する状態
そして、何といっても結果が大事だ。クウェートだけには何が何でも負けられない。万が一負けたら、「やり直したって結果が変わるのは韓国だけじゃねーか。」ってIHFに思われるのだけは避けたい。それに、AHFの白い布かぶった役員からも嫌味なことを言われるのは明白だ。
だから、韓国戦は置いておいても、とにかくクウェートだけには、ぜっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ対に負けられない。いや負けてはいけない
クウェートも着実に力をつけているのは明らかで、日本とガチンコ対決しても全くそん色ないくらいだと思う。全力で戦わなくてはならない相手だ。
オリンピック予選をやり直すなんて出来事は、他の競技で、どの地域でもそうないことだろう。マスコミの注目度も高まるはず。実際、NHKの9時のニュースでも、一般ニュースとして取り上げられていたし、報道ステーションでも日本協会の記者会見と中東の笛について解説されていたくらいだ。ここでオリンピックの出場権を取れるなら・・・・最高のチャンスじゃないか!
今後の情報チェックは欠かせないな。
古館伊知郎氏のコメント「審判がオイルまみれ、油まみれになってたってことですね。何とかアジアのハンドボール界が浄化して欲しいものですね。」
〜関連記事〜
http://news.livedoor.com/article/detail/3434654/
んちょっと待てよ。豊田での予選が無効ってことは、豊田まで行くのに使った、ワタクチの12000マイルはどうなるこれも無効で返還か?宿泊代は?誰に訴えればいいんだ・・・。
IHFが声明を出してから(12月5日の記事を見てください)、どうなるか気になっていて、昨日の晩も遅くまで、何度もIHFやドイツのハンド関連のサイトをチェックしていた。
今回の決定は、今後のアジア連盟の運営正常化に向けて大きな意味を持つだろう。せいぜい、問題の試合の審判をクビにして、韓国―クウェートの試合をやり直しぐらいだろうと思っていたら・・・・男女ともやり直しになるとは・・・。
これは、ただ単に「審判、1ペアだけの問題」としなかったことが、個人的に大きな驚きだ。IHFが、AHFの運営そのものに大きな問題があるということ示したことになる。実際、クウェート戦2試合以外は、全く普通に行われていたんだし、それらの試合までやり直しになるのだから・・・。
加えて、IHFが世界選手権の終了に際して開かれた記者会見(会議の前日)でのIHF会長のコメントも、「アジア連盟のことはアジアで」的な発言をしていたからだ。むむむ、こりゃ雲行き怪しいかなあ〜と勝手に思い込んでたのもある。
ただ、さすがにあの試合の映像を見たら、「おかしい。」と感じないわけはないだろう。女子の方だって、世界選手権での韓国の活躍を見れば、カザフスタンにアジア大陸代表の座を譲るとは考えにくい・・・、いや、考えられない。
IHFのニュースでは72時間以内に詳しい内容のコメントが発表されるとのことなので、いつ、どこで、どうなるか注目していたい。
それで、だ。日本代表はどうなるんだろうか。特に男子。女子は世界選手権でついこの間まで試合をしていたから、調整に時間はかからないだろうけど、男子はリマニッチ監督がいなくなって、誰が監督をやるんだって話だよな〜。
1月末までに大会を終了させなければならないのだから、日本リーグの日程は大幅に変更しなければならないだろうし、準備は急を要する状態
そして、何といっても結果が大事だ。クウェートだけには何が何でも負けられない。万が一負けたら、「やり直したって結果が変わるのは韓国だけじゃねーか。」ってIHFに思われるのだけは避けたい。それに、AHFの白い布かぶった役員からも嫌味なことを言われるのは明白だ。
だから、韓国戦は置いておいても、とにかくクウェートだけには、ぜっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ対に負けられない。いや負けてはいけない
クウェートも着実に力をつけているのは明らかで、日本とガチンコ対決しても全くそん色ないくらいだと思う。全力で戦わなくてはならない相手だ。
オリンピック予選をやり直すなんて出来事は、他の競技で、どの地域でもそうないことだろう。マスコミの注目度も高まるはず。実際、NHKの9時のニュースでも、一般ニュースとして取り上げられていたし、報道ステーションでも日本協会の記者会見と中東の笛について解説されていたくらいだ。ここでオリンピックの出場権を取れるなら・・・・最高のチャンスじゃないか!
今後の情報チェックは欠かせないな。
古館伊知郎氏のコメント「審判がオイルまみれ、油まみれになってたってことですね。何とかアジアのハンドボール界が浄化して欲しいものですね。」
〜関連記事〜
http://news.livedoor.com/article/detail/3434654/
んちょっと待てよ。豊田での予選が無効ってことは、豊田まで行くのに使った、ワタクチの12000マイルはどうなるこれも無効で返還か?宿泊代は?誰に訴えればいいんだ・・・。
オリンピック予選会
IHFのホームページでは、世界選手権閉会の記者会見が行われ、オリンピック予選会の組み分けが発表されたことが伝えられている。
IHF Executive Committee member Alexander Kozhukhov then presented the participants for the three Olympics qualifying tournaments resulting from the current WCh ranking:
Tournament 1: Winner of the match Germany - Romania, Hungary, Sweden, Cuba
Tournament 2: Loser of the match Germany - Romania, Angola, Japan, Croatia
Tournament 3: France, Korea, qualifier from Africa, Qatar
This seeding may change if Angola to host the African Olympic qualifying directly qualifies for the Beijing Olympics. In this case Poland will participate in Tournament 2, Hungary Tournament 2 and Croatia to Tournament 1.
そうか、ノルウェーは去年のユーロ優勝でヨーロッパ大陸代表か・・・。今回優勝のロシアも代表権獲得してるから・・・・、3〜8位までが世界選手権の結果で振り分けられて・・・・
トーナメント1:ドイツ(3位)、ハンガリー(8位)、スウェーデン(ヨーロッパ枠、ユーロ06で2位)、キューバ
トーナメント2:ルーマニア(4位)、アンゴラ(7位)、日本、クロアチア
トーナメント3:フランス(5位)、韓国(6位)、アフリカ予選2位、カタール
もし、アンゴラがアフリカオリンピック予選で、アフリカ大陸代表として出場権を得た場合、このシードは変更になることがある。その場合、トーナメント2に、ポーランド(クロアチアの代わりのヨーロッパ枠)、ハンガリー(アンゴラが抜け次の上位はハンガリー)が、クロアチアはトーナメント1(ハンガリーのところに)に加わる可能性がある。
アンゴラはまず間違いなくアフリカ代表で権利を得るだろう。ということは、ハンガリーとルーマニアが相手か・・・・。そしてポーランド・・・。げっ、強いなあ。でもハンガリー戦も途中まで五分に戦えたんだから、可能性はあるだろう。
上位2大陸目の枠でアジアが獲得したけど、カザフと中国は既に出場権がある、日本がアジア代表枠で出場、そして上位2大陸目の枠でカタールって
全くハンドボールにならないだろうに・・・。
それにしても、ややこしいなあ。この組み合わせ。何でポーランド(11位)なんだ?スペイン(10位)はどうした?よくわからないな。
IHF Executive Committee member Alexander Kozhukhov then presented the participants for the three Olympics qualifying tournaments resulting from the current WCh ranking:
Tournament 1: Winner of the match Germany - Romania, Hungary, Sweden, Cuba
Tournament 2: Loser of the match Germany - Romania, Angola, Japan, Croatia
Tournament 3: France, Korea, qualifier from Africa, Qatar
This seeding may change if Angola to host the African Olympic qualifying directly qualifies for the Beijing Olympics. In this case Poland will participate in Tournament 2, Hungary Tournament 2 and Croatia to Tournament 1.
そうか、ノルウェーは去年のユーロ優勝でヨーロッパ大陸代表か・・・。今回優勝のロシアも代表権獲得してるから・・・・、3〜8位までが世界選手権の結果で振り分けられて・・・・
トーナメント1:ドイツ(3位)、ハンガリー(8位)、スウェーデン(ヨーロッパ枠、ユーロ06で2位)、キューバ
トーナメント2:ルーマニア(4位)、アンゴラ(7位)、日本、クロアチア
トーナメント3:フランス(5位)、韓国(6位)、アフリカ予選2位、カタール
もし、アンゴラがアフリカオリンピック予選で、アフリカ大陸代表として出場権を得た場合、このシードは変更になることがある。その場合、トーナメント2に、ポーランド(クロアチアの代わりのヨーロッパ枠)、ハンガリー(アンゴラが抜け次の上位はハンガリー)が、クロアチアはトーナメント1(ハンガリーのところに)に加わる可能性がある。
アンゴラはまず間違いなくアフリカ代表で権利を得るだろう。ということは、ハンガリーとルーマニアが相手か・・・・。そしてポーランド・・・。げっ、強いなあ。でもハンガリー戦も途中まで五分に戦えたんだから、可能性はあるだろう。
上位2大陸目の枠でアジアが獲得したけど、カザフと中国は既に出場権がある、日本がアジア代表枠で出場、そして上位2大陸目の枠でカタールって
全くハンドボールにならないだろうに・・・。
それにしても、ややこしいなあ。この組み合わせ。何でポーランド(11位)なんだ?スペイン(10位)はどうした?よくわからないな。
November 30, 2007
頑張れ。
先々週末に風邪を引き、のどが腫れて突然の高熱。点滴と注射で熱が下がり、何とか一週間乗り切ったものの、3連休の直前にまたまた喉の激痛に襲われ、水も飲み込むのがつらいほど痛かった。当然、そんな状態だからタバコは吸えず、我慢した。というより、体調が悪くなるとタバコがまずくなって、吸いたくなくなる。
これまでは、吸いたいなあと思って吸ってみても、「あれ?まずい・・・」と思ったらまず間違いなく風邪を引いていたから、自分の体調を知るバロメーターになってはいたんだけど。
しかし、今回は「喉が痛い」+「吸いたくない」=「もう二度と吸わない」という式を成り立たせるにはいい機会だと思った。これまで、何度かやめようかと思ったことはあったけど、本気でやめようとは思わなかった。
9月の健康診断で、ある項目の数値が低すぎて、その原因が喫煙だっていうし、当然、吸わなくてすむんだったら吸わないほうがいいに決まってるし。今までは、そんなに多く吸っていたわけじゃないけど、いい機会だ、やれるところまでやってやろうじゃないか、と思ってこの8日間一本も吸っていない
よく、タバコをやめたら太る何ていうけど、本当だと思う。あ〜吸いたい!って思ったら、その欲求を消し去るのに手っ取り早いのは食べることだ。飴やガム、その他お菓子類も含め、どうしても口にしてしまうし。数時間毎にやってくる「吸いたい!」っていう衝動との戦いは、これからもしばらく続きそう。でも、この8日間を無駄にしないためにも1日1日続けていこうじゃないか
気がつけばもう明日から12月。いよいよ、2日からは、フランスで女子世界選手権が開幕。日本も参加しているので、非常に楽しみだ。ブンデスリーガやチャンピオンズリーグも気になるところだけど、まずは12月はしばらくの間は世界選手権にどっぷりつかろう・・・。
2月の男子と同じように、インターネット配信しないかなあと思っていたところに、ヨーロッパのスポーツ映像会社SPORTFIVEからメールが送られてきた。2月に大成功したんで、またやるから見てねって
で、早速登録手続きをしてしまった。時差がたっぷりあるから、ライブで見るのはちょっとつらいけど、19.99ユーロ払って全試合見られるんだから安いもんだ。今回の世界選手権に加えて、2月の男子の世界選手権も全試合見られるから、DVDで持ってない試合を再チェックすることもできちゃうし。あとは、女子も大会後にDVDで販売してくれれば最高なんだけど。
日本女子の初戦はハンガリー('06ユーロ5位)。相当な強敵ではあるけど、ここで勝ち点を取れなくても、得失点差を最小限に抑え、何とか次のスペイン('06ユーロ 10位)戦で勝ち点を取りたい。3戦目のコンゴからは確実に勝ち点を計算しよう。大会前のオランダカップでは06ユーロで4位だったドイツとそこそこの試合をして帰ってきたんだから、スペインからは十分勝ち点を狙えるだろう。
女子リーグではヨーロッパでも断トツのレベルを誇る王国デンマークが、ユーロ'06では、まあ〜さかよ〜っの11位、その後の予選ではウクライナに1分1敗で撃沈し、出場権を逃してしまったのは残念。
注目はやはり、韓国、ロシア、ノルウェー、フランスそしてドイツかな。まあ、ドイツ女子は一枚おちるかと思うけど、'06ユーロでは4位だし、メダル圏内に入ってもおかしくはないけど。
韓国はオリンピック予選の「恨み」をこの場で晴らしにくるはず。カザフスタンに負けるなんてありえないんだってことを証明しなくてはならないだろう。もちろん、日本がオリンピック最終予選会に出場するには、韓国の頑張りしだいってこともあるし・・・。
前回チャンピオンのロシア、'06ユーロの覇者ノルウェー、'06ユーロ3位で地元開催のフランス。その他ハンガリーやルーマニアの東欧勢も虎視眈々。日本、韓国がヨーロッパ勢にどこまで立ち向かえるかが楽しみだ。
その女子世界選手権のHPを見てると、今回ノミネートされたレフェリーの一覧が掲載されていた。アジアからは、中国ペア、そしてクウェートのペア
さらに、リザーブの4ペアの中には、男子予選で日本対クウェートを吹いたイランの「必殺!仕事人ペア」、何か妙にフカフカした頭でズラっぽい髪の毛の、あのカラバスチー/コラードウザンペアの名前が・・・・
まさか女子の世界選手権でカザフスタンを勝たせるために・・・何てことはないだろうけど、男子・女子のオリンピック予選の「前科」を思い出してしまう・・・。まあ、リザーブだしな。
ただ、リザーブであれノミネートされるくらいの力があるペアなのに・・・っていう思いもある。
男子アジア予選のレフェリースキャンダルは、ドイツ国内でも取り上げられている。少し前のハンドボールヴォッヘのHPには「クウェートが試合を操作した」という記事が報じられていた。ただ、その記事は、韓国対クウェート戦のレフェリーを務めたヨルダンペアについてのもの。また、ドイツ2部のアヴエでプレーする植松選手のブログでもドイツの新聞記事に小さくだけどレフェリースキャンダルの記事が掲載されていることが紹介されている。
「IOCが不正が著しい韓国対クウェート戦のやり直しを求めていて、実現しなければ北京オリンピックからハンドボールをなくす考えがある」と・・・。えっ?
ええ〜っ実際になくなるとは考えにくいけど、でもそのような「不正」のもとでの結果は認めない、という姿勢がもっと強くクウェート側に伝わって欲しいよなあ。もし、仮に、今後のオリンピックからハンドボールが締め出されるような事態に向かっていくならば、クウェートは自分たちの居場所がなくなるであろうし。
ハンドボールが締め出されるピンチが、気がつけばクウェートが締め出されているってな方向に進むのが一番いいのかなあ。
そして、残念なのは取り上げられている不正は「韓国対クウェート」の試合のみであって、「日本対クウェート」については取り上げられていない
日本が韓国に負けていることもあるだろうし、やはり韓国にはユン・キュンシン始め、ヨーロッパのリーグでプレーしている選手が多いことも影響しているだろう。また、これまでの実績も関係しているのかもしれない・・・。そして、日本対クウェートのレフェリーを務めた前述のイランペアのあまりに巧妙なホイッスルに、不正と言い切れないのだろう。「レフェリーがそう判断したなら、何も言えないだろう。」って言わせちゃうようなジャッジだからなあ。ヨルダンペアのような意味不明なジャッジとは全く違うし・・・。
昨日もクウェート対チュニジアの試合を見てたけど、そんな不正をしなくてもプレー自体は着実に力をつけているのがわかる。試合は今大会パッとしなかったチュニジアにあっさり負けたけど、けっこう食らいついていたし。左サイド、左バックの選手なんかは、センスや力があるなあと思ってしまうし。
韓国対クウェートの試合が再試合になったりしたら、面白いんだけどなあ。
話を世界選手権に戻して・・・。2日から16日までの全92試合(プレジデントカップも含む)をどれだけ見られるかなあ。予選ラウンドでの韓国対ドイツ、日本対スペインは楽しみだ。頑張れ、日本。俺も禁煙頑張る
November 19, 2007
小学生ハンドボール教室
久しぶりに、ハンドボール教室を開催します。
今年は、今までに比べてガクッと回数が減ってしまいましたが、何とか今年最後の12月、開催します。
興味のある人は、是非来てください!!もちろん中学生もOKです。一緒にやりたい大人の方も歓迎です!!お金はかかりません。
場所)釧路湖陵高校 北海道釧路市緑ケ岡3 第一体育館
日時)12月15日(土)
時間)10:00〜12:00
職員玄関から、体育館に入ってください。保護者の方は、子どもたちの送迎をよろしくお願いいたします。
そう言えば、この間も書いたけど、ラグビーの清宮監督の話の中に、びっくりする言葉があった。ラグビーを知ってもらって、「子どもたちにスポーツの選択肢を増やす。」
小学生ハンドってこんな活動してますよ〜なんて紹介するときに、よく自分でも使ってきたフレーズと全く同じだったので、驚いた。
できれば、ハンドをやって欲しいけど、でも今の時代、体を動かしたがらない子どもたちって本当に多い。スポーツ選手にあこがれる子、スポーツ選手みたいになりたいっていう子も、年々減っているような気がするし。
ただ、ハンドボール教室に来てくれている子でも、そうじゃない子でも、部活に入ろうって考えた場合、その選択肢の中に、あらかじめ「ハンドボール」が入ってるか入っていないかって、とても大切なことじゃないかなあって思う。
スポーツとして認識されているか、されていないか。何かスポーツやりたいと思ったときに、やったことない、見たことない、聞いたこともないでは、そのスポーツやってみようと考える確立はきっと低いはず。っていうか、その時点で選択肢に入っていないことが多いんじゃないかと思う。
野球やサッカーはテレビで見るし、サッカーやバスケは体育でやるし・・・。じゃ〜ハンドはどこで知る!?んだ??
スポーツができる、できないは別として、何かスポーツやってみたいんだけど、少年団じゃ一生懸命すぎるし・・・、っていう小学生は結構いるし、たった1回のハンドボール教室の経験でも、「ハンドボール」っていうスポーツがあることは知ってもらえると思う。
体を動かすことが楽しいと知ってもらえたら、今までスポーツに興味のなかった子も、それがきっかけで興味を持ったり、他のスポーツでも、自ら「やってみよう」と思うかもしれないし・・・・。
大切なことは、「きっかけの場」になっていくことかなあと考えているんだけど。
加えてハンドボールの今の知名度では、黙って待っていても何も変わらないどころか、現状維持も難しい。日に日に状況は悪化していく・・・様な・・・。
「砂漠に水をまく」か「海の中で指輪をさがす」か。でも黙っていては何も変わらないよなあ。
September 05, 2007
10年たって・・・
昨日の夜の腹立たしさから一夜明け、今日の愛知はとってもいい天気。昨日は結局、試合後に飲んで食ってしゃべってと12時過ぎまで「手羽先の店」で、普段、話ができない人たちと、かしこまりながらも楽しんだ。気を使いながらだったので、ちょっと疲れたけどMさん、めちゃめちゃ陽気な方で楽しかったです歯大丈夫なんでしょうか?
9時の飛行機に乗るため豊田駅前を6時50分に出発。飲んで帰ってきてから、ホテルでブログを更新し、それから寝たので超眠かった。明るい日差しが、やたらまぶしく感じた。
北京予選、今日は予定通りというか、力どおりクウェートがUAEに勝った。まあ、後の試合は正常に行われ、まるで「中東の笛?なにそれ?」みたいな顔して、ジャッジするんだろうなあ。ドイツペアは、今回の異常な試合を見てどう考えているのだろうか。ましてや、IHFから「開幕戦の担当」と割り当てられて来ていたようだから、AHFの扱いをどう感じているのか・・・。代わりに開幕戦を吹いたペアとは会話している様子は見られなかったけど。
そうそう、そういえば昨日(2日)の試合の合間に「スモーキングエリア」へ行った時に、その開幕戦を担当したヨルダンの”ヘッポコ”レフェリーが香水の匂いをプンプンさせてタバコを吸いに来ていた。
ここがもし、ドイツのアリーナで、仮にドイツ対クウェートであんなジャッジをした後だったら・・・。間違いなく熱狂的なファンにボコボコに殴られてるだろうなあ、よく恥ずかしくなく会場にいれるよなあと思いながら狭いタバコ部屋でタバコを吸っていた。「そんなの関係ね〜」って感じかな。
さて、日本代表は残すところ2試合。明日のカタール戦は、どんな試合をするんだろうか。韓国が楽勝したんだから、日本にも楽勝で勝ってもらいたいものだ。特にディフェンスは、韓国と同じように積極的でオフェンシブな守りを見せてもらいたい。
審判のジャッジ以外でクウェート戦の敗因を挙げるとしたら、ディフェンスにあるのではないかと個人的には思っている。バックプレーヤー、特に左側のミドルシュートを楽に打たせすぎたように思う。もちろん、ジャッジを踏まえてのディフェンスだったのだろう。しかし、ディフェンスを横から見ていて、少し引きすぎというか、受身に見えた。そのせいで、フローターへのチェックもわずかに遅れていたように思う。
今大会ではクウェートに奪われたオリンピックへのチケットもまだ、望みが絶たれたわけではない。何とか2位をもぎ取り、世界予選会へ出場を果たしたいものだ。その予選会もフランス、クロアチアが相手だから相当厳しいといわざるを得ないけど、可能性は残っているのだから・・・。
それにしても、この10年で日本はどれだけ強くなったんだろうか。10年前は、熊本の世界選手権が行われた1997年。ホームの地であったとはいえ、フランスと残り数秒まで五分に戦うことができた日本代表。あのときから進化しているのか?
今の日本代表がガチンコでフランスと勝負したら・・・
September 04, 2007
第3日 日本対クウエート
ひどい。ひどすぎる。一日目の韓国ークウエート戦よりもまだ良かったかもしれないが、あまりにもひどすぎる。その辺はテレビで見ていて、よくわかると思うけど。
裏情報によると、今日の朝まで、日本ークウエート戦は、朝までドイツペアが割りあたっていたようで、直前にイランペアに変更になったらしい。アジア連盟をクウエートが牛耳っている影響力のようだ。
イランペアのやらせ審判には脱帽だ。レッドカードや2分間退場と判定されたプレーには、日本ディフェンスのファウルはある。しかし、それが段階罰の対象になるものではない。ファウルはしているが、それが退場や失格のプレーではないし、クウエートにレッドが出ても、それは何ら試合に影響する事のない場面や点差での出来事だ。おまけみたいなものでしかない。
確かに、クウエートの左半分はいいプレーをする。今回参加した中東勢の中では間違いなく一番いい。しかし、これが第3国の地で、第3国の審判がジャッジしたならば結果は違うものになっていた可能性は十分にある。
いったいこんな状況がいつまで続くのか。これが続く限り、韓国や日本は永久に世界選手権やオリンピックに出る事は出来ないだろう。
そんな中で日本代表は、最後まで投げずにプレーしていた。リマニッチ監督は興奮していたが、選手たちは不当な判定にも、ぐっと我慢をし、冷静さを保とうとしていたのが見ていてよくわかった。
会場で配られたパンフレットにはアジアハンドボール連盟会長の挨拶文が載っている。
「古来からの日本のスポーツの伝統は、世界の中でも独特である事に注目したいと思います。この伝統は公平さの上に築き上げられて核となり、対戦相手に対する尊敬が大きな役割を果たしています。
我が親愛なるハンドボール盟友の皆様、豊田での滞在が大変楽しいものとなるように、またフェアな対戦を忘れ得ぬ思い出として持ち帰られるよう、2008年北京オリンピックへ向けて成功を祈ります。」
終わってるな、こりゃ。いかれてる。
裏情報によると、今日の朝まで、日本ークウエート戦は、朝までドイツペアが割りあたっていたようで、直前にイランペアに変更になったらしい。アジア連盟をクウエートが牛耳っている影響力のようだ。
イランペアのやらせ審判には脱帽だ。レッドカードや2分間退場と判定されたプレーには、日本ディフェンスのファウルはある。しかし、それが段階罰の対象になるものではない。ファウルはしているが、それが退場や失格のプレーではないし、クウエートにレッドが出ても、それは何ら試合に影響する事のない場面や点差での出来事だ。おまけみたいなものでしかない。
確かに、クウエートの左半分はいいプレーをする。今回参加した中東勢の中では間違いなく一番いい。しかし、これが第3国の地で、第3国の審判がジャッジしたならば結果は違うものになっていた可能性は十分にある。
いったいこんな状況がいつまで続くのか。これが続く限り、韓国や日本は永久に世界選手権やオリンピックに出る事は出来ないだろう。
そんな中で日本代表は、最後まで投げずにプレーしていた。リマニッチ監督は興奮していたが、選手たちは不当な判定にも、ぐっと我慢をし、冷静さを保とうとしていたのが見ていてよくわかった。
会場で配られたパンフレットにはアジアハンドボール連盟会長の挨拶文が載っている。
「古来からの日本のスポーツの伝統は、世界の中でも独特である事に注目したいと思います。この伝統は公平さの上に築き上げられて核となり、対戦相手に対する尊敬が大きな役割を果たしています。
我が親愛なるハンドボール盟友の皆様、豊田での滞在が大変楽しいものとなるように、またフェアな対戦を忘れ得ぬ思い出として持ち帰られるよう、2008年北京オリンピックへ向けて成功を祈ります。」
終わってるな、こりゃ。いかれてる。
第3日 第一試合 韓国−カタール
祈りもむなしく、韓国ークウエートの審判はドイツペア。もし、世界選手権でドイツが決勝まで行かなかったら、おそらくこのペアが決勝の笛を吹いていたであろう。
試合は、韓国の一方的な展開になった。前日のカタールーUAE戦を見て、まともに試合をしたら、10点は開くと思ったが、前半で19−5。ドイツペアは細かいところまで見逃さず、正確なジャッジ。やはりそうなると、カタールは手も足も出ない。韓国の3−2−1ディフェンスのプレッシャーにカタールのフローターは攻め手を欠く。時折、シュートチャンスが出来ても、ゴールポストに当てたり、キーパーに阻まれたりと、すべてにわたって韓国が上回る。
後半も一方的な展開。ユン、ペク、リジェウ、ハンボソンイルなど主力を温存しても楽勝。すべての面で韓国が圧倒した。
やはり、カタール、UAEは能力的に一枚も二枚も落ちる。力差がそのままスコアに表れたように思う。
それにしても、ここでドイツペアか〜。策略だな。
September 02, 2007
第2日目 カタール対UAE
気合いを入れて、いい場所で見てやろうと考えかなり早く行ったら、観客席に誰も人がいなくて失敗。ただ、ハンドボール写真展が開催されてるコーナーで、世界選手権のスペインーチェコをしばらく見ていた。
アリーナ席は昨日は、プラス500円だったけど、今日は日本戦ではないので無料とのこと。昨日はかなり見えにくいところで見ていたので、はりきってアリーナ席のセンターライン付近で見ていた。
さてさて、何かとお騒がせのレフェリー。今日のペアはレバノン。中東勢同士のゲームでどんなジャッジをするのかと注目していたら、何と何とお手本のようなジャッジではないか!なんちゃって審判のこの私にとってとても勉強になった。
何と言っても段階罰の基準がとても明確だったこと。前半7分にUAEの小柄なプレーヤー15番が、カタールの選手の速攻を横からアタック、シュートは外れカタールの選手は右サイドに飛んでいったプレーにレッドカード。逆にUAEの選手が速攻でシュート体勢に入ったところを、横から腹に肘を当てたカタールの選手がレッドカード。どちらのプレーも選手の意図が感じられたし、特に2回目は最初のプレーがあったので、レッドかなと思ったらやっぱりレッドだった。
ホールディングや顔へのアタック、引っ掛けるようなプレーは2分間退場。今日の試合を見て何の違和感もなく、むしろ好感さえ持てるジャッジだった。
さて試合は、どちらともセットで点数をとる事が出来ず、外したシュートやオーバーステップなどのターンオーバーから加点する展開。前半を14−13でカタールがリードして折り返す。後半に入りUAEが一時リードしたものの、シーソーゲームになった。残り10分になりUAEがカタールのディフェンスを攻めあぐね、逆にカタールが突き放した。33−28でカタールの勝利。
中東勢の試合と言えど、両チームとも熱くなる場面も見られ、面白いゲームだった。ただ、互いに、6対6のオフェンスでは、ディフェンスを崩しきる場面が少なく、物足りなさが残ったのも事実。カタールは、バックプレーヤーとサイドプレーヤーのユーゴからミドルシュートを放つ場面が多く見られたが、攻撃の起点や的は絞りやすい。特に印象に残る選手はいなかったなあ。
間違いなく日本は勝てる相手だ。
明日の韓国ーカタール戦、順当なら韓国が10点差近くつけて勝つのではないだろうか。ただ、レフェリーがどこの国かが最大の注目。
そして、日本ークウエート戦。おそらく、IHFから派遣されたドイツペアが割り当てられるのではないだろうか。今年の世界選手権で、ドイツから出ていたペアで、ブンデスリーガでもよく見る顔。ドイツの中でもトップのレフェリーだ。
明日の試合が予選の山場になるのは間違いない。公平なジャッジの中で試合が展開され、そして日本が勝つ事を祈ろう。
しかし、日本が勝ったとしても、嫌な予感はするが。
September 01, 2007
第1日目 韓国対クウェート
中部国際空港からバスで豊田市へ。豊田駅に着いたときには、1時を回っていた。バスから降りて急いでタクシーに乗る。
会場のスカイホール豊田に到着し、中に入ると韓国対クウェート戦が始まっていた。得点掲示板は10分過ぎて1対6。「まさか開幕戦から…」の嫌な予感。試合終了まで続く、意味不明なレフェリーのジャッジがすでに始まっていたのだ。前半が終了し、10点近くひらいた点差を韓国の選手たちは、怒りを押さえながら控室へ戻って行く姿がすぐ目の前にあった。
後半に入っても、意味不明なジャッジは続く。得点を決めた韓国選手が戻る際に、すぐ後ろにいたクウェートの選手に接触し、足がもつれて転倒。詰め寄るクウェート選手たち。会場から沸き起こるブーイングで事態に気付いたレフェリー(さっきまでセンターにいて、すでにゴール横に近づいていたにも関わらず!)が、タイムを止めて遥か遠くから駆け寄って来た次の瞬間に、倒れていた韓国の選手に2分間の退場を命じる始末。更に大きなブーイング、そして水の入ったペットボトルが投げ込まれる。韓国のVIPの怒り爆発、試合がしばらく中断し、両国役員どおしが、互いに怒鳴り合う状況。ドイツから駆けつけた尹京信がコートの中央で、もっとブーイングを、と言わんばかりに両腕を振り上げ観客をあおっていた。
波に乗りきれない韓国は、シュートミスが目立った。最後は少し差がつまったものの、実力を封じられたまま試合終了した。
実際に目の前で、繰り広げられる中東の笛。あまりに偏ったジャッジに怒りを通りこし、バカバカしくて笑ってしまうが、またじわじわと腹立たしくなる。
スポーツマンシップ、フェアプレイなんて彼らにはないんだろう。
会場には青いTシャツを来た小学生や中学生がたくさんいた。あの会場の雰囲気や怒鳴り合う姿を見て、どう感じたのだろう。
月曜日の日本対クウェートは、どこの審判がジャッジするのか。韓国の選手には申し訳ないが、IHFが派遣したドイツペアであることを祈るが…
会場のスカイホール豊田に到着し、中に入ると韓国対クウェート戦が始まっていた。得点掲示板は10分過ぎて1対6。「まさか開幕戦から…」の嫌な予感。試合終了まで続く、意味不明なレフェリーのジャッジがすでに始まっていたのだ。前半が終了し、10点近くひらいた点差を韓国の選手たちは、怒りを押さえながら控室へ戻って行く姿がすぐ目の前にあった。
後半に入っても、意味不明なジャッジは続く。得点を決めた韓国選手が戻る際に、すぐ後ろにいたクウェートの選手に接触し、足がもつれて転倒。詰め寄るクウェート選手たち。会場から沸き起こるブーイングで事態に気付いたレフェリー(さっきまでセンターにいて、すでにゴール横に近づいていたにも関わらず!)が、タイムを止めて遥か遠くから駆け寄って来た次の瞬間に、倒れていた韓国の選手に2分間の退場を命じる始末。更に大きなブーイング、そして水の入ったペットボトルが投げ込まれる。韓国のVIPの怒り爆発、試合がしばらく中断し、両国役員どおしが、互いに怒鳴り合う状況。ドイツから駆けつけた尹京信がコートの中央で、もっとブーイングを、と言わんばかりに両腕を振り上げ観客をあおっていた。
波に乗りきれない韓国は、シュートミスが目立った。最後は少し差がつまったものの、実力を封じられたまま試合終了した。
実際に目の前で、繰り広げられる中東の笛。あまりに偏ったジャッジに怒りを通りこし、バカバカしくて笑ってしまうが、またじわじわと腹立たしくなる。
スポーツマンシップ、フェアプレイなんて彼らにはないんだろう。
会場には青いTシャツを来た小学生や中学生がたくさんいた。あの会場の雰囲気や怒鳴り合う姿を見て、どう感じたのだろう。
月曜日の日本対クウェートは、どこの審判がジャッジするのか。韓国の選手には申し訳ないが、IHFが派遣したドイツペアであることを祈るが…
いざ!出陣。
いよいよ、この日がやって来た。今日から6日まで、愛知県豊田市で北京オリンピックの男子アジア予選が開催される。
日本のオリンピック参加は88年ソウルにはアジア大陸代表で(韓国は開催地枠)参加したものの、それ以降のバルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネと出場権を逃した。
それにしても、約20年前か…中学生だったなあ。初めて見た代表の試合は、日本対東ドイツ。左サイドのシュナイダーが放ったサイドシュートでのバックシュート。右サイドのウィンセルマンは、確か170センチにも関わらず代表とて活躍していたし、ゴールキーパーなのに左利きのシュミット。ドイツへの魅力に惹き付けられた、最初の瞬間だったかもしれない。
当時とは一変してしまったアジアのハンドボール事情。疑惑どころか明白な、意図のある、中東を勝たせるための(中東有利、どころではない!)ジャッジや試合運営が続いている。
今回は日本での予選会。前回も日本で開催したものの、中東勢は1ヶ国もエントリーしてこなかった。そのカタールやクウェートらと韓国、日本がどんな試合をするのか…IHFがドイツペアを送り込むようだが、果たしてどうなるものか。
いざ、出陣!待ってろよ、中東勢!
仕事人が豊田まで馳せ参じるぜ。『恨み晴らします』
日本のオリンピック参加は88年ソウルにはアジア大陸代表で(韓国は開催地枠)参加したものの、それ以降のバルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネと出場権を逃した。
それにしても、約20年前か…中学生だったなあ。初めて見た代表の試合は、日本対東ドイツ。左サイドのシュナイダーが放ったサイドシュートでのバックシュート。右サイドのウィンセルマンは、確か170センチにも関わらず代表とて活躍していたし、ゴールキーパーなのに左利きのシュミット。ドイツへの魅力に惹き付けられた、最初の瞬間だったかもしれない。
当時とは一変してしまったアジアのハンドボール事情。疑惑どころか明白な、意図のある、中東を勝たせるための(中東有利、どころではない!)ジャッジや試合運営が続いている。
今回は日本での予選会。前回も日本で開催したものの、中東勢は1ヶ国もエントリーしてこなかった。そのカタールやクウェートらと韓国、日本がどんな試合をするのか…IHFがドイツペアを送り込むようだが、果たしてどうなるものか。
いざ、出陣!待ってろよ、中東勢!
仕事人が豊田まで馳せ参じるぜ。『恨み晴らします』
August 04, 2007
インターハイ男子決勝を見て
昨日はインターハイ男女の決勝をインターネット中継で見ていた。リアルタイムで試合を見られるなんて、それも高校生の試合なんだから・・・・。
初の試みとアナウンサーの人が話してたし、素晴らしいとしか言いようがない・・・。高校生の大会でできるのだから、日本リーグなんかもできないものだろうか・・・。有料であっても、そう高額でなければ、需要はかなりあるはずだけどなあ。
男子の決勝は、春の選抜大会と同じカードとなった。2回も同じ組み合わせになるのだから、この2チームの力は他のチームより抜きん出てるんだろう。
前半が全くの五分で折り返す、白熱した試合で面白かった。加えて、両チームのカラーが対称的だった・・・。〈あくまでも個人的な感想。)これは、春の選抜大会の決勝を見たときも同じことを感じていた。紫水は個人の能力が優れているチーム。一方の北陸は、オフェンスのチーム的なまとまりが感じられているチーム。〈という個人的な印象。)
「個人の能力」対「チームのまとまり」(もちろん、両チームとも個の能力もまとまりもあるんだけれど、色濃く出ている方、ということ。)。
特にそれを感じるのは、6対6のオフェンス、シュートを放つ最終局面に現れていたと思う。紫水には大エースがいるものの、前半は少々不発気味。後半に入って爆発したが、その大エース以外の選手も含め、試合を通して、特にバックプレーヤーが作り出す最終局面は個人の能力をいかした「1対1」からのシュート、フィニッシュという形が6対6のオフェンスでは多かったように思う。
一方の北陸は、大エースはいないものの、サイドの走りこみや、ポストの位置取りなど、6対6の最終局面は「2対1」の形が作られており、それが試合を通して見られていたことだ。
実は、これは春の選抜大会のときから両チームに見られていたことだった。インターハイまでの数ヶ月間で、チームをどう伸ばしていくのか・・・・どんな変化や成長が見られるのか楽しみにしていたことだった。
個人的な「ハンドボール観」としてだけど、単純に前者と後者のどちらが強いのかと言えば、現時点では後者の「2対1」の最終局面だと思っている。
では、なぜ春の時点で北陸は紫水に勝てなかったのか?それは、最終局面までいけない、パスミスなどが多かった。そこを修正できれば、十分勝機はあるように思っていた。そして、紫水の個人の力が北陸を上回っていたんだろう。
また、一人での攻撃はディフェンス側からしても的を絞りやすいのかもしれない。GKも同様に。紫水のシュートミスが目立ったのも、そのこと無関係ではないだろう。もちろん紫水のシュートが下手だなんてことはないし、北陸のGKの好守は賞賛に値する素晴らしいプレーだったように思う。
ただ、「枠に行かない」→DFが優位な状況でシュートを打たせている、「GKにあたる」→GKが優位な状況、すぐにシューターを焦点を当てることができる、状況が生まれていたのではないだろうか・・・・。
その点を踏まえてもう一度試合を振り返ると、前半6対6の攻めの場面で多くの点数を決めていたのは北陸であった。前半、両チームともに15点をとっているが、紫水は北陸のミスから速攻で点を取っていたのに対し、北陸はセットでディフェンスを崩して、そして2対1の最終局面を作り出して得点を重ねていた。もし、北陸のミスが少なくなったら・・・、後半の試合展開はある程度想像できるものだった。
ん・・・、話は飛躍するが北陸の攻めは世界選手権のドイツに似てるかもしれない。世界選手権のドイツは、大会通じての得点ランキングでベスト10に入る選手はいない。サイドやポストの位置取りを変化させ、最終局面で2対1を作る戦術を徹底していた。それによって、出場した選手みんなが得点を取り、ある一選手に得点が固まることはなかった。一方で、スペインやクロアチアは、個人技で崩していくチームであるが、今回は成績が振るわなかった。
ただ、これからの将来性を考えると紫水の選手たちは、楽しみかもしれない。きっと、10年後はこの中から代表に名前を連ねている選手が出るんだろうし。
と、イチ・ハンドボール好きの、野球好きのオヤジがあ〜だこ〜だ言ってるのと変わらない感想です・・・
初の試みとアナウンサーの人が話してたし、素晴らしいとしか言いようがない・・・。高校生の大会でできるのだから、日本リーグなんかもできないものだろうか・・・。有料であっても、そう高額でなければ、需要はかなりあるはずだけどなあ。
男子の決勝は、春の選抜大会と同じカードとなった。2回も同じ組み合わせになるのだから、この2チームの力は他のチームより抜きん出てるんだろう。
前半が全くの五分で折り返す、白熱した試合で面白かった。加えて、両チームのカラーが対称的だった・・・。〈あくまでも個人的な感想。)これは、春の選抜大会の決勝を見たときも同じことを感じていた。紫水は個人の能力が優れているチーム。一方の北陸は、オフェンスのチーム的なまとまりが感じられているチーム。〈という個人的な印象。)
「個人の能力」対「チームのまとまり」(もちろん、両チームとも個の能力もまとまりもあるんだけれど、色濃く出ている方、ということ。)。
特にそれを感じるのは、6対6のオフェンス、シュートを放つ最終局面に現れていたと思う。紫水には大エースがいるものの、前半は少々不発気味。後半に入って爆発したが、その大エース以外の選手も含め、試合を通して、特にバックプレーヤーが作り出す最終局面は個人の能力をいかした「1対1」からのシュート、フィニッシュという形が6対6のオフェンスでは多かったように思う。
一方の北陸は、大エースはいないものの、サイドの走りこみや、ポストの位置取りなど、6対6の最終局面は「2対1」の形が作られており、それが試合を通して見られていたことだ。
実は、これは春の選抜大会のときから両チームに見られていたことだった。インターハイまでの数ヶ月間で、チームをどう伸ばしていくのか・・・・どんな変化や成長が見られるのか楽しみにしていたことだった。
個人的な「ハンドボール観」としてだけど、単純に前者と後者のどちらが強いのかと言えば、現時点では後者の「2対1」の最終局面だと思っている。
では、なぜ春の時点で北陸は紫水に勝てなかったのか?それは、最終局面までいけない、パスミスなどが多かった。そこを修正できれば、十分勝機はあるように思っていた。そして、紫水の個人の力が北陸を上回っていたんだろう。
また、一人での攻撃はディフェンス側からしても的を絞りやすいのかもしれない。GKも同様に。紫水のシュートミスが目立ったのも、そのこと無関係ではないだろう。もちろん紫水のシュートが下手だなんてことはないし、北陸のGKの好守は賞賛に値する素晴らしいプレーだったように思う。
ただ、「枠に行かない」→DFが優位な状況でシュートを打たせている、「GKにあたる」→GKが優位な状況、すぐにシューターを焦点を当てることができる、状況が生まれていたのではないだろうか・・・・。
その点を踏まえてもう一度試合を振り返ると、前半6対6の攻めの場面で多くの点数を決めていたのは北陸であった。前半、両チームともに15点をとっているが、紫水は北陸のミスから速攻で点を取っていたのに対し、北陸はセットでディフェンスを崩して、そして2対1の最終局面を作り出して得点を重ねていた。もし、北陸のミスが少なくなったら・・・、後半の試合展開はある程度想像できるものだった。
ん・・・、話は飛躍するが北陸の攻めは世界選手権のドイツに似てるかもしれない。世界選手権のドイツは、大会通じての得点ランキングでベスト10に入る選手はいない。サイドやポストの位置取りを変化させ、最終局面で2対1を作る戦術を徹底していた。それによって、出場した選手みんなが得点を取り、ある一選手に得点が固まることはなかった。一方で、スペインやクロアチアは、個人技で崩していくチームであるが、今回は成績が振るわなかった。
ただ、これからの将来性を考えると紫水の選手たちは、楽しみかもしれない。きっと、10年後はこの中から代表に名前を連ねている選手が出るんだろうし。
と、イチ・ハンドボール好きの、野球好きのオヤジがあ〜だこ〜だ言ってるのと変わらない感想です・・・
July 19, 2007
クレッチュマーの引退試合
いや〜久しぶりにブログの更新。月日が過ぎるのは早いもので、毎日必死に生きているとあっという間に1ヶ月が過ぎ去るなあ
ところで、北京オリンピック男子アジア予選が2ヶ月を切った。予選に向けて、代表も試合をこなしているが、大丈夫なんだろうか・・・。1月の世界選手権を見る限り、韓国代表はロシアと互角の試合をするくらいだし、残念ながら相当強い。予選リーグの組み合わせの運で、メインラウンドへ進めなかったものの、下位決定戦のプレジデントカップではノルウエーに敗れはしたものの、ヨーロッパの第2シードチーム相手にいい試合できる力は十分に見せていた。もし、メインラウンドに進んでいたら・・・と考えると決勝トーナメントに進める力は十分にあったと思う。
そして、2ヶ月を切ったのに、日程表がまだ発表にならない・・・・遅いよ〜。一体どうなってるんだろう?
さてさて、7月14日にシュテファン・クレッチュマーの引退試合がベルデラントハレで行われた。満員の体育館に「K73 Danke」の文字が浮かび上がる。チームの顔だった彼の引退は、きっとサポーターもさびしい限りだろう。ただ、今後はクラブのマネージャーとしてSCMの運営にかかわっていくようだし、キールやフレンスブルグみたいにマネージャーがベンチに入ることもあるから、度々姿を見せてほしいなあ。でもSCMの前マネージャーはベンチ入りせず、全てを監督に任せていたので、その伝統は受け継がれるのかなあ。まあ、元大スター選手がマネージャーとしてベンチに入っていたら、監督のヴェンタもやりにくいだろうけど・・・。
話が前後してしまうけど、1ヶ月ほど前に行われたブンデスリーガのオールスター戦を見ることができた。試合前は代表で活躍したクレッチュマー、そしてフレンスブルグのゴールキーパー、ホルペルトの2人の引退のセレモニーが行われた。オールスター戦だけど、試合もその2人の引退試合みたいになっていたが、それにしても本当に「オールスター」だった。ユン・キュンシン、ニコラ・カラバテッチ、ラルス・クリスチャンセンなどなど各国代表、そしてブンデスリーガの顔がズラリと並ぶ。相手になった若手中心のドイツ代表が完全に霞んでしまうくらいのメンツ。監督はHSVのマーティン・シュワルブ。
もちろんオールスター戦だから本気モードではないし、選手たちも笑顔でプレーしていた。驚いたのは、タイムアウト中にテレビのリポーターが審判(ゴールレフェリー)にインタビューしていたり、ゴールエリアに立つホルペルトにインタビューしていたり・・・。選手たちのプレーも普段見られないような「見せる(魅せる?)」プレーがいっぱいで、特にクレッチュマーがセンターに入り、ボール回しながらK−1のバックブローのようにシュートを打ったり・・・。
選手もベンチのスタッフも観客もテレビのリポーターも、そしてテレビの前の一般市民もみんなが楽しめるショートしての演出は素晴らしいし、スポーツを楽しむことが日本のように「嗜好品」ではなく「生活必需品」になっているドイツという国が本当にうらやましいなあ。
ところで、北京オリンピック男子アジア予選が2ヶ月を切った。予選に向けて、代表も試合をこなしているが、大丈夫なんだろうか・・・。1月の世界選手権を見る限り、韓国代表はロシアと互角の試合をするくらいだし、残念ながら相当強い。予選リーグの組み合わせの運で、メインラウンドへ進めなかったものの、下位決定戦のプレジデントカップではノルウエーに敗れはしたものの、ヨーロッパの第2シードチーム相手にいい試合できる力は十分に見せていた。もし、メインラウンドに進んでいたら・・・と考えると決勝トーナメントに進める力は十分にあったと思う。
そして、2ヶ月を切ったのに、日程表がまだ発表にならない・・・・遅いよ〜。一体どうなってるんだろう?
さてさて、7月14日にシュテファン・クレッチュマーの引退試合がベルデラントハレで行われた。満員の体育館に「K73 Danke」の文字が浮かび上がる。チームの顔だった彼の引退は、きっとサポーターもさびしい限りだろう。ただ、今後はクラブのマネージャーとしてSCMの運営にかかわっていくようだし、キールやフレンスブルグみたいにマネージャーがベンチに入ることもあるから、度々姿を見せてほしいなあ。でもSCMの前マネージャーはベンチ入りせず、全てを監督に任せていたので、その伝統は受け継がれるのかなあ。まあ、元大スター選手がマネージャーとしてベンチに入っていたら、監督のヴェンタもやりにくいだろうけど・・・。
話が前後してしまうけど、1ヶ月ほど前に行われたブンデスリーガのオールスター戦を見ることができた。試合前は代表で活躍したクレッチュマー、そしてフレンスブルグのゴールキーパー、ホルペルトの2人の引退のセレモニーが行われた。オールスター戦だけど、試合もその2人の引退試合みたいになっていたが、それにしても本当に「オールスター」だった。ユン・キュンシン、ニコラ・カラバテッチ、ラルス・クリスチャンセンなどなど各国代表、そしてブンデスリーガの顔がズラリと並ぶ。相手になった若手中心のドイツ代表が完全に霞んでしまうくらいのメンツ。監督はHSVのマーティン・シュワルブ。
もちろんオールスター戦だから本気モードではないし、選手たちも笑顔でプレーしていた。驚いたのは、タイムアウト中にテレビのリポーターが審判(ゴールレフェリー)にインタビューしていたり、ゴールエリアに立つホルペルトにインタビューしていたり・・・。選手たちのプレーも普段見られないような「見せる(魅せる?)」プレーがいっぱいで、特にクレッチュマーがセンターに入り、ボール回しながらK−1のバックブローのようにシュートを打ったり・・・。
選手もベンチのスタッフも観客もテレビのリポーターも、そしてテレビの前の一般市民もみんなが楽しめるショートしての演出は素晴らしいし、スポーツを楽しむことが日本のように「嗜好品」ではなく「生活必需品」になっているドイツという国が本当にうらやましいなあ。
May 28, 2007
クレッチェ
http://www.handballwoche.de/
ドイツで毎週発売されている「ハントバル・ヴォッヘ」のHPで、SCマグデブルグのシュテファン・クレッチュマー選手が引退するとの記事。いや〜正直びっくりした。SCMのホームページで、何ヶ月か前に07/08年シーズンまで契約延長した記事が出ていたし・・・
ブンデスリーガを見に行ってやろうじゃないか、と思わせてくれたのもクレッチュマー。初めての海外旅行にもかかわらず、マグデブルグまで足を運ばせてくれた。
目の前にいるクレッチュマーを見て大感激した2004年。試合前のウオーミングアップから他の選手にはない貫禄があり、チームをまとめる姿が見られた。
2005年は、負傷しプレーは見られなかったが、ベンチの後ろで常に声を出しながらチームを引っ張っていた。2006年、試合前日の練習を見せてもらったが、チームメイトのつかみ合いの喧嘩を真っ先に仲裁し、大きな声で怒鳴りつけていたのもクレッチュマー。常に、彼がチームのリーダーシップをとっていた。
試合前の入場も、やっぱりクレッチュマーにはサポーターたちの声援もチームの中で一番大きかった。彼がチームにとってもサポーターにとっても「大きな存在」であることが、いつも伝わってきた。
しかし、2004年のアテネオリンピックでは活躍していた彼だが、2005年以降はパフォーマンス的に衰えを隠せない場面も多く見られていたように思う。実際、シュートが大きく枠を外れていったり、フェイントをかけても足がついていかず、転んでしまったり・・・・。「衰えたなあ・・・」と何度も感じる場面があっただけに、自分の思い描くプレーができなくなっていることを常に感じていたのかもしれない。同じ73年生まれだけに、頑張ってほしかったが・・・。
EHFカップの決勝第2戦では、SCMの1点目をノーマークの速攻をバックシュートで決め、4得点と活躍していただけに本当に残念だなあ
来シーズンのSCMはメンバーが大きく替わる。どんなチームになるのか、寂しさと期待と楽しみを持ちながら、チェックしておこうと思う
April 25, 2007
遅ればせながら・・・チャンピオンズリーグ決勝第1戦
ブンデスリーガ対決となったチャンピオンズリーグ決勝。SGフレンスブルグ対THWキールの第1戦がフレンスブルグで行われた。ブンデスリーガでは「ノルドダービー」と言われ、デンマーク国境に近いフレンスブルグ、ハンブルグから電車で1時間ほどの北海に面したキール。どちらのチームもここ数年はブンデスリーガで優勝を争う両チーム。結果は・・・
4月22日第1戦フレンスブルグ(カンパスハレ) 観衆6300人(満員)
△SGフレンスブルグ−H 30(10-12、20ー18)30 THWキール△
という結果に!リーグ戦では2位のハンブルグと勝ち点差2ではあるが首位を走るキール。そして世界選手権後、少々失速気味のフレンスブルグ。流れとしては、フレンスブルグがホームで何点差をつけて勝てるか、が注目だったが結果は引き分け。これで第2戦に勝利したチームがチャンピオンに輝くが、1戦目をゲストで引き分けたキールが俄然優位にたったかな。第2戦は熱くなりそうだ。
ちょっと遅くなったけど、DHBポカールの結果。
4月15日 ハンブルグ(カラーラインアレナ) 観衆13350人(満員)
○THWキール 33(15−19、18−12)31 クローナウ−エストリンゲン×
約100チームが参加し、1発勝負のトーナメントのカップ戦。(1部のチームは2回戦から。)やはりブンデスリーガ首位のTHWキールが7年ぶりに優勝。リーグ戦の勢いをそのままに、「ポカールズィーガー」となりました。
その他のカップ戦は、EHFカップ決勝第1戦。
4月21日 スペイン 観衆11000人
△CAI BMアラゴン〔スペイン〕30(15−13、15−17)30SCマグデブルグ〔ドイツ〕△
こちらの試合も引き分け。ゲストで引き分けたSCマグデブルグは次戦ホームでの試合で大チャンスあ〜、ベルデランドハレに行きたい
アバティが9点、ビレツキが9点とバックプレーヤーの二人が爆発。29日も地元で爆発してくれ〜応援してるぞSCM
そして、カップウイナーズカップ第1戦。
4月22日 ハンブルグ 観衆8800人
○HSVハンブルグ〔ドイツ〕28(14−12、14−12)24アデマールレオン〔スペイン〕×
HSVのホームゲームで8800人は、やはりカップ戦へのファンの入れ込みようが少々低い模様。試合はユンが10得点と大暴れ。現在リーグ2位のハンブルグ。ユンの加入で間違いなくパワーアップ。昨年、一昨年と右45度プレーヤーの不足で泣いていたチームが、大補強で一変。ブンデスリーガ史上、通算最多得点まであともう少しのところまで来ているユン。ん〜日本人もそんなプレーヤーが出ないものかなあ〜。
DHBポカールを制し、ブンデスリーガの首位を走るキール。これでチャンピオンズリーグも制すれば、もう文句なしの最強チームとなるが・・・。3冠の確率は相当高いと思うけど。
それにしても、そのキール、最近パッとしないスウェーデン代表のメンバーが多いチームっていうのも面白いんだよな
April 09, 2007
世界選手権後の各国代表
世界選手権後、早速ヨーロッパでは各国代表が始動。世界王者のドイツは、マンハイム、シュツットガルトにポルトガルを招いて2試合を消化。
4月5日 シュッツトガルト 観衆6200人
○ドイツ 38(20−11,18−17)28 ポルトガル×
4月7日 マンハイム 観衆11474人
○ドイツ 31(16− 9,15−11)20 ポルトガル×
格下のポルトガルに楽勝ただ、ポルトガルを選んでるってところが
フランスでは、ホスト国のフランス、世界選手権で準優勝のポーランド、アイスランド、チュニジアの世界選手権に参加した4カ国でリーグ戦を行った。
4月6日 観衆6000人
○フランス 30(15−14、15−15)29 チュニジア×
4月6日 観衆4000人
×アイスランド32(13−17、19−19)36 ポーランド○
4月7日 観衆10000人
○フランス35(17−14、18−13)27 アイスランド×
4月7日 観衆8000人
○ポーランド30(14−16、16−11)27 チュニジア×
4月8日 観衆9000人
○フランス26(16−15、10−5)20 ポーランド×
4月8日 観衆7000人
△チュニジア30(16−14、14−16)30 アイスランド△
成績)1位フランス3勝 2位ポーランド2勝1敗 3位チュニジア1分け2敗 4位アイスランド1分け2敗 ※3−4位は得失点差
フランスは、世界選手権でもそうだったけど、「勝負」の試合はロースコアに持ち込む戦術かなあ。ポーランド戦の後半10−5って
スウェーデンではスカンジナビアオープン。こちらはトーナメント戦
4月4日 観衆632人
○デンマーク33(17−12、16−15)27 オーストリア×
4月4日 観衆780人
○スウェーデン30(14−13、16−15)28 ノルウェー×
4月5日 観衆800人
三位決定戦
○ノルウェー36(15−9、21−17)26 オーストリア×
4月5日 観衆1177人
○デンマーク31(17−12、14−17)29 スウェーデン×
優勝デンマーク、2位スウェーデン、3位ノルウェー、4位オーストリア
各国来年のヨーロッパ選手権や北京オリンピックに向けて試合を重ねている。日本代表は大丈夫かあそれにしても、スウェーデンでの観衆の少なさは、代表の近況に比例してるのかな。
そうそう、そういえば、昨日ドーハアジア大会の韓国対カタールを少しだけ見た。「中東の笛」もあそこまで行くと、笑ってしまう。韓国がライン際からシュート打ったら全部ラインクロス。そんなに何回も何回もラインしないだろうカタールのディフェンスが横から韓国選手に当たりに行って、退場かと思いきや韓国のチャージング。あまりにもめちゃくちゃすぎて、お話にならない。韓国の選手も速攻でのノーマークシュートは9Mラインの外から打ってるし・・・。何で、わざわざノーマークシュート11Mから打たないとならないのか・・・。韓国の監督も怒りを通り越して、おとなしく座ってたし。
とりあえず北京オリンピック予選が日本でよかった。いくら何でも、日本であの笛はないだろう。
April 02, 2007
ヨーロッパカップとカップウイナーズカップ
ヨーロッパハンドボール連盟(EHF)が主催する大きな大会は、チャンピオンズリーグだけではなく、他にはEHFカップとカップウイナーズカップという2つの大会もあります(正確にはもう1つ、チャレンジカップというのもあるけど、こちらはドイツとスペインのクラブに枠があたっていないためあまり注目されない)。
チャンピオンズリーグは、各国リーグに割り当てられた枠(1〜3)に該当する上位チームが出場します。例えばブンデスリーガの枠は「3」。この枠で昨シーズンにリーグ優勝したTHWキール、2位のフレンスブルグ、3位のグンマースバッハが出場しました。(ちなみに、スペインリーグは「3」と前年度優勝したシウダーレアルの参加で合計4。その他の国は1〜2です。)ホーム&アウエイでの予選リーグを行った後、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。ホームとアウエイの合計得点で勝者を決めていきます。
では、EHFカップは?というと、これも各国リーグのレベルに合わせてEHFがランク付けしたランキングを元に出場枠が決められており、ドイツの出場枠は「2」。ドイツからは昨シーズン、リーグ4位だったSCマグデブルグと5位だったTBVレムゴが出場しました。カップ戦なので、1回戦からのホーム&アウエイのトーナメント方式。既にEHFカップも準決勝が行われ、決勝に進む2チームが決定。
〜スコアは2戦合計〜
×スキャン・ハンドボールA/S(デンマーク) 53
○CAI BM.アラゴン(スペイン) 54
○SCマグデブルグ(ドイツ) 59
×グラスホッパーClubチューリッヒ(スイス) 50
という結果になり、決勝はCAI BMアラゴン(スペイン)対SCマグデブルグ(ドイツ)という組み合わせ。やっぱりこちらもスペインリーグ対ブンデスリーガの対決個人的にはSCマグデブルグのファンなので何としてもタイトルを取ってほしいところ
もう一方の「カップウイナーズカップ」は、各国カップ戦(日本でいえば全日本総合、サッカーなら天皇杯)を勝ったチームで、さらにトーナメント戦を進めていく大会。もちろんこちらもホーム&アウエイで行われ、準決勝まで終了しました。
×RKボスナ・サラエボ(ボスニア ヘルツェゴビナ) 48
○HSVハンブルグ(ドイツ) 53
×RKザグレブ(クロアチア) 49
○CBMアデマールレオン(スペイン) 50
という結果でこちらも決勝はスペイン-ドイツ対決。HSVは韓国いやブンデスリーガの大エース、ユン キュンシンとドイツ代表の右45度パスカル ヘンズ、左サイドにトーステン ヤンゼン、センターとポストにフランス代表のジリ兄弟とスター軍団。ユンが加わった今シーズンは優勝争いに絡んでいる。
チャンピオンズリーグがドイツ対決だけに、EHFカップ、カップウイナーズカップもドイツのクラブが制し、ドイツのクラブがタイトル総なめってことも十分あり得るぞ世界最強リーグの称号を取り戻せるか、注目だ
チャンピオンズリーグの決勝は・・・
スペインリーグ”Asobal”対ドイツリーグ”Bundesliga"の対決になったチャンピオンズリーグの準決勝。第2戦が30日、1日と行われた。果たして結果は・・・というと、
30日に行われたポートランドサンアントニオ(スペイン)対THWキール(ドイツ)は、第1戦ポートランドサンアントニオのホームで行われ、30対28の2点差でサンアントニオが勝利。THWキールは第2戦のホームの試合で、3点差以上の勝利が必要だったが・・・。
3月30日(金) 場所:キール 観衆:10300人
THWキール 37(20−19、17−15)34 ポートランドサンアントニオ
という試合結果になり、2戦の合計67−66の1点差でTHWキールが決勝に進出
そして、もう1つの試合、SGフレンスブルグ−H(ドイツ)対CBMバリャドリード(スペイン)は、第1戦フレンスブルグのホームで行われ、32対30でフレンスブルグの勝利。バリャドリードが勝ち上がるには、こちらも3点差以上の勝利が絶対条件だったが・・・。
4月1日(日) 場所:バリャドリード 観衆:6100人
CBMバリャドリード 25(13−11、12−13)24 SGフレンスブルグH
でバリャドリードが勝利するものの、3点差をつけられず、2戦合計55対56でSGフレンスブルグが決勝進出を決めました
決勝はTHWキール対SGフレンスブルグ-Hの「ブンデスリーガ」対決になり、世界選手権のドイツ優勝に続き、「クラブ最強決定戦」でもドイツが再び盛り上がりそう両チームとも1点差で勝ちきるところが、さすが一流クラブ。「1点」が明暗を分ける形となった。
現在ブンデスリーガで首位争いをしている両チーム。近況は、一歩キールが抜き出ているが、果たしてクラブ最強チームの栄光はどちらに輝くのか個人的な予想としては、やっぱりキールかな
30日に行われたポートランドサンアントニオ(スペイン)対THWキール(ドイツ)は、第1戦ポートランドサンアントニオのホームで行われ、30対28の2点差でサンアントニオが勝利。THWキールは第2戦のホームの試合で、3点差以上の勝利が必要だったが・・・。
3月30日(金) 場所:キール 観衆:10300人
THWキール 37(20−19、17−15)34 ポートランドサンアントニオ
という試合結果になり、2戦の合計67−66の1点差でTHWキールが決勝に進出
そして、もう1つの試合、SGフレンスブルグ−H(ドイツ)対CBMバリャドリード(スペイン)は、第1戦フレンスブルグのホームで行われ、32対30でフレンスブルグの勝利。バリャドリードが勝ち上がるには、こちらも3点差以上の勝利が絶対条件だったが・・・。
4月1日(日) 場所:バリャドリード 観衆:6100人
CBMバリャドリード 25(13−11、12−13)24 SGフレンスブルグH
でバリャドリードが勝利するものの、3点差をつけられず、2戦合計55対56でSGフレンスブルグが決勝進出を決めました
決勝はTHWキール対SGフレンスブルグ-Hの「ブンデスリーガ」対決になり、世界選手権のドイツ優勝に続き、「クラブ最強決定戦」でもドイツが再び盛り上がりそう両チームとも1点差で勝ちきるところが、さすが一流クラブ。「1点」が明暗を分ける形となった。
現在ブンデスリーガで首位争いをしている両チーム。近況は、一歩キールが抜き出ているが、果たしてクラブ最強チームの栄光はどちらに輝くのか個人的な予想としては、やっぱりキールかな
March 26, 2007
高校選抜大会in徳島
北海道代表として出場している男子札幌真栄、女子札幌月寒の両チーム。今日試合が行われた。北海道ブロック代表なので、シードされ2回戦からの出場。
2回戦
北海道札幌真栄 24(12- 6, 12-15)21 県立富岡
(北海道) (群馬県)
文化女子大学附属杉並 32(17- 8, 15-11)19 北海道札幌月寒
(東京都) (北海道)
やった〜真栄高、選抜初出場初勝利S監督おめでとうございます
残念ながら女子は負けてしまったが、それでも優勝候補に恥ずかしくない内容だ
昨年のインターハイは、男子の札幌月寒が選抜準優勝校に前半互角の試合ないようだったけど、そこから北海道の「いい感じ」は確実に続いている。
間違いなく、少しずつ階段を登っている。もちろん、札幌の2チームに追いつけ追い越せで他の地区のチームも頑張れば、北海道全体の高校生のレベルも上がる。
この「いい感じ。」をインターハイでも続けていきたい。今だけ良くてもだめだ。この先も続けていこう
明日、勝ち上がった札幌真栄は東海地区1位の岡崎城西(愛知)。相当手強いが、名門の強豪校とどれだけできるのか楽しみだ。
2回戦
北海道札幌真栄 24(12- 6, 12-15)21 県立富岡
(北海道) (群馬県)
文化女子大学附属杉並 32(17- 8, 15-11)19 北海道札幌月寒
(東京都) (北海道)
やった〜真栄高、選抜初出場初勝利S監督おめでとうございます
残念ながら女子は負けてしまったが、それでも優勝候補に恥ずかしくない内容だ
昨年のインターハイは、男子の札幌月寒が選抜準優勝校に前半互角の試合ないようだったけど、そこから北海道の「いい感じ」は確実に続いている。
間違いなく、少しずつ階段を登っている。もちろん、札幌の2チームに追いつけ追い越せで他の地区のチームも頑張れば、北海道全体の高校生のレベルも上がる。
この「いい感じ。」をインターハイでも続けていきたい。今だけ良くてもだめだ。この先も続けていこう
明日、勝ち上がった札幌真栄は東海地区1位の岡崎城西(愛知)。相当手強いが、名門の強豪校とどれだけできるのか楽しみだ。
March 19, 2007
プレーオフが終わって、考える。
3月のこの時期は、プレーオフを行っているスポーツは多い。ハンドボールにバスケットボール、そしてアイスホッケー。
昨年、一昨年と日本ハンドボールリーグの準決勝、決勝を観戦してきたが、今年は仕事の都合で東京までは観戦に行けずん〜残念だ・・・。その代わりといっては何だけど、地元ではアイスホッケーのアジアリーグ、プレーオフが開催されていたので、そちらを観戦。ハンドボールも面白いが、ガチンコ勝負のアイスホッケーも面白い。
アイスホッケーの話はさておき、ハンドボールの日本リーグは男子が大同特殊鋼、女子はオムロンが優勝で幕を閉じた。大同はレギュラーリーグ、そしてプレーオフと一敗もせず完全優勝。また、2位以下も順位は変わらず、湧永製薬、大崎電気、トヨタ車体。女子も同様だった。
試合結果は夜のNHKのスポーツニュースで取り上げられていたが、映像は無し。ん〜残念だ。民放のあるスポーツニュースでは、試合映像が数十秒流され大同の優勝が伝えられた。しかし、その程度である。
そして何より残念なのが、試合経過が同時進行でわからないことだ。ドイツのブンデスリーガは、試合の進行と同時にスコアの経過がわかるし、クラブのホームページによっては、試合中の出来事毎に、その全てが同時に掲載され更新される。遠くドイツのこと、世界選手権やチャンピオンズリーグのことはリアルタイムでわかっても、この国のハンドボールの情報は、本当に手に入りにくい
まあ、ブンデスリーガなどと比較するのは少しナンセンスかもしれないので、アイスホッケーのアジアリーグと比較しよう。アジアリーグのホームページでは、少しタイムラグはあるものの、得点経過が試合中に更新され、途中経過がわかるようになっている。加えて言うなら、開幕ゲームなどの動画の配信も行われている。
アイスホッケーとハンドボールでは、どちらが競技人口が多いのだろうか?ハンドボールは、チーム数は少ないものの、全国には小・中・高・大学・一般と地域に偏り無く散らばっている。アイスホッケーは、どうしても偏りを感じてしまうが・・・・。
具体的な数字はわからないが、例えばプレーオフの観客の集客数は、今日の釧路アリーナでも2600人程度だろう。駒沢で行う決勝とは、そう差はないはずだ。アイスホッケーはやはりNHLの存在が大きいのだろうか・・・。
ブンデスリーガでは、今シーズンの後半戦から有料のインターネット中継を始めた。80試合見放題で25ユーロ(約4000円)である。社会的な関心が高いから25ユーロでも配信する会社は十分利益があるんだろう。
アジアリーグも数試合であるがインターネットで見られる(無料)のだから、ハンドボールもインターネットで見られる時代は来ないものだろうか・・・。このままでは、いつまでたっても何も変わらないどころか、どんどん存在が小さくなってしまうのではないだろうか。
昨年、一昨年と日本ハンドボールリーグの準決勝、決勝を観戦してきたが、今年は仕事の都合で東京までは観戦に行けずん〜残念だ・・・。その代わりといっては何だけど、地元ではアイスホッケーのアジアリーグ、プレーオフが開催されていたので、そちらを観戦。ハンドボールも面白いが、ガチンコ勝負のアイスホッケーも面白い。
アイスホッケーの話はさておき、ハンドボールの日本リーグは男子が大同特殊鋼、女子はオムロンが優勝で幕を閉じた。大同はレギュラーリーグ、そしてプレーオフと一敗もせず完全優勝。また、2位以下も順位は変わらず、湧永製薬、大崎電気、トヨタ車体。女子も同様だった。
試合結果は夜のNHKのスポーツニュースで取り上げられていたが、映像は無し。ん〜残念だ。民放のあるスポーツニュースでは、試合映像が数十秒流され大同の優勝が伝えられた。しかし、その程度である。
そして何より残念なのが、試合経過が同時進行でわからないことだ。ドイツのブンデスリーガは、試合の進行と同時にスコアの経過がわかるし、クラブのホームページによっては、試合中の出来事毎に、その全てが同時に掲載され更新される。遠くドイツのこと、世界選手権やチャンピオンズリーグのことはリアルタイムでわかっても、この国のハンドボールの情報は、本当に手に入りにくい
まあ、ブンデスリーガなどと比較するのは少しナンセンスかもしれないので、アイスホッケーのアジアリーグと比較しよう。アジアリーグのホームページでは、少しタイムラグはあるものの、得点経過が試合中に更新され、途中経過がわかるようになっている。加えて言うなら、開幕ゲームなどの動画の配信も行われている。
アイスホッケーとハンドボールでは、どちらが競技人口が多いのだろうか?ハンドボールは、チーム数は少ないものの、全国には小・中・高・大学・一般と地域に偏り無く散らばっている。アイスホッケーは、どうしても偏りを感じてしまうが・・・・。
具体的な数字はわからないが、例えばプレーオフの観客の集客数は、今日の釧路アリーナでも2600人程度だろう。駒沢で行う決勝とは、そう差はないはずだ。アイスホッケーはやはりNHLの存在が大きいのだろうか・・・。
ブンデスリーガでは、今シーズンの後半戦から有料のインターネット中継を始めた。80試合見放題で25ユーロ(約4000円)である。社会的な関心が高いから25ユーロでも配信する会社は十分利益があるんだろう。
アジアリーグも数試合であるがインターネットで見られる(無料)のだから、ハンドボールもインターネットで見られる時代は来ないものだろうか・・・。このままでは、いつまでたっても何も変わらないどころか、どんどん存在が小さくなってしまうのではないだろうか。