August 2010

August 16, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その8〜

12月30日(水)。

シュツットガルト駅を7時20分のICEで出発。インターシティー・シュツットガルトは完全に駅の一部になっているので、ホテルの出口をでたその瞬間、もう駅。ギリギリ行動派の自分にとっては、とっても都合がいい。朝早い出発だったので、ホテルの朝食をキャンセルし、駅のお店で朝食を調達。

シュツットガルトからハンブルグへ一気に北上。5時間の電車の旅だ。昨日のゲッピンゲンでの興奮がなかなか冷めないけれど、今日は、また新しい“世界”へと一歩、足を踏み入れる。

5時間経ってハンブルグに到着。駅から徒歩で数分の、マリティムホテル・ライヒショフに宿泊。カバンの中身が、段々重くなっているから、やっぱり駅そばのホテルが便利だ。そして、すぐにハンブルグの街中へ買い物に出動。カールシュタッドやアディダス・ハンブルグに立ち寄り、途中、ドーナツ(中にジャムが入ったベルリナー、うまい!)を買った。そして向かうは、カラーラインアリーナそばにできたHSVのファンショップ!!!

この間、行ったときはそのショップがパッと見つけられなくて、行ってこなかったんだけど、頼まれているお土産なんかもあるので、ここで購入しなければ・・・とS氏共々意気込んで出発。シュテリンゲン駅から寒さの中を歩いた。今日は、今回のドイツ滞在の中でも一番寒い日だ。寒いからカラーラインアリーナまでは少し長く感じた。30分ほど歩いてカラーラインアリーナに到着。アリーナの真裏にショップがあったのですぐに見つけられず、アリーナの周りをうろうろ。不審なアジア人数名・・・。

やっと発見。店の中に入ると、ハンブルグのアイスホッケーチーム「フリーザース」のグッズも。そしてハンドボールは・・・ん〜思っていたより商品少なっ!!ユニフォームもサイズはないし、選手の番号や名前もプリントできないって言うし・・・・小物をいくつかかって終了。やっぱり、ハンブルグは当日会場で買うしかないようだ・・・ホント、インターネットのショップも日本から利用できるようにして欲しいよなあ〜。


一旦ホテルに戻り、それから5時半のキール行きのREに乗る。


今日が最後の試合、そして今まで一度でいいから試合観戦してみたかったキール。正直、対戦相手がメルズンゲンだけに「いい試合」は期待できないけど、会場の雰囲気、そして世界でもトップを争うクラブをホームで一度、自分の目の前で見てみたかった。

過去、チケットを一度も手に入れることができずに観戦することできなかったけど、今年はニコラ・カラバテッチがいなくなったせいもあるのか(?)、対戦カードによってはチケットが売り出されていた。

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キールの場合、10250人入るシュパルカッセンアレナ・キールのほとんどがダオアーカルテン(シーズンシート)として売り出されているから、今までは数少ないアインツェル・カルテン(1試合のみのチケット)を手に入れようとしてもすぐに売り切れてしまっていた。



ハンブルグから約1時間15分ほどでキールに到着。
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急ぎ足でカールシュタットに向かう。その日は7時にお店が閉店だったらしく、数枚のユニフォームなどが置いてある小さなファンコーナーをさらっと見たらすぐに閉店時刻。すぐにアリーナへ向かう。

これまでにキールには一度、ぶらっと来てみたことがあったけどアリーナまで行ったことがなかった。グーグルマップで調べたら、カールシュタッドから少し歩いて左に曲がったところにアリーナがあることは分かっていた。

店から出てここを曲がるのかなあという交差点で、「アリーナ↑」の標識があった。この↑は、まっすぐ進むだよなあ〜と思いながら、曲がらずにまっすぐ進む。一本裏通りの買い物通りを歩いて進んだけど、標識の矢印とは同じ方向だ。
どのお店も年末ということもあるのか、7時閉店なのか、見事に閉まっているか、ちょうど今、閉店していますってところだった。しばらく進むと、カールシュタットスポーツが出現。ショーウインドウには・・・・さすがキール。マネキンにはキールのユニフォーム。
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ん・・・どこから曲がるんだ・・・と思いながら進んでいると明らかに違うところに来ちゃってるなあという場所を歩いていた。こんなに遠いはずはないし、駅からはそんなに離れてないはずなのに・・・


通りすがりの人に聞いてみたら、指さした方向が完全に戻らなければならない方向だった。

すかさず、さっき来た道を戻り歩き出す。「やばいなあ〜どこから左に曲がるんだろう・・・・」とちょっと焦っていたけど、こういうときは、そう「あの作戦!しかない。」

単純明快、「誰かについて行く作戦」だ。その時間、会場周辺には必ず試合を見に行く人が歩いている。サポーターは、シャールをしていたり何かしらのファングッズを持っているから、そういう人について行くというとても難易度の低い作戦だ。

すぐにターゲット発見。30代後半と思しき男性3人組。首にキールのシャールを巻いている。この人たちについて行けば、間違いない。怪しまれない程度に距離を保ち、完全に尾行。「さあ、進め進め。どんどん進め。」と思いながら歩いていると・・・途中、その3人組が通りにあるレストランをのぞき込み興味を持ち始めた。「おいおい、いいから進めよ〜。」とささやきながら、また歩き出して一安心。と思ったらやっぱり180度方向転換してお店の中に入っていった。

「お〜い!」

と突っ込みを入れたい気分満開ながら、ナビを失い立ちつくすアジア人3人組。しかし、レストランの中に入るわけにもいかないし、待っていることもできないし・・・・。とりあえずこの通りをまっすぐ行ってみよう!と思い再び歩き始めた。どう見ても地元の人しか知らないような細い道を歩く明らかに怪しい3人組。

「この道を行けばどうなるものか、行けばわかるさ」ってアントニオ猪木は言うけれど、この道を歩いていくとその先は・・・袋小路だった。

「えっ・・えええ。」

こまった。冷静になって辺りを見回すと・・・・右脇に上の道へとつながっていきそうな階段があった。この階段を上がるしかない!と思って上がってみると・・・・・そこに見えるは、シュパールカッセンアレナ・キール!!!!!!!!
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や〜っと到着して、アリーナの入り口へと続く階段を登る。「お〜とうとう来てしまったぜ〜。」と興奮を抑えながら中に入る。

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マッチデープログラムを手にして、まずはファンショップへ。おっ?でも全然混み合っていない。アリーナの通路にはたくさんの人で混み合っているにもかかわらず、ファンショップには2、3人しか並んでいない。ハンブルグやマグデブルグとは全く違うなあ〜と思いながら、ここぞとばかりに買い物。そして、クラブの子どもたちにお土産でシールを30枚!と伝えると驚いた顔をしながら、大げさに一生懸命シールの束の枚数を数える店員さん。最後にアウトグラムカルテン(サインカード)を注文すると、何とそれも30束数え始めた。えっ?注文してないけどなあ〜と思って見ていると、プレゼントだってガバッと袋の中に入れてくれた。
「Danke!」
と笑顔で袋をもらったものの・・・・なんまら(めちゃくちゃ)重いよ〜!


チケットを見ながら自分の席へ向かう。アリーナへの入り口付近に、またファンショップがある。なるほど〜いくつかショップがあるんだね〜。中にはいると、係の人が「あの辺だよ。」と席を指さしてくれた。

 コートサイド、前から8列目すぐ目の前にキールの選手たちがうろうろしている。

 ケガで離脱しているダニエル・ナルシス(フランス代表)のプレーが見られないのはホント残念。加えてキャプテンのマーカス・アルムも離脱

 でもでも、マグデブルグから移籍したドイツ代表のシュプレンガー、他にもドイツ代表では、左サイドのクライン、右バックのツアイツ。カラバテッチに代わるチームのエースは、チェコ代表のジヒャ。グンマースバッハから新加入のセルビア代表の大砲イリッチに、スウエーデン代表のルンドシュトレム、キム・アンダソン、GKのパリカ。他にもアイスランド代表のパルマルソンにノルウエー代表のルンド・・・・各国代表の選手ばかりで、まさしくスター軍団だ。

 いよいよ選手入場。
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キールの入場は、映像で何回か見たことあったけど・・・・まぶしい光が点滅して・・
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そこから、大きな炎とまぶしい光の中から・・・選手が走って入場
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とにかく素直にかっこいいし、興奮する。こういう演出もやっぱり世界一。

 試合は予想通り、キールの一方的な試合。今回見た試合の中では一番つまらない試合になってしまったんだけど、まあそれは予想通り。

ツアイツとシュプレンガーがボール無しのポジションチェンジ。
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2010-2011シーズン最優秀選手ジヒャの7Mスロー
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クライン(33)、パルマルソン(24)、イリッチ(31)
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とにかくキールの選手たち、世界一のクラブを目指す選手たちのプレーを目の前で見ることができたことがうれしい。

試合後、しばしヨーロッパ選手権によるブレイク、そして2009年最後の試合ということもあってか、選手・コーチたち、そしてベンチに入らなかった選手たちがコートに出て挨拶。挨拶しているのはキャプテンのアルム。ゲンツェルやナルシスも登場。
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試合後、どこの会場でもファンがフロアになだれ込むんだけど、選手たちもあいさつして、退場した後に出てこないし、観客もフロアや選手の出入り口付近にまあそれなりに固まっているんだけど、他の会場に比べると全然賑やかな感じじゃない。

あれ・・・サインや写真みたいな時間って、キールはスター軍団故にないのかなあ〜と思って、ぼ〜っとその光景を眺めていた。

 別にフロアに降りて行っちゃダメな訳ではないんだけど・・・

まあ、でもせっかく来たんだから、フロアに降りてアリーナをキールの雰囲気を感じてみようと思って降りていくと、クールダウンしに何人かの選手がコートに出てきた。

 おっ!このタイミングは、チャンスなのかなあ〜と思って様子を見ていると、何人かが選手を囲んでサインをもらっている。でも、明らかにこれまでの光景とは違うよな〜。写真はサインをするジヒャ。
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 そこに、クールダウンを終えたシュプレンガーがやって来た。
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 そして、ラッキー!フランス代表、世界でナンバー1のゴールキーパーと言っていいであろうオーメイエールが写真をOKしてくれた。
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 2009−2010シーズン、チャンピオンズリーグを制するのはちょっと厳しいかも・・・と思っていたけど、結局シウダーレアル、バルセロナを下し、世界一のクラブに輝いたキール。そのシーズンに「生キール」を見れたのは、本当にラッキーだった。

 その後は、再び駅へ。な〜んだ、こんなに近いんだ、駅まで。

 REで1時間かけてハンブルグのホテルに向かった。

 いよいよ、明日、帰国!(の予定だった・・・)

wunderbar_handball at 22:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)世界のハンドボールを探し求めて | ブンデスリーガ
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