March 19, 2007

プレーオフが終わって、考える。

 3月のこの時期は、プレーオフを行っているスポーツは多い。ハンドボールにバスケットボール、そしてアイスホッケー。
 昨年、一昨年と日本ハンドボールリーグの準決勝、決勝を観戦してきたが、今年は仕事の都合で東京までは観戦に行けずん〜残念だ・・・。その代わりといっては何だけど、地元ではアイスホッケーのアジアリーグ、プレーオフが開催されていたので、そちらを観戦。ハンドボールも面白いが、ガチンコ勝負のアイスホッケーも面白い。
 アイスホッケーの話はさておき、ハンドボールの日本リーグは男子が大同特殊鋼、女子はオムロンが優勝で幕を閉じた。大同はレギュラーリーグ、そしてプレーオフと一敗もせず完全優勝。また、2位以下も順位は変わらず、湧永製薬、大崎電気、トヨタ車体。女子も同様だった。
 
 試合結果は夜のNHKのスポーツニュースで取り上げられていたが、映像は無し。ん〜残念だ。民放のあるスポーツニュースでは、試合映像が数十秒流され大同の優勝が伝えられた。しかし、その程度である。
 そして何より残念なのが、試合経過が同時進行でわからないことだ。ドイツのブンデスリーガは、試合の進行と同時にスコアの経過がわかるし、クラブのホームページによっては、試合中の出来事毎に、その全てが同時に掲載され更新される。遠くドイツのこと、世界選手権やチャンピオンズリーグのことはリアルタイムでわかっても、この国のハンドボールの情報は、本当に手に入りにくい
 
 まあ、ブンデスリーガなどと比較するのは少しナンセンスかもしれないので、アイスホッケーのアジアリーグと比較しよう。アジアリーグのホームページでは、少しタイムラグはあるものの、得点経過が試合中に更新され、途中経過がわかるようになっている。加えて言うなら、開幕ゲームなどの動画の配信も行われている。

 アイスホッケーとハンドボールでは、どちらが競技人口が多いのだろうか?ハンドボールは、チーム数は少ないものの、全国には小・中・高・大学・一般と地域に偏り無く散らばっている。アイスホッケーは、どうしても偏りを感じてしまうが・・・・。
 具体的な数字はわからないが、例えばプレーオフの観客の集客数は、今日の釧路アリーナでも2600人程度だろう。駒沢で行う決勝とは、そう差はないはずだ。アイスホッケーはやはりNHLの存在が大きいのだろうか・・・。

 ブンデスリーガでは、今シーズンの後半戦から有料のインターネット中継を始めた。80試合見放題で25ユーロ(約4000円)である。社会的な関心が高いから25ユーロでも配信する会社は十分利益があるんだろう。
 
 アジアリーグも数試合であるがインターネットで見られる(無料)のだから、ハンドボールもインターネットで見られる時代は来ないものだろうか・・・。このままでは、いつまでたっても何も変わらないどころか、どんどん存在が小さくなってしまうのではないだろうか。

wunderbar_handball at 00:50│Comments(0)TrackBack(0)

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