August 04, 2007

インターハイ男子決勝を見て

 昨日はインターハイ男女の決勝をインターネット中継で見ていた。リアルタイムで試合を見られるなんて、それも高校生の試合なんだから・・・・。
 初の試みとアナウンサーの人が話してたし、素晴らしいとしか言いようがない・・・。高校生の大会でできるのだから、日本リーグなんかもできないものだろうか・・・。有料であっても、そう高額でなければ、需要はかなりあるはずだけどなあ。
 
 男子の決勝は、春の選抜大会と同じカードとなった。2回も同じ組み合わせになるのだから、この2チームの力は他のチームより抜きん出てるんだろう。
 
 前半が全くの五分で折り返す、白熱した試合で面白かった。加えて、両チームのカラーが対称的だった・・・。〈あくまでも個人的な感想。)これは、春の選抜大会の決勝を見たときも同じことを感じていた。紫水は個人の能力が優れているチーム。一方の北陸は、オフェンスのチーム的なまとまりが感じられているチーム。〈という個人的な印象。)
 「個人の能力」対「チームのまとまり」(もちろん、両チームとも個の能力もまとまりもあるんだけれど、色濃く出ている方、ということ。)。
 特にそれを感じるのは、6対6のオフェンス、シュートを放つ最終局面に現れていたと思う。紫水には大エースがいるものの、前半は少々不発気味。後半に入って爆発したが、その大エース以外の選手も含め、試合を通して、特にバックプレーヤーが作り出す最終局面は個人の能力をいかした「1対1」からのシュート、フィニッシュという形が6対6のオフェンスでは多かったように思う。
 一方の北陸は、大エースはいないものの、サイドの走りこみや、ポストの位置取りなど、6対6の最終局面は「2対1」の形が作られており、それが試合を通して見られていたことだ。
 
 実は、これは春の選抜大会のときから両チームに見られていたことだった。インターハイまでの数ヶ月間で、チームをどう伸ばしていくのか・・・・どんな変化や成長が見られるのか楽しみにしていたことだった。

 個人的な「ハンドボール観」としてだけど、単純に前者と後者のどちらが強いのかと言えば、現時点では後者の「2対1」の最終局面だと思っている。

 では、なぜ春の時点で北陸は紫水に勝てなかったのか?それは、最終局面までいけない、パスミスなどが多かった。そこを修正できれば、十分勝機はあるように思っていた。そして、紫水の個人の力が北陸を上回っていたんだろう。

 また、一人での攻撃はディフェンス側からしても的を絞りやすいのかもしれない。GKも同様に。紫水のシュートミスが目立ったのも、そのこと無関係ではないだろう。もちろん紫水のシュートが下手だなんてことはないし、北陸のGKの好守は賞賛に値する素晴らしいプレーだったように思う。
 ただ、「枠に行かない」→DFが優位な状況でシュートを打たせている、「GKにあたる」→GKが優位な状況、すぐにシューターを焦点を当てることができる、状況が生まれていたのではないだろうか・・・・。

 その点を踏まえてもう一度試合を振り返ると、前半6対6の攻めの場面で多くの点数を決めていたのは北陸であった。前半、両チームともに15点をとっているが、紫水は北陸のミスから速攻で点を取っていたのに対し、北陸はセットでディフェンスを崩して、そして2対1の最終局面を作り出して得点を重ねていた。もし、北陸のミスが少なくなったら・・・、後半の試合展開はある程度想像できるものだった。

 ん・・・、話は飛躍するが北陸の攻めは世界選手権のドイツに似てるかもしれない。世界選手権のドイツは、大会通じての得点ランキングでベスト10に入る選手はいない。サイドやポストの位置取りを変化させ、最終局面で2対1を作る戦術を徹底していた。それによって、出場した選手みんなが得点を取り、ある一選手に得点が固まることはなかった。一方で、スペインやクロアチアは、個人技で崩していくチームであるが、今回は成績が振るわなかった。

 ただ、これからの将来性を考えると紫水の選手たちは、楽しみかもしれない。きっと、10年後はこの中から代表に名前を連ねている選手が出るんだろうし。

 と、イチ・ハンドボール好きの、野球好きのオヤジがあ〜だこ〜だ言ってるのと変わらない感想です・・・

 



    
 


  

wunderbar_handball at 18:26│Comments(0)TrackBack(0)高校生の大会 

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