March 06, 2008

ファイナルだ!クレインズ+アジア正常化への道

 今日も、仕事終了後に釧路アリーナへ直行。昨日と違ってロースコアの展開になった。結局2−1でレギュラーリーグ1位のSEIBUを4位のクレインズが撃破チャンピオンの意地を見せてくれた。

 ファイナルの対戦相手は王子製紙。この組み合わせをここ数年祈っていたけど、ついに実現した。と、いうのは王子製紙のGKは友人だからである。どっちを応援しようか迷うけど、この年になって、まだ日本代表にも選ばれている彼を是非応援したいと思う。ん〜、楽しみだ。

 しかし、アイスホッケーのルールって、不思議だよなあ。選手がもみ合いになって、パンチをお見舞いなんてよくあるし、それが1発2発なら、「ラッフィング」っていうマイナーペナルティーの2分間退場ですんでしまうからだ。
 殴ってるんだぞ!他のスポーツではありえないことだ。もしハンドボールでもみ合いになり、殴ったらどうなるだろうか・・・・。「ラッフィング」っていうファールがあること自体、1発2発は2分でOKって認めてることになる。ボコボコに殴っても、選手生命を絶たれるなんてことはないし・・・。

 最近は見なくなったけど、そこまで殴るかっていうくらいボコボコ殴り合って、血だらけになり、ミスコンダクトで残り時間全て退場っていうのも見たことある。面白いのが、かつてリンクでボコボコに殴り合いしてた同士が今チームメートだったり。不思議なスポーツだ・・・。でもそこが面白かったりするんだけど。

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 ベースボールマガジン社の「コーチング・クリニック」の4月号が数日前に手元に届いた。もう何年も定期購読している雑誌だ。

 この雑誌が手元に届いたときに、真っ先に読むコラムがある。日本サッカー協会の顧問をしており、東大や日体大の名誉教授であり、前国立スポーツ科学センター長の浅見俊雄氏の「ボールの転がるままに」という連載だ。「なるほど〜」とうなずける鋭い切り口でスポーツの問題点などを取り上げて斬っているのが面白いからだ。

 ぱらぱらとページをめくり飛び込んできた写真は、何と代々木で行われた男子の日韓戦だった。「厳寒に熱い競技を見る」というテーマで、3分の2が中東の笛に関する氏の考え、サッカー界の仕組みとの違いなどが述べられていた。

 浅見氏によると、「私にとって全く不可解なのは、なぜ『中東の笛』が10年以上も続いていたというか、それに対して何も対応が取られなかったのかということについてである。(中略)私の属しているサッカー界からすれば、『中東の笛』やクウェートによる支配が長年放置されてきたことが全く理解できないのである。サッカー界にも賭けに絡む審判の買収やマフィアによる勝敗の操作は時にあったが、すぐに摘発されている。国際試合や日本国内のあるレベル以上の試合には、その試合の最高責任者としてのマッチコミッショナーと審判を評価する審判アセッサーが派遣されて、コミッショナーは試合全般の運営や両チームと審判のパフォーマンスについて報告する仕組みになっている。審判が明らかな笛を吹いたりすれば、その報告から協会や連盟が何らかの対処をすることになる。(中略)AHFの常任理事会の構成で、6人中3人がクウェート人というのも異常であるが、それを認めてきたメンバー国も何をしてきたのかといわざるを得ない。アジアのサッカーでも役員選挙などで金がモノをいう場面もずいぶん見てきたが、それでも1国に固まるようなことはないし、地域のバランスも取れている。
 これらのことはいずれもスポーツの存立にとって最も重要なフェアプレーの根幹にかかわることであるのだから、もっと早くから試合の外でも勇気を持って正義の戦いをすべきであった。『中東の笛』に悩まされながらもオリンピックや世界選手権に出場して世界レベルでもよい成績を挙げていた韓国が、今回は男女ともオリンピックへの出場権を失ったことから、日本とともに、というよりもより積極的にIHFに働きかけたことによって、今回の再戦への道が開けたといってもよいのだろう。「中東の笛」の証拠となるDVDを作成してIHFや各国協会に配布したのも韓国で、日本も同じような行動を取ったという報道はなかった。』

 その後、「よく知らないままに、私見を書きすぎてしまったが、」と述べた後に、代々木に駆けつけて男女の試合を観戦したことなどが書かれていた。最後に『日韓の連携によってアジアのハンドボール界の正常化への道を切り開くことを期待している。正義は強いはずである。』でハンドボールに関わる話題は終わっている。


 サッカーとハンドボールでは組織の仕組みや運営など、比較にならないであろう。サッカーだからこそ成立する事がらはたくさんあるはず。しかし、そのサッカーを見習って、取り入れるべきところや改善すべきところはたくさんあるはずだ。

 また、日本のアピールの仕方も弱いことにも言及しているだろう。なぜ、豊田の「韓国対クウェート」戦のみなのか・・・。「日本対クウェート」の永島選手に対するレッドカードは??なぜ配布したDVDは韓国の試合のみなんだ・・・。もっともっと、強く抗議してほしいかったと思っている人は多いはずである。

 2月に行われたアジア選手権兼世界選手権予選。IHFが大会を管理するという今までにない形で大会が開催された。日本や韓国にとって「中東の笛」は吹かれなかったようだし、日本が負けたのも現時点でのチーム力にたりない部分があるからだ。

 しかし、その大会終了後に、アジア予選の東西分離開催を協議する旨の報道が流れた。IHFの大会管理があるにもかかわらず、である。何かの理由があるからだ。


 例えば、「中東の笛」は完全に解消したのだろうか・・・。2月19日に書いた文の終わりに、審判割を記した。気になったのは、クウェート戦にまた、あのイランペアが起用されていることだった。それも、予選リーグ後に順位決定戦をボイコットして帰ってしまったバーレーン戦に、だ。さらにそのグループリーグに、イランが入っているにもかかわらずの割り当てだ。

 そのあたりのことは、「Hand in handball!」というハンドボール情報満載のブログに、Yukiさんが鋭い指摘をされているので是非読んでいただきたい(記事の紹介、リンクについては許可をいただいております。)


 まだまだ、正常化されたとは言いがたい状況にあるのだろう。可能であるならばやはり、分離せず中東の各チームとも対戦しながらアジアナンバーワンを決められるようになってほしい。

 ごく普通のことだと思うけど、その普通のことが国、文化が異なると難しくなるから結局、戦争は世界からなくならないんだろうなあ。

 


 


 








 

 

wunderbar_handball at 23:28│Comments(0)TrackBack(0)その他 

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