March 31, 2008

人生は第2希望で決まる。

Pokal2008



 昨夜のハンガリー対日本。前半途中までは何とか頑張れたものの、そこからは苦しい展開となってしまった。やはり素直に実力差を認めなければならない。

 ハンガリーは、オリンピックに出ることが目標ではないだろう。メダルを取ることが目的なはずだ。出ることは当たり前、のレベル。それに対して、オリンピックに出ることが目標のチームが勝負を挑んでも、やはり勝つ可能性は低くなるであろう。

 もちろん、32年も出ていないのだからメダル云々というのはおかしいかもしれないが、世界選手権への出場は果たしているのだから、少なくとも世界選手権12位以内に入ること、韓国と互角に戦えるくらいの実力をつけること、そしてオリンピックでの入賞を狙えるくらいになって、やっと、自分たちの実力で出場権を獲得できるんだろう。

 昨年亡くなった作曲家の阿久悠氏が「人生は第2希望で決まる」という名言を残したそうだ。なかなか的を得ているかもしれない。自分の中に響いた言葉だ。

 自分も高校生のころ北海道で1番になりたい、インターハイに出たいと思って練習してたけど、結局2位で終わり。目標にはあと一歩届かなかった。

 もちろん、日本代表とそんなショボイ自分の人生とは比べられないかもしれないけど、目標を達成するにあたって、その物事のレベルは関係ないように感じる。多くの場合、その目標に向かってジャンプしても、一歩手前に着地する。だから、より遠くに目標を設定し、真剣に努力を重ねなければならない。それでいても、一歩手前に着地することがほとんどなのだから・・・・。


 同じことは男子にも言えるかもしれない。「オリンピックに出たいんです・・・」と言っていても、確率は10%かもしれない。「オリンピックでメダルを取りたい」くらいで、「出場」は90%、「オリンピックで入賞」なら出場確率40%くらいかなあ。勝手な自分の「感じ」での数字だけど、どんなことでも自分の目標を達成するって難しいってことなんだろう。

 女子は、ロンドンに夢を持ち越し。男子には何とかロシアを打ち破るようなプレーを見せてほしいが・・・。


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 日曜日にはDHBポカールの決勝が行われ、THWキールがHSVハンブルグに勝利し、まずは今季の1冠を確定させた。キールのHPには、ドイツ代表の「プロジェクトゴールド」ならぬ、「プロジェクト3冠保持」なんていう文字も躍る。現在ブンデスリーガでも首位、そしてチャンピオンズリーグでも準決勝まで駒を進めている。2年連続3冠獲得なんてしちゃったら、とんでもないことだ。


 あと一歩のところで涙を飲んだHSV。ユンが10得点(うち7Mが3点。)と大暴れ。前半はリードして折り返したものの、後半の立ち上がりに失敗してしまった。 この悔しさをチャンピオンズリーグに持ち込んで、是非シウダーレアルを撃破して、2年連続ブンデスリーガチーム同士の決勝戦で白熱した試合を見せてほしい。

 

 

 
 


wunderbar_handball at 23:56│Comments(0)TrackBack(0) 各国代表 | ブンデスリーガ

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