January 15, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その2〜

 12月25日(金)。

 その日は祝日。ドイツはクリスマスで25日(金)と26日(土)が祝日。おまけに27日が日曜日だったので、買い物は飲食以外のお店は基本的に全てお休み。3連休だから街も閑散としている。日曜日でも、祝日でも、そして正月でも人が集まって商売している日本とは違い、「休むときは休む。」というメリハリがいいと思う。


 11時19分発、ライプチヒ行きのICE(新幹線)に乗る。前日のうちに座席を予約しておいたので、安心して乗車。28号車の72番席を探して座る。そこから3時間20分の旅。ふと携帯を見るとバッテリーの残量が残り1個に・・・ホテルに着いたら充電しないと・・・。

 14時46分にライプチヒ中央駅に到着。旧東ドイツのこの地域、ザクセンアンハルト州の名物ソーセージ、チューリンガーのお店、お店・・・が〜ん、閉まってる

 お昼ご飯として食べようと思っていた、チューリンガーのこのお店が閉まっていた。がっかりだ。ドイツの駅の中でも大きいショッピングモールがあるこの駅も、飲食店以外は閉まっているし、飲食店でも閉まってる店がある・・・クリスマスだからしょうがないか・・・

 
 駅から徒歩で、ホテルへ。徒歩5〜7分で到着。ライプチヒで2泊するホテルは、「ウエスティン・ライプチヒ」。日系企業がこのホテルに関係しているらしく、ロビーの至る所に「日本」が意識されているデザイン。レストランも日本食「大和(YAMATO)」が入っている。ライプチヒに来たときは、このホテルに泊まるけど、一度もこの日本食レストランで食べたことがない。お品書きを見るとかなり高くて、うどんや鶏の唐揚げも日本円で1000円超えちゃう値段。ドイツに来てわざわざ日本食食べなくても・・・という思いと、どんなもんか食べてみたい・・・という思いと、いつも迷うけど、結局食べないで終わっちゃう。


 チェックインすると23階の部屋。24階までのホテルだから、眺めのいい部屋だ。おまけに、部屋はメチャクチャきれい。こんなにきれいだったかなあ〜、まあ、きれいなホテルなのは分かって泊まっているんだけれど、ここまできれいでオシャレなかんじだったっけ?と、部屋で一人興奮していた。こんな部屋が、昨日宿泊したフランクフルトのホテルと値段が同じだなんて・・・・やっぱり旧東と西の経済格差なんだろうか・・・。

部屋から見える町並み↓
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 今日はこれからどうしようか・・・まだ、時間あるし、よし、ドレスデンまで行ってみよう!と思いつきで行動開始。再びホテルを出発し、ドレスデンまで新幹線で移動。駅前から、教会方面へ歩く。いや〜寒い。当然5時くらいならもう真っ暗で、ポイントになる場所をさ〜っと見ながら、すぐに駅まで戻ってきた。帰りは、電車の中でうとうと。まだ、時差ボケ。そうだよなあ〜今頃日本は真夜中で、3時とか4時なんだから・・・。眠い。


 ライプチヒの駅に着いて、夜ご飯をどうしようか考えた。マックにしようか・・・でもマックじゃつまらないから、アジアンフードのお店がやっていたので、そこに飛び込んだ。確か「Asian-Fu(アジアン・フー)」っていうお店で、「カンフー」と「アジアンフード」の言葉の響きを意識したのかな?

 ドイツではホテルの朝食なんかでもほとんど、野菜を食べることが難しい。せいぜい、トマトとキュウリがあるくらいで、生野菜なんかほとんど食べられない。スーパーへ行けば、もちろん野菜は売ってるけど、普通に旅行していれば、野菜を食べる機会はほぼない。それが、このお店ではたっぷりの野菜炒めとヤキソバみたいなものが食べられる。テイクアウトでホテルに持ち帰って食べてみると、かなりのボリュームだ。これは「ヘーンヒェン(鳥)・ヤキ」っていうメニュー。「焼き」って日本語がそのまま使われてた。その他にも「トーキョーヤキ」とか「スキヤキ」もあった。このインチキ臭い感じががまたいいね〜。日本人だって、ソーセージをフランクフルトって言って食べてるんだから、同じようなもんだ。
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 このときプチトラブル第一弾発生。携帯電話を充電しようと変圧器を取り出して、充電すると・・・全く反応がない。あれ?おかしいなあ〜。結局、その変圧器が壊れてた。やばい、充電できないよ〜急に音信不通になったら、心配する人出てきちゃうデジカメやビデオカメラは、アダプタープラグを先に差して、普通に充電できるけど、携帯電話は完全に日本国内用になっているから、ドイツの電圧(220V)じゃ充電できない。やばい、困った・・・・。



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12月26日(土)。

 ウエスティンのおいしい朝食のあと、ライプチヒの街中を散歩。1時間半ほどぶらぶらしてみた。お〜久しぶり〜と思いながら、東西ドイツ統一20周年の記念すべきこの年に、ベルリンの壁崩壊のきっかけになったデモが起こったライプチヒの広場に立つ。石畳の街を歩きながら、教会の鐘が鳴ったりするとドイツに来たなあってって改めて感じたりする。


 ホテルに戻り、休憩したあと、いよいよマグデブルグへ。15時から行われるSCマグデブルグ対GWDミンデンの試合が今回の1試合目。試合開始から1時間半前に会場に入って雰囲気を楽しむのがいつものパターンなので、逆算してライプチヒからは11時40分発のICで出発。約1時間20分でマグデブルグだ。


 マグデブルグに到着するなり、トイレに行きたくて駅の中をぐるぐる。矢印の通り歩いていくと、なぜかさっき来たところに戻ってきた。やっと見つけて入ろうとすると、回転式の柵が入り口にあって、有料トイレだった。こんな時に限って、有料トイレだし、おまけに、お金をどこに入れて、どうやって回して入っていくんだ?と限界ちょっと手前の自分とトイレの入り口との戦い。たまたま女子トイレの前で立っていたおばちゃんが、ここにお金入れて、ここを押すんだよって教えてくれた。う〜っ助かりました〜

 駅を出て体育館へは歩いて向かう。ちょうど30分ほど歩くとマグデブルグのホームアリーナ、ベルデランドハレ。街を抜け、エルベ川を渡り、しばらくすると、大きな建物がど〜んと見えてくる。


 実はこの試合、チケットをインターネットで注文したんだけど、今回見る4試合で唯一チケットを持たないで試合会場に来た。チケット会社から、「日本に送って何度も送り返されてきたことがあるので、チケットは6番入場口のセキュリティースタッフに渡しておく。だから、名前とチケット番号を伝えて、もらって入ってくれ。」メールで連絡が来た。

 いつもは注文してから約1週間でチケットが届く。12月に入ってから一般にチケットが販売された試合なので、発売されてすぐに注文したから、試合当日まで余裕があったんだけど、気を利かしてくれたのか、そのような受け渡しになった。

 ちょっと不安な気持ちもありながら、6番入場口のいかつい、大きなセキュリティースタッフに声をかけてみた。最初は、怖い顔だったけど、話してる内容が伝わると急に笑顔になりジャンパーの内ポケットから封筒に入ったチケットの束を取り出した。名前をゆっくり伝え、束の一番下に封筒を渡してくれた。「ここから入りな〜楽しんでな〜って。」って声をかけてくれた。


 この6番入場口から入る人はわずかで、一般の入場口はまだ開場されていなかった。体育館に入ってみると、両チームの選手たちは体を動かしてコートにいた。すぐにマッチデープログラム(マグデブルグは有料で1ユーロ。他は無料が多い。)を買った。
 
 関係者以外、まだ人がいない状況で入れたので、あとで混み合うであろう、ファンショップへ向かう。

 友人から頼まれていたユニフォーム(ドイツ語でトリコー/Trikot)も含め、たくさん買い物すると店のおばちゃんがメチャクチャびくりしてた。たくさん買ってくれたからって、ピンバッチやボールペン、シールやミニポスターなどサービスで袋にどかっと入れてくれた。人が入ってからだと、店はとにかく混み合うので、例えば「Mサイズのホームのユニフォームに、13番でソイアーカオフの名前をプリントして。」とかって注文するのは、それが何枚もあるととにかくそれを伝えるのが大変。でも今回は、人がいなくておばちゃんとちょっとした会話なんかもしながら、買い物できたのでラッキー。ブンデスリーガを見に行くと、この時間も大きな楽しみの1つだ。


 自分の席に行き、選手たちが動いているところを見る。

 
 ん〜マグデブルグ、前からいるメンバーが少なくなっちゃったなあと改めて感じてしまう。年々スター選手が流出してしまい、逆によく18チーム中10位くらいで頑張っているよなあ〜と思っちゃう。唯一明るい話題といえば、ソイアーカオフが代表に招集されたことくらいか。

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 ぼけちゃったけど、珍しく試合前のトスの場面。いつも気がつかないのか、初めて見た気がする。試合の30分前。これが終わってから、両チームとも、チームみんなでアップが始まる。黒がミンデンの左腕エース、シェップスマイヤー。右がマグデブルグのファン・オルフェン(オランダ代表)。

 選手が入場。この入場シーンが、どの会場でもそうだけど、ハンドボール選手かっこいい!と思える演出があって興奮する瞬間だ。会場ごとに演出が違ってまたそれも楽しい。

 観客席が埋まってはいるものの、よく見ると結構空席が目立つ。ゴール裏もベンチがよ〜く見えちゃう。今までこの時期に来たときは、ほぼ満員の8000人が入っていたのに、今回は4300人。チームの人気が落ちているのは、一目瞭然だった。相手がミンデンでも、それは関係ないだろう。休日の娯楽として、ハンドボールを見に行くのがファンの楽しみなはずだから、確実にマグデブルグは低迷しつつある。

 試合の方は、マグデブルグのファンをヤキモキさせるパスミスや凡ミスとミンデンのシェップスマイヤーを素晴らしいロングシュートが炸裂して、もつれる展開に。

 マグデブルグのセンター、テーネゼンはかなり腹出てきたけど(人のこと言えないけど・・・)、相変わらずステップシュートとステップシュートモーションからポストに落とすパスは上手いよな〜。マグデブルグのポストは、ソイアーカオフじゃなくてポーランド代表のユレツキー。写真はファン・オルフェンが飛び込んだシーン。
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 試合は、後半に入ってもミンデンに食いつかれるけど、最後は突き放してマグデブルグの勝利。ミンデンのシェップスマイヤー、ラインネッカーのミューラーよりいいと思うんだけどなあ〜代表に入れればいいのに。


 タイムアウトのワンシーン
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 試合後の様子。こちらは、後半から出場していた、ソイアーカオフ。サポーターから、代表がらのシャール(マフラー)をプレゼントしてもらっていた。
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 インタビューを受ける、ルイェスキー。バジラキスがメルズンゲンに移籍したあと、頑張ってるね〜5年前はほとんど出番がなかったけど、今は主力で、かなりプレーも成長してる。
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 サインに応じる、ポーランド代表のユレツキー。

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 帰りも駅まで徒歩。ライプチヒ行きの電車が来るまででしばらく駅で待った。


 ブンデスリーガで初めてチャンピオンズリーグを制したマグデブルグの面影は今はないかもしれない・・・・。きっと、ソイアーカオフも移籍していくだろう。もしかしたレムゴって話もあるみたい。リーグ唯一の、旧東ドイツの伝統あるチームには、頑張って欲しいんだけどなあ〜と思いながら待ってた。


 この日も、結局「ヘーヒェン・ヤキ」を持ち帰り、ホテルで食べる。結構はまった。


 携帯の充電は結局できなかった。ホテルのフロントに話してみても、変圧器じゃなくてアダプターを持ってきて、変圧器だって言い張るし・・・いや〜困った



wunderbar_handball at 23:58│Comments(1)TrackBack(0)世界のハンドボールを探し求めて | ブンデスリーガ

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この記事へのコメント

1. Posted by ハンド愛好家   January 21, 2010 07:56
 早くその3お願いします。なまらおもしろいですわ

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