ブンデスリーガ

August 16, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その8〜

12月30日(水)。

シュツットガルト駅を7時20分のICEで出発。インターシティー・シュツットガルトは完全に駅の一部になっているので、ホテルの出口をでたその瞬間、もう駅。ギリギリ行動派の自分にとっては、とっても都合がいい。朝早い出発だったので、ホテルの朝食をキャンセルし、駅のお店で朝食を調達。

シュツットガルトからハンブルグへ一気に北上。5時間の電車の旅だ。昨日のゲッピンゲンでの興奮がなかなか冷めないけれど、今日は、また新しい“世界”へと一歩、足を踏み入れる。

5時間経ってハンブルグに到着。駅から徒歩で数分の、マリティムホテル・ライヒショフに宿泊。カバンの中身が、段々重くなっているから、やっぱり駅そばのホテルが便利だ。そして、すぐにハンブルグの街中へ買い物に出動。カールシュタッドやアディダス・ハンブルグに立ち寄り、途中、ドーナツ(中にジャムが入ったベルリナー、うまい!)を買った。そして向かうは、カラーラインアリーナそばにできたHSVのファンショップ!!!

この間、行ったときはそのショップがパッと見つけられなくて、行ってこなかったんだけど、頼まれているお土産なんかもあるので、ここで購入しなければ・・・とS氏共々意気込んで出発。シュテリンゲン駅から寒さの中を歩いた。今日は、今回のドイツ滞在の中でも一番寒い日だ。寒いからカラーラインアリーナまでは少し長く感じた。30分ほど歩いてカラーラインアリーナに到着。アリーナの真裏にショップがあったのですぐに見つけられず、アリーナの周りをうろうろ。不審なアジア人数名・・・。

やっと発見。店の中に入ると、ハンブルグのアイスホッケーチーム「フリーザース」のグッズも。そしてハンドボールは・・・ん〜思っていたより商品少なっ!!ユニフォームもサイズはないし、選手の番号や名前もプリントできないって言うし・・・・小物をいくつかかって終了。やっぱり、ハンブルグは当日会場で買うしかないようだ・・・ホント、インターネットのショップも日本から利用できるようにして欲しいよなあ〜。


一旦ホテルに戻り、それから5時半のキール行きのREに乗る。


今日が最後の試合、そして今まで一度でいいから試合観戦してみたかったキール。正直、対戦相手がメルズンゲンだけに「いい試合」は期待できないけど、会場の雰囲気、そして世界でもトップを争うクラブをホームで一度、自分の目の前で見てみたかった。

過去、チケットを一度も手に入れることができずに観戦することできなかったけど、今年はニコラ・カラバテッチがいなくなったせいもあるのか(?)、対戦カードによってはチケットが売り出されていた。

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キールの場合、10250人入るシュパルカッセンアレナ・キールのほとんどがダオアーカルテン(シーズンシート)として売り出されているから、今までは数少ないアインツェル・カルテン(1試合のみのチケット)を手に入れようとしてもすぐに売り切れてしまっていた。



ハンブルグから約1時間15分ほどでキールに到着。
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急ぎ足でカールシュタットに向かう。その日は7時にお店が閉店だったらしく、数枚のユニフォームなどが置いてある小さなファンコーナーをさらっと見たらすぐに閉店時刻。すぐにアリーナへ向かう。

これまでにキールには一度、ぶらっと来てみたことがあったけどアリーナまで行ったことがなかった。グーグルマップで調べたら、カールシュタッドから少し歩いて左に曲がったところにアリーナがあることは分かっていた。

店から出てここを曲がるのかなあという交差点で、「アリーナ↑」の標識があった。この↑は、まっすぐ進むだよなあ〜と思いながら、曲がらずにまっすぐ進む。一本裏通りの買い物通りを歩いて進んだけど、標識の矢印とは同じ方向だ。
どのお店も年末ということもあるのか、7時閉店なのか、見事に閉まっているか、ちょうど今、閉店していますってところだった。しばらく進むと、カールシュタットスポーツが出現。ショーウインドウには・・・・さすがキール。マネキンにはキールのユニフォーム。
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ん・・・どこから曲がるんだ・・・と思いながら進んでいると明らかに違うところに来ちゃってるなあという場所を歩いていた。こんなに遠いはずはないし、駅からはそんなに離れてないはずなのに・・・


通りすがりの人に聞いてみたら、指さした方向が完全に戻らなければならない方向だった。

すかさず、さっき来た道を戻り歩き出す。「やばいなあ〜どこから左に曲がるんだろう・・・・」とちょっと焦っていたけど、こういうときは、そう「あの作戦!しかない。」

単純明快、「誰かについて行く作戦」だ。その時間、会場周辺には必ず試合を見に行く人が歩いている。サポーターは、シャールをしていたり何かしらのファングッズを持っているから、そういう人について行くというとても難易度の低い作戦だ。

すぐにターゲット発見。30代後半と思しき男性3人組。首にキールのシャールを巻いている。この人たちについて行けば、間違いない。怪しまれない程度に距離を保ち、完全に尾行。「さあ、進め進め。どんどん進め。」と思いながら歩いていると・・・途中、その3人組が通りにあるレストランをのぞき込み興味を持ち始めた。「おいおい、いいから進めよ〜。」とささやきながら、また歩き出して一安心。と思ったらやっぱり180度方向転換してお店の中に入っていった。

「お〜い!」

と突っ込みを入れたい気分満開ながら、ナビを失い立ちつくすアジア人3人組。しかし、レストランの中に入るわけにもいかないし、待っていることもできないし・・・・。とりあえずこの通りをまっすぐ行ってみよう!と思い再び歩き始めた。どう見ても地元の人しか知らないような細い道を歩く明らかに怪しい3人組。

「この道を行けばどうなるものか、行けばわかるさ」ってアントニオ猪木は言うけれど、この道を歩いていくとその先は・・・袋小路だった。

「えっ・・えええ。」

こまった。冷静になって辺りを見回すと・・・・右脇に上の道へとつながっていきそうな階段があった。この階段を上がるしかない!と思って上がってみると・・・・・そこに見えるは、シュパールカッセンアレナ・キール!!!!!!!!
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や〜っと到着して、アリーナの入り口へと続く階段を登る。「お〜とうとう来てしまったぜ〜。」と興奮を抑えながら中に入る。

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マッチデープログラムを手にして、まずはファンショップへ。おっ?でも全然混み合っていない。アリーナの通路にはたくさんの人で混み合っているにもかかわらず、ファンショップには2、3人しか並んでいない。ハンブルグやマグデブルグとは全く違うなあ〜と思いながら、ここぞとばかりに買い物。そして、クラブの子どもたちにお土産でシールを30枚!と伝えると驚いた顔をしながら、大げさに一生懸命シールの束の枚数を数える店員さん。最後にアウトグラムカルテン(サインカード)を注文すると、何とそれも30束数え始めた。えっ?注文してないけどなあ〜と思って見ていると、プレゼントだってガバッと袋の中に入れてくれた。
「Danke!」
と笑顔で袋をもらったものの・・・・なんまら(めちゃくちゃ)重いよ〜!


チケットを見ながら自分の席へ向かう。アリーナへの入り口付近に、またファンショップがある。なるほど〜いくつかショップがあるんだね〜。中にはいると、係の人が「あの辺だよ。」と席を指さしてくれた。

 コートサイド、前から8列目すぐ目の前にキールの選手たちがうろうろしている。

 ケガで離脱しているダニエル・ナルシス(フランス代表)のプレーが見られないのはホント残念。加えてキャプテンのマーカス・アルムも離脱

 でもでも、マグデブルグから移籍したドイツ代表のシュプレンガー、他にもドイツ代表では、左サイドのクライン、右バックのツアイツ。カラバテッチに代わるチームのエースは、チェコ代表のジヒャ。グンマースバッハから新加入のセルビア代表の大砲イリッチに、スウエーデン代表のルンドシュトレム、キム・アンダソン、GKのパリカ。他にもアイスランド代表のパルマルソンにノルウエー代表のルンド・・・・各国代表の選手ばかりで、まさしくスター軍団だ。

 いよいよ選手入場。
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キールの入場は、映像で何回か見たことあったけど・・・・まぶしい光が点滅して・・
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そこから、大きな炎とまぶしい光の中から・・・選手が走って入場
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とにかく素直にかっこいいし、興奮する。こういう演出もやっぱり世界一。

 試合は予想通り、キールの一方的な試合。今回見た試合の中では一番つまらない試合になってしまったんだけど、まあそれは予想通り。

ツアイツとシュプレンガーがボール無しのポジションチェンジ。
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2010-2011シーズン最優秀選手ジヒャの7Mスロー
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クライン(33)、パルマルソン(24)、イリッチ(31)
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とにかくキールの選手たち、世界一のクラブを目指す選手たちのプレーを目の前で見ることができたことがうれしい。

試合後、しばしヨーロッパ選手権によるブレイク、そして2009年最後の試合ということもあってか、選手・コーチたち、そしてベンチに入らなかった選手たちがコートに出て挨拶。挨拶しているのはキャプテンのアルム。ゲンツェルやナルシスも登場。
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試合後、どこの会場でもファンがフロアになだれ込むんだけど、選手たちもあいさつして、退場した後に出てこないし、観客もフロアや選手の出入り口付近にまあそれなりに固まっているんだけど、他の会場に比べると全然賑やかな感じじゃない。

あれ・・・サインや写真みたいな時間って、キールはスター軍団故にないのかなあ〜と思って、ぼ〜っとその光景を眺めていた。

 別にフロアに降りて行っちゃダメな訳ではないんだけど・・・

まあ、でもせっかく来たんだから、フロアに降りてアリーナをキールの雰囲気を感じてみようと思って降りていくと、クールダウンしに何人かの選手がコートに出てきた。

 おっ!このタイミングは、チャンスなのかなあ〜と思って様子を見ていると、何人かが選手を囲んでサインをもらっている。でも、明らかにこれまでの光景とは違うよな〜。写真はサインをするジヒャ。
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 そこに、クールダウンを終えたシュプレンガーがやって来た。
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 そして、ラッキー!フランス代表、世界でナンバー1のゴールキーパーと言っていいであろうオーメイエールが写真をOKしてくれた。
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 2009−2010シーズン、チャンピオンズリーグを制するのはちょっと厳しいかも・・・と思っていたけど、結局シウダーレアル、バルセロナを下し、世界一のクラブに輝いたキール。そのシーズンに「生キール」を見れたのは、本当にラッキーだった。

 その後は、再び駅へ。な〜んだ、こんなに近いんだ、駅まで。

 REで1時間かけてハンブルグのホテルに向かった。

 いよいよ、明日、帰国!(の予定だった・・・)

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February 25, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その7〜

(前回の続きつづき)

EWSアリーナに向かう車の中で、新聞の取材があることをアレックスから告げられ、ちょっと落ち着かない感じの自分。日本でも個人の取材なんて一度もないのに・・・うまく答えられるかなあ〜。そう、事務所に行ったときにクーンルさんが言っていた「リトルサプライズ」の一つ目だった。


 数分後にアリーナに到着。正面の入り口からアリーナに入る。入場口でチケットを確認する女性にアレックスが話しかける。
「今日の試合を見に、彼ら日本から来たのよ。」
「え〜っ!本当に!フレンスブルグの応援に来たの?」
「違う違う。ゲッピンゲンよ。」
「!」(びっくり顔)


中にはいると、地元の20歳前後くらいの選手たちが練習をしていた。ちょうどゲームを行っている。試合開始までまだ1時間半近くあるから観客はまばらだけど、ハンドボール好きの人たちはそんな若手の練習を真剣に見ている。


 アレックスについて行くと、既に新聞記者とカメラマンが到着していた。挨拶して、いくつか質問を受けてた。ゆっくりな英語で話してくれているので何とか、むこうが聞きたいことがわかった。

 そのそばで、若い女性とおじさんが笑顔でそんな様子を眺めていた。すると、その女性が手に持っていたマッチデープログラムをこっちの方に笑顔で差し出してきた。ふとそれを見ると・・・何と・・・そのページに「自分」が記事となって、写真入りで紹介されている!!以前、アレックスから写真を送ってくれと頼まれ、その送った写真が2枚掲載されていたのだ。

「何これ〜!まあじ〜っ!!」

驚いている様子を見て、けたけた笑っているアレックス。そう、これが二つ目のサプライズだった。

 そこに先ほど事務所で会ったクーンルさんも加わり、アレックス、そして我々3人を新聞社のカメラマンが撮影。

 
 取材に来た新聞記者さん↓
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そしてその新聞記事(初の顔出し!)


 そこからクーンルさんがガイドとなって、8月末にオープンしたばかりのEWSアリーナを案内してくれた。新聞記者の彼女も一緒に歩きながら、さらに質問された。
「なぜゲッピンゲンなの?レムゴやキール、ハンブルグじゃないの?」

実は車の中でアレックスにも聞かれた質問だった。英語で答えるも難しくて、全くうまく答えられない・・・。そのときは、適当な答えが見つけられなくて、困ってしまった。ただ、初めてライブでブンデスリーガを見たのがハンブルグ対ゲッピンゲンだったことを話してみたり・・・・でも、自分でもうまく質問に答えられてないなあと思ったし、向こうも納得できる答えではなかっただろう。

 日本に帰ってきてからアレックスには改めて文字で質問に答え直そうと思った。ここ数年、ゲッピンゲンの選手たちはドイツ人が多く、ドイツ人以外の国籍の選手で世界選手権の上位の国の選手が少ないにもかかわらず、キールやハンブルグ、レムゴと好勝負を繰り広げるチームなのがとても魅力的だってことを。今シーズンはハースとカウフマンのドイツ代表2人が加わってさらにチーム力がアップしたけど、その前のシーズンも地味なチームながら常にリーグの順位は半分よりも上にいるチームだ。フレンスブルグやラインネッカー、キールにフレンスブルグみたいな、どこの国のクラブチームだかわからないような選手の集め方をしないのもいい・・・本当はそんなことをきちんと英語で話せるとよかったんだろうなあ。



 クーンルさんに案内されて、まずはカンファレンスルーム。試合後に記者会見が行われる部屋。何の試合かは分からなかったけど、HCライプチヒの女子の試合の映像が流れていた。
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そこから反対側を見下ろすと、サブアリーナがVIPルーム会場に変わっている。
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30秒ごとに広告が自動的に変わることや昨シーズン使っていたシュツットガルトのポルシェアリーナは、ゲッピンゲンの町の人口(約5万人)を考えると収容人数、建物が大きすぎることなどをクーンルさんがていねに説明しながらアリーナの中をあちこち案内してくれた。


下へ降りて、選手たちの控え室とアリーナをつなぐ通路。試合開始が徐々に迫り、様々なスタッフたちがそれぞれの仕事をしている。
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そこからアリーナのフロアの方へ歩いていくと、まだ若手選手たちの練習は続いていた。クーンルさんの話では、彼らはゲッピンゲンのハンドボールアカデミーに所属する選手たちで、16〜18歳、レフェリーが20歳だそうだ。将来、トップチームでのプレー目指して選手を育てているようだ。
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彼らの練習を何人かのゲッピンゲンの選手たちが眺めている。すると、オーペイア、カウフマン、シュヴァイカールトなどなどゲッピンゲンの顔とも言える選手たちがフロアに入ってきた。そこで試合前にもかかわらず、彼らと記念撮影。とても穏やかな笑顔で応じてくれた。



アカデミーの選手たちも、トップの選手たちやお客さんたちが自分たちを見ている中でプレーし、多くの「肥えた目」の中で練習を重ねるのだから上手くなるよなあ。
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 ゲッピンゲンの「顔」的な選手、オーペイアがすぐ目の前にいて、「今、サインもらっていいかなあ。それともゲームの後の方がいい?」ってアレックスや新聞記者さんに聞いたら、「今の方がベターだね。」って2人そろって言うので、図々しく持っていたユニフォームにサインをもらいに動いた。でも、ちょっと勇気が必要だったのは、そのオーペイアがカウフマンの向こう側に座っていて、カウフマンの前を素通りしてオーペイアに声をかけなければならなかったからだ。現在ブンデスリーガで得点王、ドイツ代表の左バックプレイヤーの前を素通りして、隣の選手にサインもらうのが何か気が引ける・・・と、きっとそんなことなんかぜ〜んぜん気にもしていないであろうカウフマンを目の前にして、ここぞとばかりに「小心者」ぶり発揮。「ついで」にもらうのも失礼だしなあ、と思ってオーペイアのところまで行ってサインをお願いした。

いつも思うけど、サインを求めると嫌な顔することなく、優しく丁寧に対応してくれることに感心してしまう。オーペイアは見た目がとてもイカツイ感じだけど、凄く優しく対応してくれた。



アカデミーの選手たちの練習が終了し、選手たちが各々ボールを使いながら、体を動かし始めた。

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しばらく、コートの脇で選手たちを眺め後は、ファンショップで仕事があるアレックスたちと別れて、自分の席に座ってウォーミングアップを見ていた。喉が渇いたのでコーラを買いに席から上に上がっていくと、もうファンで結構混み合っている。
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コーラを買った後、ついでにブレッツェルも買って席に戻る。選手がアップしているところを眺めていると、コートの向こう側からアレックスが会場のMCさんと一緒にこちらに向かって歩いてくる。アレックスがこっちに向かって手を振っているので、手を振り返すとその「みのもんた」っぽい(←勝手な自分の印象)MCさんが、こっちへ来いと呼んでいる。コートへ降りていくと、その「みのもんた」が、

「英語かドイツ語しゃべれるのか?」
「ほんの少しだけですけど・・・」
「そうか・・・会場のみんなに君のことを紹介するよ。」
「えっ!でも英語もドイツ語も話せないよ・・・」(横で笑ってるアレックス。)
「大丈夫、オレが名前を紹介するから、そしたらあっち側とこっち側に挨拶してくれればいいから。」
「わかりました。」
「試合開始10分前になったら紹介するから、合図を出したらここまで降りてきてくれよ。」
「OK」


ってな訳で、これが3つ目のサプライズだった。

試合開始時間が少しずつ近づいてきた。選手たちのアップを夢中になって見ていたので、気がつけば観客席がびっしり人で埋まっている・・・。
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「同じ緑だからってここでマグデブルグのユニ着て降りていったら、間違いなく殺されちゃうね。」何てS氏と冗談なんか話していた。

そろそろ時間だ・・・すると「みのもんた」(完全に勝手にそう呼んでた。)がこっちに向かって合図を出した。


下に降りていき、選手たちがアップしているのをすぐ目の前で見ていた。そして、ドイツ語で何を言っているかはわからなかったけど、「日本から来た・・・」(そこだけわかった)って観衆の前で紹介されちゃって・・・

「誰よおまえ。」的な空気がないわけでもない中、口を開けながら手を振る自分(バカっぽい感じになっちゃいました・・・)。「こんな体験そうできないよなあ〜。」なんて思いながら、ぐるりと会場を見渡し、貴重な瞬間を味わった。

いや〜あの手この手で思い出をプレゼントしてくれたアレックスには本当に感謝だ。

いよいよ、試合開始が近づき、選手たちが入場。ブンデスリーガの楽しい瞬間の1つが「選手の入場」。この瞬間が、一気にテンションを高める。ゲッピンゲン名物のたいまつの中を選手が入場。日本の体育館なら、消防法がどうだこうだ、という話になりそうな感じだけど、こっちじゃ関係ないね。

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さっきのみのもんたが、名前を呼び、観客全員が苗字を叫ぶ。そして選手が子どもたちに導かれ走りながら入場する。


会場は超満員。

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アレックスが言っていたように、やっぱりここはゲッピンゲンサポーターたちのど真ん中。すぐ後ろでは、おじさんが小太鼓たたいて応援している。
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 試合が始まり、何と何とゲッピンゲンがフレンスブルグを圧倒し、立ち上がり7,8分で5−0という一方的なスコアになる。フレンスブルグは早い段階でタイムアウトを請求という意外な展開だった。でも審判はライヒル、プラングペア。このペアが吹く試合を今まで何試合か見てきたけど、ま〜ず、彼らのジャッジする試合は8割方もつれる。何かが起こる。え〜って場面が必ずある。

 案の定、そのままの展開にはならず、前半はリードするものの、後半の残り10分にフレンスブルグが逆転に成功。退場を出すゲッピンゲン、流れに乗ったフレンスブルグ。

 うわ〜やばい・・・という雰囲気が覆う中、それを振り払ったのはカウフマンの強烈シュート。残り5分では逆転に成功し、会場は大盛り上がり。最後は突き放して、見事ゲッピンゲンが勝利!

 いや〜今日の大事な試合に負けたら、「あの小さい日本人が来たからだ。」見たいになっちゃうところだった・・・よかった〜。

 試合後、サポーター席に向かって選手たちが集まって、喜びを共に分かち合う。
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 その後は、コートに降りて選手と一緒に写真撮影。

ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その1(ドイツ代表ミヒャエル・ハース)
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ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その2(ドイツ代表マヌエル・シュペート)
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ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その3(ゲッピンゲンの顔 ドラゴス・オーペイア)ちなみに彼は9歳年下・・・
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席に戻り、しばらくコートの様子を眺めてから、アレックスがVIPルームで食事をさせてくれるというので、そちらに向かう。中にはいると、大勢の人。しばらくすると、試合後の選手が2名が登場し、さっきの「みのもんた」司会で、試合を振り返っている。ちなみにユニフォームのまま会場に来ていたのは、シュヴァイカールトとハースだった。
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VIPルームは食べ放題に飲み放題。3年前にはマグデブルグでVIPルームに入ったけど、そのときよりは料理の品数は少なかった。けど、ステーキは美味かった。

ヨエン、アレックスと思い出の一枚。
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着替えた選手やゲッピンゲンの監督ペトコビッチ、そして今日のレフェリーペアも一緒に飲みながら歓談していた。ふと振り向くと、ハースが着替えて近くのテーブルに座っていた。
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アレックス、ヨエンと雑談して、ビールを飲んで・・・最高の雰囲気の中、幸せな一時。


いよいよ帰りの電車の時刻が気になり出す時間。VIPルームを出た後に、ファンショップへ向かい、お願いしていた商品を購入。そしてEWSアリーナを出発。ヨエンとはアリーナで別れ、アレックスが駅まで車で送ってくれた。車に乗り込むと、お昼に見せてくれたケンパの本を我々にプレゼントしてくれた。


数分で駅に着き、ホームで電車を待つ。
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シュツットガルトへ向かう電車が到着。

「また必ず来るからね〜。」

「またね〜。」

そして、電車に乗り込んだ。


電車の中でも、体の中に試合の雰囲気、興奮が残ったまま。最高の会場、最高の試合、最高の歓迎。午後の2時から、アレックスやヨエンと過ごしたゲッピンゲンでの8時間は、自分の人生の中でも貴重な時間、思い出深い時間になった。

Fielen dank,Alex,Joern!


日本に帰国後、ゲッピンゲンのホームページ、それもトップページに私たちの記事が、そしてその日の試合のダイジェストにも名前入りで紹介までしてもらっちゃいました・・・・。

ゲッピンゲン市民には「おまえ、誰よ!」って感じだよね・・・・。

こんなに歓迎してもらったんだから、これからは100%ゲッピンゲンサポーターにならないとな。


ホテルに戻り、すぐに就寝。明日は、一気に北上。夜は、ドイツハンドボールの聖地ともいうべき「キール」だ




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February 15, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その6〜

12月29日(火)。

フランクフルトからICEに乗り、シュツットガルトへ。乗車時間は、約1時間30分。南ドイツの風景は初めてなので、景色を眺め、楽しみながらの車中。

途中、マンハイムを通過。ラインネッカーのホームアリーナ、SAPアレナが窓から見えた。



しばらくすると、シュツットガルトに近づいたことが分かる景色が出現。自動車工業が盛んな都市だけに、もの凄く広い駐車場にぎっしりと自動車が並んでいる。まるで、おもちゃのミニカーがたくさん並んでいるようで、面白い風景。


 あっという間にシュツットガルトに到着。シュツットガルトのホテルは、「インターシティー・シュツットガルト」。駅にくっついているホテル。駅の中を歩いて、そのままホテルに到着するのがとっても便利だ。


 チェックインをすませて、「待ち合わせ」までしばらく時間があるので、シュツットガルトの町へ。ホテルを出て、振り返り駅を見ると、駅の屋根のてっぺんにベンツのマークが!さすが、シュツットガルト。
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駅前通りを左手に見た風景。丘の上に建物がある光景って、意外と珍しいかも・・・って思って写真を撮ってみたけど、そんなことを感じたのは自分だけかな?
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シュツットガルトの買い物通り。お店がたくさん並んでて、とても雰囲気がいい。雨が降っていて寒かったのが残念だったけど。
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あちこちうろうろしながら、気がつけばもう1時。駅に戻って、急いで昼食。一旦部屋に戻って、これから会うであろうアレクサンドラへのお土産、そして以前購入したゲッピンゲンのユニフォームをカバンに詰め込む。駅の前の入り口に向かう。



果たして来てくれるんだろうか・・・・

ま、会うことができなくても、それはそれでまた面白いか・・・笑い話として。



インターシティー・シュツットガルトの入り口前に立つ。時計を見ると、2時を数分過ぎた。ん〜、来ない・・・




と思った瞬間、駅の横にある駐車場から、1組のカップルがこちらに近づいてくる。


よ〜く見ると・・・女性は・・・おっ!アンジェラ・アキ似だ!!


お互い目があった瞬間に、お互いが「そうだ!」と分かった。アレクサンドラとともにやってきたのは、彼女の彼、ヨエンだった。

自分)「○○○って呼んでね!」
アレ)「OK.メールアドレス、○○○.skyplayだったよね!」
自分)「そうそう。」
アレ)「私は、アレックスで。」

彼女は、こんな日本から来た「変人」を信用して来てくれた。

こんな体験はもちろん生まれて初めてだたし、遠く離れた日本とドイツでハンドボールを通じて知り合いができるなんて考えもしなかったから、とてもうれしかった。


車に乗って、ゲッピンゲンに向かう。シュツットガルトからアウトバーンで30〜40分。車の中では、アレックスが1冊の本を用意してくれていた。ドイツの「ミスターハンドボール」、ベルンハルド・ケンパについて書かれた写真入りの本だった。
それがこれ

ベルンハルド・ケンパ。ドイツハンドボール界の長嶋茂雄みたいな人だ。11人制時代のスーパースターで、「Frisch Auf(フリッシュアウフ)ゲッピンゲン」に所属していた。ちょうど今から50年前の話だ。7,8年前からスタートしたハンドボールの専門ブランド「Kempa(ケンパ)」は、彼の名前だ。


驚いたのは、ケンパが日本に来て日本代表と試合をしていたこと。ドイツ代表が大部屋の中で川の字になって寝ている写真や、京都のお寺などを観光したときの写真がたくさん載っていたことだ。日本協会の人たちも写真に写っている。


「ゲッピンゲンのハンドボールのルーツを案内するよ。」


アレックスは、試合までの時間にハンドボールと関係のあるところに案内してくれるようだった。


色々と話をしている間に、まずは今日の試合会場EWSアリーナに到着。今シーズンオープンしたばかりのアリーナだ。人のいない静かなアリーナを見せてくれるらしい。車を降りると、ゲッピンゲンの女子チームのメンバーが何人かいた。これから練習があるようだ。ちなみにゲッピンゲンの女子もブンデスリーガの1部に所属しており、男女ともに1部にチームを持つクラブは、ゲッピンゲンだけだ。

なので、11人制での実績やこれまでのクラブの伝統、ベルンハルド・ケンパ、男女がブンデスリーガ1部に所属っていうことから、「ゲッピンゲンはハンドボールの盛んな町」という意識があるようだ。実際にそんなTシャツも作って売ってるし



ドキドキしながらアリーナに入ると、観客がいないから当たり前だけど、中はシーンと静まりかえっていた。今夜、ここで「激戦」が行われるんだ・・・と思いながら、コートを眺める。
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アレックスが「今日の夜に座る席を確認しに行こう。」と言うのでチケットを確認しながら、彼らに見せると、驚きの後に大笑いしてる。「ここは、ゲッピンゲンのサポーターが座るから、もの凄くうるさい席だ。」って。「ここに座るなら耳栓が必要だよ。」とも。一瞬、えっ!?って思ったけど、そんな体験もまたいいじゃないか〜!とさらに吹き出したアドレナリンが体中を駆けめぐる。


その座席から記念の1枚。真ん中がアレックス、左がヨエン。
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 座席を確認したあと、ファンショップで先に買い物をさせてくれるというので、歩いていると、通路でおじさんたち数名が立ち話してる。その風貌と、アレックスの表情からすぐにただのおじさんたちじゃないことが分かった。

 ちゃんとドイツに来る前にゲッピンゲンのホームページをチェックしてきたから、一瞬写真と違う感じに見えたけどやっぱりそうだった。そう、その一人はゲッピンゲンのプレジデントであるゲルト・ホーフェーレ。クラブのトップの人だ。緊張しながら握手と挨拶。そして、その隣にいたもう一人のおじさんは、ゲッピンゲンのメインスポンサーであるレオンハルドヴァイスっていう会社の会長。こちらも緊張しながら挨拶と握手。


 そしてファンショップへ。


ゲッピンゲンのファンショップは、ちゃんとお店になっていて、こんな感じ。
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もう一枚。
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 昨日も今日も、全く買い物していないせいもあり、ここぞとばかりにたっぷり購入。ゲッピンゲンのホームのユニ、そして今年のEHFポカール用のユニ、そして昨シーズンモデルだけどキーパーのユニ、おまけに女子チームのユニも置いてあって4枚も買ってしまった。選手の名前や番号は、後でプリントしてくれるようで、サイズと背番号をアレックスがメモを取る。S氏夫妻も買ったので、その日の売り上げはきっといつもよりも多かったはず。

一番マニアックなグッズはこのマット。どう思います、みなさん?小さなおじさんの心をとらえて放さないこのグッズは、我が家にしっかり敷いてあります。




 たっぷりと買い物を楽しんだ後、一度アリーナを離れ、車に乗り込む。行き先は、ゲッピンゲンのクラブハウスとケンパが11人制ハンドボールをやっていたその場所。

 車から降りると、きれいな芝生のピッチが広がっている。ここで11人制のハンドボールを行っていたそうだ。その日はクラブハウスも閉まっていたけど、きっと夏になれば、ここでビールを飲みながら、子どもたちのサッカーの練習を眺めてたりするんだろうなあ〜とイメージできる場所だった。
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このピッチの横には、屋外のハンドボールコートが何面かあった。


その後、車に乗って向かったところはゲッピンゲンのクラブの事務所。普通に試合を見に来ても、まず、ここには来ることはないよなあ〜と思いながら、車から降りた。
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アレックスが普段働く会社は、ゲッピンゲンのロゴの上にある「サルティコ」っていう経営マネジメント会社。日本に帰ってきてからわかったことだけど、この「サルティコ」っていう会社が、ゲッピンゲンのクラブ運営を担っていて、サルティコの社長が、先述のプレジデントって訳だ。だから、アレックスもここの会社の職員でもあり、ゲッピンゲンのクラブの中での担当がファンショップなんだ。


 階段を上がっていくと、ここ数シーズンのゲッピンゲンのチームポスターが壁に飾られている。
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そして、事務所のある階に到着。
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 事務所の中に入っていくと、中から出てきたのは、ペーター・クーンルさん。「遠いところからよく来たってよ〜、それも今日はとてもいい試合だしね。」
「重要な試合ですよね!」
「そうだ、今日勝てば3位が確定だからね。」


「今日、会場に行ったら3つのリトルサプライズがあるから。」
「スリー・リトル・サプライズ?」

何のことかよく分からないまま、「また後で会場で会おう」ってことでクーンルさんと別れ、事務所をあとにした。



 「次はハンドボールには関係してないんだけど、是非案内したいところがあるんだ。」とアレックスが連れて行ってくれたのは、「メルクリン」っていう鉄道マニアの人が聞くと痙攣モノの、鉄道のミニチュアを作ってるおもちゃのショップ&展示館だった。アレックスに聞くまで、全く知らなかったこのブランドは、ゲッピンゲンが世界に誇る会社らしく、その鉄道ミニチュアは、ただのおもちゃじゃなくて、本物を忠実に再現した模型だそうだ。

 ここに到着して、このメルクリンの歴史とその模型の変遷を英語のガイド付きで勉強。ガイドのおじさんは、本当にこのメルクリンの模型が大好きで、めちゃくちゃ詳しいんだろうなあと思わせる人で、ドイツ語みたいな英語で一方的にがんがん説明してる・・・・もう、ノリノリだ・・・ごめん、おじさん、話してることほとんどわかんないんだけど・・・でもちゃんと聞いてたから、たった1つあった疑問文だけはちゃんと聞き取ってたでしょ?
「日本のICEは何ていう名前だった?」
「SHINKANSEN!」
「そうそう、シンカンセンだ。」

 そんなのノリノリのおじさんのトークと、我々の様子を見てアレックスは笑ってるし・・・

 このおじさんの髪型が妙に面白くて、何かそっち気になっちゃうし・・・ん〜そろそろ、会場に行きたいなあ〜何て思いながら話聞いちゃいました・・・すみません。
そのおじさんが、この写真。髪型に注目。何か、ヘルメットか台所にあるボールかぶってるようにしか見えなくて・・・っていうか、それってカツ・・おっと。
ゲッピンゲン13




 メルクリンを後にして、車に乗る。アレックスが「前にクラブでつくったものだけど。」って、メルクリンとゲッピンゲンがコラボした貨物車の模型をプレゼントしてくれた。お店では、ICEとかREとかの模型を記念に買って帰ろうかなあと思ったけど、このメルクリンの模型、安いモノでもかなり高くて手が出なかったから、プレゼントをもらって大満足。




「この後、アリーナに向かうけど、新聞の取材が5時30分に来ることになってるから。」
「新聞の取材?」
「そう、あなたをね。」
「ふ〜ん、あなたをね・・・・って、あなたって・・・オレ!?」
「そうだよ。」


つづく

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February 07, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その5〜

12月28日(月)

25日、26日と祝日で、おまけに27日が日曜日だったから、ドイツ滞在中の4日間は全く買い物ができず、やっと5日目にしてスポーツショップ巡りもできる・・・。

この日の予定は、午前中にベルリンのアディダス、そしてカールシュタッド・スポーツなどを徘徊し、その後ICEでフランクフルトへ。そして、ホテルチェックイン後に、今度はフランクフルトでまた買い物という、ハンドボール観戦、狭間の1日。


8時に朝食をとり、S氏夫妻とのんびりと話をしながら9時頃まで過ごす。そして、一度部屋に戻り、準備をしようとしたときにハプニングその2発生。

部屋に戻ってから、軽くシャワーを浴びようかと浴室に行き、シャワーへと手を伸ばす。やたらと高いところにシャワーが挿してあって、「こっちの低いほうに挿しておいてくれよ〜。」と思いながら、バスタブに足をかけてシャワーを取る。湯加減を調節しておいてから、服を脱ごうと思い、水を出すとシャワーの先から、「シャワー状」ではなく、一本の太い水が飛び出してきた。そんなとき、他の人ならどうするだろうか・・・・。そのときの自分は、迷わずそのシャワーの先がダイヤル状になっているのかと思い、水が出ているその先をひねった・・・と、その瞬間、水がもの凄い勢いで大量に噴き出し、眼鏡着用のワタクシの顔を直撃。焦って離したシャワーのホーズがバスタブの中でトカゲのしっぽのようにガタガタ音を立てて暴れ回っている。

何が起こったのか分からないまま、数秒立ちつくす自分。

シャワーの頭の部分が外れたと思い、ぬれた眼鏡、ビチャビチャの服のまま、シャワーの頭をくっつけようとはめ込もうとするが・・・全くはまらない・・・何でだろうと、眼鏡を拭いて、よ〜く見ると、とれた頭の、その根本がボッキリと、完全に折れていた。「とれた」のではなく、折ってしまったのだ・・・・。やばい・・・。そんなにバカ力でひねったわけでもないのに・・・。

どうしようか・・・そのまま、知らないふりして、そっと置いておこうか・・・でも、後から弁償しろって高額な請求来たらヤバイしなあ・・・正直に言っても、修理代で500ユーロだ、なんて言われちゃうかなあ・・・

そんなことにびびっているには理由が。

旅行保険に入り忘れてきたからだ。いつもなら、入ってくるのに、今回は行きの飛行機の中で、保険に加入し忘れを思い出した。こんな時に・・・・こんな時に限って、シャワーの首が折れるなんて・・・日常生活でもそうないことが、起こっちゃうのが恐ろしい。


絶対に元に戻らないシャワーの残骸を手にしながら、べちゃべちゃの服のまま、これから起こりうるかもしれない妄想を一人膨らましていた。


「いや、やっぱり、正直が一番大切だ。素直に伝えよう。」と思い、折れたシャワーの頭を持ってフロントに行った。

「壊れました。」
ちょっとムッとしながら、レセプションの男性が、
「わかった。数分後に、修理に行くから部屋で待ってて。」
そう告げられ、部屋で待っていた。

10分後、部屋の扉からノックの音。扉を開けると、もの凄く大きい、いや、バカでかい、まるで絵に描いたかのような、漫画のキャラクターとしか思えない、つなぎを来た修理屋のおじさん(2メートル級!)が、笑顔で立っていた。
「シャワー直しに来たんだけど。」


しばらくたって修理完了。壊れる前は、頭の大きい、古いけどちょっと高級感のあるシャワーの頭が、手に持つ部分とホースの部分とは明らかに異質な、やたらと新しい家庭的なシャワーになっていた。

結局チェックアウトの時にも何も請求されず、事なきを得たんだけど。


 その後、アディダス・ベルリン、カールシュタッドシュポーツなどを物色。しかし、なかなかこれといった物は見当たらず・・・。

アディダス・ベルリン↓
ベルリン1





ヴィルヘルムスカイザー教会
ベルリン2





その後ICEでフランクフルトへ。昼食を車内で。
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ケチャップとソーセージは、「カリーヴルスト」。焼いたソーセージにたっぷりとケチャップソースをかけて、その上にカレー粉がまぶしてあるドイツのファストフードの代表。そして野菜サラダ。グラスに入っているのは、「ビール」なんだけど、ビールをサイダーで割った「ラードラー」っていうアルコール。




 フランクフルトに到着後は、ホテルにチェックインして、すぐに買い物へ。しかし、またしてもピピッと来る物はなく、徘徊して終了。せっかくドイツに来たんだから、コテコテのドイツ料理でも食べようということになって、夕食はレストランに。
フランクフルト4





中にはいると、日本人がたくさんいてびっくり。

注文した料理たち。
フランクフルト1





フランクフルト3


上はラム肉のステーキで店員が日本人に会うと進めてくれた料理。下は、豚足を煮込んだ「ハクセ」と呼ばれるドイツの伝統的な郷土料理。絵的には、もろ漫画に出てきそうな「肉」です。

満腹になりホテルへ。いよいよ明日は、シュツットガルト。今まで南側には行ったことがなくて、初めての南ドイツ。

加えて、自分的には明日のゲッピンゲン訪問&試合観戦が今回の旅のメインイベントだ。運のいいことに、ブンデスリーガの3位4位を争う両チームの激突。3位になればチャンピオンズリーグ出場権を手にできるため、明日ホームのゲッピンゲンが、ゲストのスター軍団フレンスブルグを破れば、3位に浮上するとてつもなく大事なゲームだ。

そして、もう一つの大事なイベント。それは以前、ゲッピンゲンのユニフォームが欲しくて注文したとき、そのときからメールをやりとりしていた、ファンショップを担当しているクラブのスタッフ、アレクサンドラと待ち合わせしていることだ。

日本からの注文にかなり驚き、そしてゲッピンゲンに興味を持った「不思議な日本人」に興味を持ってくれたアレクサンドラ。今回の旅でゲッピンゲンに訪れることを知らせると、シュツットガルトまで迎えに来てくれて、その後は19時の試合開始までゲッピンゲンの街を色々と案内してくれるとのこと。「行きたいところある?」と聞かれていたので、「できればハンドボールに関係するところに行きたい!」と図々しいお願いをしておいた。

待ち合わせは2時、我々が宿泊するホテル「インターシティー・シュツットガルト」の前。彼女は本当に現れるのだろうか・・・・

アレクサンドラへはユニフォームを着た写真を送って欲しいと言われて、何枚か送ったので、向こうはこっちの顔を知っている。こっちは、ゲッピンゲンのホームページでクラブのスタッフの顔写真からアレクサンドラの顔が、アンジェラ・アキ似だってこともわかってる。それでも・・・

期待と不安が入り混じっているけど、明日がどうなるかとても楽しみだ

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January 26, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その4〜

 朝からバタバタだった電車とは違い、ベルリン発ハンブルク行きのICEの車中は、事前に予約していた1等車の座席の乗り心地はとっても快適だった。


 予定通り、12時56分にハンブルク中央駅に到着。そこから、Sバーンに乗り換えてシュテリンゲンで下車。そこからアリーナまではシャトルバスに乗って移動する。


 Sバーンのホームに降りていくと、青いシャールを首から提げたHSVサポーター集団がほろ酔い状態で、盛り上がっていた。10人ほどの若者たちが、大声で叫びながら歌っている。いや〜熱いね〜。会場まで、その高ぶりを押さえられない様子。


 シュテリンゲンで降りて、シャトルバス乗り場まで3分ほど徒歩で移動。そして、ギュウギュウ詰めの状態でシャトルバスに乗り込む。年齢に関係なく、HSVのシャールやキャップ、そしてユニフォームを着たサポーターたちがた〜くさん。


 乗車して5〜6分ほどでカラーラインアレナに到着。何回か来ているけれど、明るい時間に来たのは初めてかもしれないな〜。
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 向かいは、サッカーのHSVのホームスタジアム、ノルドバンクアレナ。
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 試合開始までまだ1時間以上あるけど、お客さんが並んでいる。カラーラインアレナは、入り口のセキュリティーがかなり厳しくて、身体検査やカバンの中を,けっこう細かくチェックされる。
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 アリーナの中に入って、マッチデープログラムをもらい、ファンショップへ。毎回そうだけど、ここもたくさんの人がショップを囲んでいる。人をかき分けて、自分のためにユニフォーム、そしてお土産や頼まれ物を調達。ふ〜っ、何とかゲット。ちなみに自分には「18」リンドベルグ、「1」ビッターのTrikotをゲット。
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 まだ、時間はあるので、昼食にバーガーキングのメニュー(日本でいうセットメニュー)を注文。ハンバーガーの大きさは、マックもそうだけど日本とは全く同じ大きさだ。


 チケットを眺めながら、自分の席を探す。コートに目をやると選手たちが各々ストレッチを行っていた。hamburg5




 

 しかしまあ、各国を代表する選手たちばかり・・・それも世界選手権でいつも上位を賑わせてる国々の・・・まさしく、スター軍団のHSVだな〜。アップが始まり、軽やかなパス技術に、目が釘付けになってしまう。やっぱり、ハンドボールはパス技術が基本だと改めて感じさせてくれるし、その洗練された基本技術を堪能。ゲームの面白さとは別の、面白さを味わえるのがこの時間。
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 反対側では、バリンゲンの選手たちもアップ開始。
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 試合開始直前。選手たちが入場する。まずはゲストのバリンゲンから入場なんだけど、この日はバリンゲンの選手たちが入ってくると、ハンブルクのサポーターたちがブーイング・・・、じゃなくて大きな拍手でお出迎え。「ん!?あれ〜?」と不思議に思ったけど、「そうか、前節でキールに勝ったからだ〜。」とその歓迎の意味を理解できた。この日、ハンブルクが勝てば、めでたく首位確定で、おまけに前半戦、17試合を終了し、首位ターンということになる。「おまえら、この間はよくやったぞ。まあ、今日は勝てないけどな。」というような声が会場全体から聞こえてきそうだ。


 
 
 試合開始。19リエスキー弟(ポーランド代表)にセンターが4ドゥヴニャク(クロアチア代表)と、ポストに9ヴォリ(クロアチア代表)。
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 試合は、ハンブルクがリードし展開するけど、バリンゲンも踏ん張る。たま〜に飛び出す、ハンブルクの凡ミスがゲームの絶妙なスパイスになってサポーター立ちも一喜一憂。前半リードでハーフタイム。
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 この日の観衆は13171人。この大きなアリーナも2階席までびっしり人で埋まってる。
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 まさしく、世界の壁!19リエスキー、15ジル兄(フランス代表)、5ヤンゼン(ドイツ代表)、23ヘンズ(元ドイツ代表)、そしてキーパーに1ビッター(ドイツ代表)。みんな、大きすぎる・・・・股の下くぐれちゃうな。
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 ビッターのナイスセーブ!
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 試合は、ハンブルクが快勝。31−26。そして首位に躍り出た。
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 試合後サポーター席と喜びを分かち合う選手たち。ヴォリが、サポーター席の誰かにバカウケしてます・・・
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 試合後、ハンブルクは選手たちが一度着替えに戻り、それからサインの時間。ファンが殺到するからフェンスが用意される。前は、試合直後にみんななだれ込んでたんだけどね。
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さすがに、この人だかりの中、一人ちっちゃいオッサンは入っていく度胸もなく、遠くから様子を眺めてみる。


ヤンゼン(ドイツ代表)
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ラツコビッチ(クロアチア代表)
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サインを待つサポーターたち。
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外は、もう真っ暗だった。
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 再びシャトルバスに乗り込み、シュテリンゲン駅へ。そこからハンブルク中央駅に向かい、予定通りICEに乗り込む。そして8時にはベルリンに到着し、ヒルに急いでチェックインしたホテル「サヴォイ」に到着。

 合流予定のS氏夫妻は、まだ来ていないようだ。きっと、音信不通になっているから心配してるだろう。


 そして、10時過ぎに無事、S氏と合流。すかさずS氏から海外用のFOMAのアダプターを借りて、数日ぶりに携帯をフル充電。

 海外用のFOMAのアダプターってあるんだね〜知らんかった・・・このS氏のFOMAアダプターが、この旅の終わりに、ワタクシの命を救うことになるとは・・・このとき思いもかけなかった

 





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January 21, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その3〜

12月27日(日)。

 依然、携帯電話の充電ができないままのワタクシ。当然、メールもできない。さすがに音信不通は、心配するかと思い、電話番号憶えてる2件に部屋から電話。普段の生活が、携帯電話にどれだけ依存しているかが改めて感じられる数日間。友人の電話番号なんか、携帯電話の電話帳が記憶してくれているから、自分が憶えていなくてもいいわけだし・・・。今日の夜、ベルリンのホテルで落ちあうことになっている、S氏とは連絡が取れないまま。ま、何とかなるだろう・・・・。



 ウエスティン・ライプチヒの朝食会場には、日本人の観光ツアー客がけっこういた。このホテルで会う日本人は、おばちゃん方が多くて、文化の街であるライプチヒに、年末ベートーヴェンの「第九」を聞きに来たり、もしくは歌いに来る人たちがいるようだ。

 今日の出発は、ちょっと早め。予定では、朝早く7時50分のICEに乗ってベルリンに向かい、ホテルに荷物を預ける。そして、11時20分頃のベルリン中央駅からハンブルクに向けて出発。13時頃に到着し、そこから電車に乗り換え、13時40分頃に試合会場、カラーラインアレナに到着する予定、だった・・・・



 ライプチヒ駅に到着し、駅のホームでICEを待つ。すると、突然ベルリン行きのこのICEについて放送が流れている・・・。人の足が、乗り場の方向から逆の方向へ。あら?何かおかしい・・・


 そのうち、乗り場の表示がパタパタと回り始め、キャンセルに!えっ!マジ!!どうやってベルリンに行くんだよ〜。次の各駅停車で行ったら、11時20分のICEに間に合うかどうか・・・。でも、ベルリンに最短で行くには、その各駅停車に乗り、尚かつ一度どこかで乗り換えなければならない。どこで乗り換えるんだろう・・・

 駅員さんに聞いてみたら「○×%$#ルードヴィッヒ・バーンホフ」って前半が何て言ってるか聞き取れない・・・まあでも、まずはこれに乗るしかないんだから・・・と思って飛び乗ってみる。


 どのタイミングで乗り換えるんだろう・・・と思いながら、だれも乗っていない一等車に座っていると、一人30代後半くらいのドイツ人女性が入ってきた。その後のドイツ人女性と車掌さんの会話を聞いていると、その女性もベルリンからハンブルグに行くようだった。「よしっ、乗り換えは、この人について行けば間違いない!」と思いつつも、どこの駅で乗り換えるのかはっきりわからず不安なまま、1時間半ほど乗っていた。と、車内放送で次の駅が「○×%$#ルードヴィッヒ」っていったのが分かった。その女性も動き出したので間違いない、と思ったら、結局その駅がその電車の終点だった。ベルリン行きのICEに乗れなかった客が大勢、小さな駅で乗り換え、ホームを渡る。


 何とかベルリンには到着できる・・・という安堵感と予定通りハンブルグ行きに乗れるかなあ・・・っていうドキドキが心の中で入り混じりながら、ベルリン行きのICに乗り込もうとしたとき・・・重そうな荷物を背負いながら、手にもバッグを持った男性が「こ、これベルリン行きだよね!?」って、かなり落ち着かない感じで話しかけてきた。あまりにあたりをキョロキョロしながら話しかけてくるから、なんだか急に「これベルリン行きだよなあ〜。」と不安になり、再度確認。間違いなくベルリン行きで、1等車両に乗り込む。するとその男性が近くに座って、笑顔で「どこから来たの?」と訊いてきた。

「日本だよ。」

「Japan?ドイツに来る前、俺、日本の九州を旅行してたんだよ〜。博多、別府・・・」

「へ〜、どちらから来てるんですか?」

「オーストラリアさ。」

「キミは日本のどこから?」

「釧路って街知ってる?」

「ん・・・」

「日本の北、北海道って知ってますか?」

「知ってる、知ってる。寒いところだろ。札幌、知ってるよ。スキーするところでしょ。(スキーのジェスチャー付き)。」

「そうそう。釧路は、その札幌の近くだよ。」

って、実際は300キロも離れてるから、全然近くないけれど、同じ北海道だから近いってことにしておいた。



 いよいよ、ベルリン中央駅に到着。時間は10時40分。

 ここからホテルに行き、荷物を置いて11時18分までに駅に戻らなければならない。でもホテルは中央駅からけっこう離れている。この中央駅がワールドカップ開催のために全面新築されている間にベルリンの中心駅だったベルリン・ツォーロギッシャーガルテン駅(ツォー駅)付近のホテルのため、中央駅から電車に乗り換えて何駅かだ。それじゃ、とてもじゃないが間に合わない。こうなったらタクシーだ。

 急いでタクシー乗り場へ。タクシーに乗り込み、ホテルへ向かう。タクシーの運転手さんは、英語が通じない場合もあるので、最初からドイツ語で行き先なんかを伝えるんだけど、ホテルでチェックインしている間、ホテルの前で待っててもらって、そしてすぐ駅に戻ることをドイツ語で話して、ちゃんと伝わるかなあ〜と思いながら、難しい顔して無言のまま運転するおじさんをどう攻略しようか考えていた。

 ホテルに到着して、チップちょっと多めに料金を支払い、「チェックインしてすぐに、また駅に戻らなきゃならないから、ここで待っていて欲しい。」と伝えると、意外とすんなり伝わって、「何分待つ?」って訊いてきた。「5分くらいだ。」と伝えると、「いいぞ。待ってるから。」と笑顔で言ってくれた。タクシーから荷物を下ろし歩き出すと、「10分でもOKだぞ!」とも。まずは、第1ステージクリア〜。

 ホテルでチェックイン。急いでいることを伝え、部屋まで行く時間がないから荷物を預かってくれないか訊くと、荷物は部屋まで運んでおいてくれる、とのこと。ラッキー・・・助かった。この調子でいけばギリギリ間に合いそうだ。5分かからずチェックイン及び荷物を預ける作業完了。第2ステージクリア・・・。

 そして、急いでタクシーに乗り込む。


「駅まで、お願いします。」と伝えると、来るときのタクシーの運転手さんとは別人のように話し出した。それも、英語で。合わせて、そこからミニドイツ語講座の開講。

「もう少し行くと、インドのBotschaftがあるよ。」
「ぼ〜、ぼ〜と?」
「Botschaft(ボーテゥシャフト)は英語でEmbassyだ。アンバッサドール、アンバッサドール!」
「OK,OK。大使館ね。ぼ〜、ぼ〜?」
「Botschaft!」
「Botschaft・・・」
「Good!」


 インド大使館を通り過ぎ、しばらく行くと日本大使館もあった。


「You speak German,not English.Why not?(おめぇさんは、ドイツ語話してるけど〜、英語じゃないが、どうしてさ?)」
「Ich moechte Deutsch im Deutschland sprechen.(ドイツではドイツ語で話したくて・・・)」
「Oh,You are a gentleman.(お〜、おまえさんはジェントルマンだな。)」


 日本人同士で、紳士だ何て言うことはそうないし、当然言われることもない。このドイツで、ジェントルマンだ何て言われるなんて思ってもみなかったから、お世辞と分かっていてもけっこう心地いい感じ・・・

 な〜んて思っていても、実は今、分単位での時間との戦い中。時計が気になるし、信号待ちがとても長く感じる。

「Where will you go?(これからどこいくの?)」
「Ich fahre Hamburg.(ハンブルグ、行きます。)」
「Ich fahre nach Hamburg.(ハンブルグいきます、ね。)」
「Ich fahre nach Hamburg.」


 ベルリン中央駅に近づいてきた。残り5分くらい。ホントなら気の利いた一言でも言って別れたいところだけど、そんな余裕もなく、簡単にお礼を言って、少し多めに料金を支払い急いでタクシーを降りる。


 ベルリン中央駅は、大きな駅で乗り場がいっぱい。出発の掲示板を見て、とにかくダッシュ。時間があれば、難しくない駅の表示も焦っているから、ややこしく見える。

 あっちだ!猛ダッシュでホームにおりICEの扉を開けるためのボタンを押す。以前に扉を開けるボタンを連打して押しても、扉が開かずにそのまま乗り遅れた苦い思い出があるだけに、押す瞬間はちょっと祈るような気持ち。でも、すんなり開いてくれた。時計を見ると出発2分前。いや〜助かった・・・。何とか予定通りにハンブルグに到着しそうだ・・・・


 



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January 15, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その2〜

 12月25日(金)。

 その日は祝日。ドイツはクリスマスで25日(金)と26日(土)が祝日。おまけに27日が日曜日だったので、買い物は飲食以外のお店は基本的に全てお休み。3連休だから街も閑散としている。日曜日でも、祝日でも、そして正月でも人が集まって商売している日本とは違い、「休むときは休む。」というメリハリがいいと思う。


 11時19分発、ライプチヒ行きのICE(新幹線)に乗る。前日のうちに座席を予約しておいたので、安心して乗車。28号車の72番席を探して座る。そこから3時間20分の旅。ふと携帯を見るとバッテリーの残量が残り1個に・・・ホテルに着いたら充電しないと・・・。

 14時46分にライプチヒ中央駅に到着。旧東ドイツのこの地域、ザクセンアンハルト州の名物ソーセージ、チューリンガーのお店、お店・・・が〜ん、閉まってる

 お昼ご飯として食べようと思っていた、チューリンガーのこのお店が閉まっていた。がっかりだ。ドイツの駅の中でも大きいショッピングモールがあるこの駅も、飲食店以外は閉まっているし、飲食店でも閉まってる店がある・・・クリスマスだからしょうがないか・・・

 
 駅から徒歩で、ホテルへ。徒歩5〜7分で到着。ライプチヒで2泊するホテルは、「ウエスティン・ライプチヒ」。日系企業がこのホテルに関係しているらしく、ロビーの至る所に「日本」が意識されているデザイン。レストランも日本食「大和(YAMATO)」が入っている。ライプチヒに来たときは、このホテルに泊まるけど、一度もこの日本食レストランで食べたことがない。お品書きを見るとかなり高くて、うどんや鶏の唐揚げも日本円で1000円超えちゃう値段。ドイツに来てわざわざ日本食食べなくても・・・という思いと、どんなもんか食べてみたい・・・という思いと、いつも迷うけど、結局食べないで終わっちゃう。


 チェックインすると23階の部屋。24階までのホテルだから、眺めのいい部屋だ。おまけに、部屋はメチャクチャきれい。こんなにきれいだったかなあ〜、まあ、きれいなホテルなのは分かって泊まっているんだけれど、ここまできれいでオシャレなかんじだったっけ?と、部屋で一人興奮していた。こんな部屋が、昨日宿泊したフランクフルトのホテルと値段が同じだなんて・・・・やっぱり旧東と西の経済格差なんだろうか・・・。

部屋から見える町並み↓
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 今日はこれからどうしようか・・・まだ、時間あるし、よし、ドレスデンまで行ってみよう!と思いつきで行動開始。再びホテルを出発し、ドレスデンまで新幹線で移動。駅前から、教会方面へ歩く。いや〜寒い。当然5時くらいならもう真っ暗で、ポイントになる場所をさ〜っと見ながら、すぐに駅まで戻ってきた。帰りは、電車の中でうとうと。まだ、時差ボケ。そうだよなあ〜今頃日本は真夜中で、3時とか4時なんだから・・・。眠い。


 ライプチヒの駅に着いて、夜ご飯をどうしようか考えた。マックにしようか・・・でもマックじゃつまらないから、アジアンフードのお店がやっていたので、そこに飛び込んだ。確か「Asian-Fu(アジアン・フー)」っていうお店で、「カンフー」と「アジアンフード」の言葉の響きを意識したのかな?

 ドイツではホテルの朝食なんかでもほとんど、野菜を食べることが難しい。せいぜい、トマトとキュウリがあるくらいで、生野菜なんかほとんど食べられない。スーパーへ行けば、もちろん野菜は売ってるけど、普通に旅行していれば、野菜を食べる機会はほぼない。それが、このお店ではたっぷりの野菜炒めとヤキソバみたいなものが食べられる。テイクアウトでホテルに持ち帰って食べてみると、かなりのボリュームだ。これは「ヘーンヒェン(鳥)・ヤキ」っていうメニュー。「焼き」って日本語がそのまま使われてた。その他にも「トーキョーヤキ」とか「スキヤキ」もあった。このインチキ臭い感じががまたいいね〜。日本人だって、ソーセージをフランクフルトって言って食べてるんだから、同じようなもんだ。
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 このときプチトラブル第一弾発生。携帯電話を充電しようと変圧器を取り出して、充電すると・・・全く反応がない。あれ?おかしいなあ〜。結局、その変圧器が壊れてた。やばい、充電できないよ〜急に音信不通になったら、心配する人出てきちゃうデジカメやビデオカメラは、アダプタープラグを先に差して、普通に充電できるけど、携帯電話は完全に日本国内用になっているから、ドイツの電圧(220V)じゃ充電できない。やばい、困った・・・・。



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12月26日(土)。

 ウエスティンのおいしい朝食のあと、ライプチヒの街中を散歩。1時間半ほどぶらぶらしてみた。お〜久しぶり〜と思いながら、東西ドイツ統一20周年の記念すべきこの年に、ベルリンの壁崩壊のきっかけになったデモが起こったライプチヒの広場に立つ。石畳の街を歩きながら、教会の鐘が鳴ったりするとドイツに来たなあってって改めて感じたりする。


 ホテルに戻り、休憩したあと、いよいよマグデブルグへ。15時から行われるSCマグデブルグ対GWDミンデンの試合が今回の1試合目。試合開始から1時間半前に会場に入って雰囲気を楽しむのがいつものパターンなので、逆算してライプチヒからは11時40分発のICで出発。約1時間20分でマグデブルグだ。


 マグデブルグに到着するなり、トイレに行きたくて駅の中をぐるぐる。矢印の通り歩いていくと、なぜかさっき来たところに戻ってきた。やっと見つけて入ろうとすると、回転式の柵が入り口にあって、有料トイレだった。こんな時に限って、有料トイレだし、おまけに、お金をどこに入れて、どうやって回して入っていくんだ?と限界ちょっと手前の自分とトイレの入り口との戦い。たまたま女子トイレの前で立っていたおばちゃんが、ここにお金入れて、ここを押すんだよって教えてくれた。う〜っ助かりました〜

 駅を出て体育館へは歩いて向かう。ちょうど30分ほど歩くとマグデブルグのホームアリーナ、ベルデランドハレ。街を抜け、エルベ川を渡り、しばらくすると、大きな建物がど〜んと見えてくる。


 実はこの試合、チケットをインターネットで注文したんだけど、今回見る4試合で唯一チケットを持たないで試合会場に来た。チケット会社から、「日本に送って何度も送り返されてきたことがあるので、チケットは6番入場口のセキュリティースタッフに渡しておく。だから、名前とチケット番号を伝えて、もらって入ってくれ。」メールで連絡が来た。

 いつもは注文してから約1週間でチケットが届く。12月に入ってから一般にチケットが販売された試合なので、発売されてすぐに注文したから、試合当日まで余裕があったんだけど、気を利かしてくれたのか、そのような受け渡しになった。

 ちょっと不安な気持ちもありながら、6番入場口のいかつい、大きなセキュリティースタッフに声をかけてみた。最初は、怖い顔だったけど、話してる内容が伝わると急に笑顔になりジャンパーの内ポケットから封筒に入ったチケットの束を取り出した。名前をゆっくり伝え、束の一番下に封筒を渡してくれた。「ここから入りな〜楽しんでな〜って。」って声をかけてくれた。


 この6番入場口から入る人はわずかで、一般の入場口はまだ開場されていなかった。体育館に入ってみると、両チームの選手たちは体を動かしてコートにいた。すぐにマッチデープログラム(マグデブルグは有料で1ユーロ。他は無料が多い。)を買った。
 
 関係者以外、まだ人がいない状況で入れたので、あとで混み合うであろう、ファンショップへ向かう。

 友人から頼まれていたユニフォーム(ドイツ語でトリコー/Trikot)も含め、たくさん買い物すると店のおばちゃんがメチャクチャびくりしてた。たくさん買ってくれたからって、ピンバッチやボールペン、シールやミニポスターなどサービスで袋にどかっと入れてくれた。人が入ってからだと、店はとにかく混み合うので、例えば「Mサイズのホームのユニフォームに、13番でソイアーカオフの名前をプリントして。」とかって注文するのは、それが何枚もあるととにかくそれを伝えるのが大変。でも今回は、人がいなくておばちゃんとちょっとした会話なんかもしながら、買い物できたのでラッキー。ブンデスリーガを見に行くと、この時間も大きな楽しみの1つだ。


 自分の席に行き、選手たちが動いているところを見る。

 
 ん〜マグデブルグ、前からいるメンバーが少なくなっちゃったなあと改めて感じてしまう。年々スター選手が流出してしまい、逆によく18チーム中10位くらいで頑張っているよなあ〜と思っちゃう。唯一明るい話題といえば、ソイアーカオフが代表に招集されたことくらいか。

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 ぼけちゃったけど、珍しく試合前のトスの場面。いつも気がつかないのか、初めて見た気がする。試合の30分前。これが終わってから、両チームとも、チームみんなでアップが始まる。黒がミンデンの左腕エース、シェップスマイヤー。右がマグデブルグのファン・オルフェン(オランダ代表)。

 選手が入場。この入場シーンが、どの会場でもそうだけど、ハンドボール選手かっこいい!と思える演出があって興奮する瞬間だ。会場ごとに演出が違ってまたそれも楽しい。

 観客席が埋まってはいるものの、よく見ると結構空席が目立つ。ゴール裏もベンチがよ〜く見えちゃう。今までこの時期に来たときは、ほぼ満員の8000人が入っていたのに、今回は4300人。チームの人気が落ちているのは、一目瞭然だった。相手がミンデンでも、それは関係ないだろう。休日の娯楽として、ハンドボールを見に行くのがファンの楽しみなはずだから、確実にマグデブルグは低迷しつつある。

 試合の方は、マグデブルグのファンをヤキモキさせるパスミスや凡ミスとミンデンのシェップスマイヤーを素晴らしいロングシュートが炸裂して、もつれる展開に。

 マグデブルグのセンター、テーネゼンはかなり腹出てきたけど(人のこと言えないけど・・・)、相変わらずステップシュートとステップシュートモーションからポストに落とすパスは上手いよな〜。マグデブルグのポストは、ソイアーカオフじゃなくてポーランド代表のユレツキー。写真はファン・オルフェンが飛び込んだシーン。
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 試合は、後半に入ってもミンデンに食いつかれるけど、最後は突き放してマグデブルグの勝利。ミンデンのシェップスマイヤー、ラインネッカーのミューラーよりいいと思うんだけどなあ〜代表に入れればいいのに。


 タイムアウトのワンシーン
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 試合後の様子。こちらは、後半から出場していた、ソイアーカオフ。サポーターから、代表がらのシャール(マフラー)をプレゼントしてもらっていた。
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 インタビューを受ける、ルイェスキー。バジラキスがメルズンゲンに移籍したあと、頑張ってるね〜5年前はほとんど出番がなかったけど、今は主力で、かなりプレーも成長してる。
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 サインに応じる、ポーランド代表のユレツキー。

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 帰りも駅まで徒歩。ライプチヒ行きの電車が来るまででしばらく駅で待った。


 ブンデスリーガで初めてチャンピオンズリーグを制したマグデブルグの面影は今はないかもしれない・・・・。きっと、ソイアーカオフも移籍していくだろう。もしかしたレムゴって話もあるみたい。リーグ唯一の、旧東ドイツの伝統あるチームには、頑張って欲しいんだけどなあ〜と思いながら待ってた。


 この日も、結局「ヘーヒェン・ヤキ」を持ち帰り、ホテルで食べる。結構はまった。


 携帯の充電は結局できなかった。ホテルのフロントに話してみても、変圧器じゃなくてアダプターを持ってきて、変圧器だって言い張るし・・・いや〜困った



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January 13, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その1〜

12月24日(木)。

 成田ガーデンホテルを出発。成田空港第1ターミナルに到着して、チェックイン。今までチェックインカウンターで手続きをしてたけど、今回はルフトハンザ航空のカウンターに長い列ができていたのを見て、自動チェックイン機に挑戦。と、思ったらルフトハンザのお姉さんがやってきて、笑顔でぜ〜んぶやってくれた。長い列に並んで、長い待ち時間を一瞬で終えることができたから、「これって、フランクフルト空港にもありますよね?」って聞くと、「ええ、ありますよ。でも、英語になってしまいますが・・・」という答えだった。


今思えば、その会話ですら笑い話だ。(この何回続くか分からないお話を最後まで読んでくれた人には、「笑い話」の意味がわかります。)


 銀行で両替。今年は円高が進んでいたこともあり、両替手数料を含めておよそ135円。昨年や一昨年はこの時期とても円安だったし、3年前も160円くらいだったから、25円の差は大きい。1万円が74ユーロ。まあ、こんなもんか・・・。帰りは円高になっててね〜なんて勝手なことを思いながら、


 飛行機に乗り込み座席に座る。自分の座席は真ん中の4人掛けの右端通路側。左隣とその隣には人がいなくて、さらにその隣に女性が一人。中の2人分が空いていたので、とっても気楽。中に人がいると、トイレの度に立たなきゃならないから。

 機内はとても乾燥していて、ちょっと寒く感じた。そりゃそうだ。高度1万メートル、ロシア上空マイナス80度の中を時速950〜1000キロで飛んでいるんだから。っていうか、こんな大勢の人を乗せて、こんな大きい物体が猛スピードで飛んでるのが何とも不思議だなあと思う。機内食は相変わらずおいしくないけど、飛行機の中で飲めるドイツのビール「ヴァールシュタイナー」は、おいしい。ビールの味に全く詳しくない自分だけど、これは美味いなあと思って飲むビールだ。

 今年は、ドイツ語の勉強も十分にしないままの出発だったから、旅行会話本をぼんやり眺めながら、時間を潰す。時折機内の画面に映る残りの飛行時間が4時間を切ったあたりからは、時間の進み具合が少し長く感じ始めるのはいつものことだ。

 
 時間通りにフランクフルト空港に到着。日本時間では、22時ころ。フランクフルトは24日の14時頃だ。

 お〜っ、久しぶりだぜ〜と思いながら、携帯電話の電源を入れて、数カ所に到着したよコール。そして、パスコントロールを通過して、荷物を取りに行く。相変わらず成田空港発のフランクフルト空港行きのこの飛行機は、フランクフルトで降りる人が少なすぎて、びっくりする。あれだけ人乗ってるのに、バッグ取りに来る人は何人か。みんな、乗り継いで他の国に行くんだなあ。

 到着口からすぐに電車に乗るのに空港駅へ。早速、電車のチケットを買おうと券売機の前に立つけど、久しぶりで、「あれ?どうだったけ?」としばしフリーズ。ん・・・こういうときは、ちょっと離れて次に並んでいる人の買い方を観察しよう!と思い観察してたら、どうやらその人も買い方分からなくて困ってる。そんな様子を眺めていたら、エジプト人っぽい男性が、こちらに向かって話しかけてきて、「20ユーロ札しかなくて・・・10ユーロに両替できないかなあ〜。」みたいなことを話しかけてきた。ん〜ちょっと怪しいかなあ〜でも、まじめそうな人に見えるから、偽札じゃなさそうだし、10ユーロ札2枚に換えてあげた。そのついでに、買い方聞いちゃおうと思って話しかけたら、優しく教えてくれた。「だよね〜。確か同じように押したんだけど・・・ボタン押し間違えてたのかなあ。」何て考えながら、フランクフルト中央駅行きのチケット(3ユーロ80セント)を買う。

 Sバーン(近郊列車)に乗り、フランクフルト中央駅へ。
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 その日の宿泊は、駅近くの「ホテル ナショナル」。初めて宿泊するホテルなので、キョロキョロしながら歩くと、道路を渡ってすぐのところにあった。

 ん〜この駅前、ホント雰囲気が怪しい。穏やかでない感じだ。

 チェックインしてすぐ部屋へ。
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 一泊の料金が安いから、まあこんなもんか。

 部屋で少し休憩してから、雨がぽつぽつ降る中、街の中に繰り出す。でもクリスマスだからほとんどのお店は、早くに閉店。人通りもまばらだ。

 クリスマスは、日本でいうお正月だから、ドイツ人はみんな里帰りして家族と過ごすようだ。駅の中にある飲食店も、アジアンフードの店以外はほとんどが店を片付けて閉店モード。あわてて、ブラートヴルスト(焼ソーセージ)を買って食べる。「う〜ん、美味い!」

 そのあとすぐに、本屋さんへ行って、「ハントバル ヴォッヘ(Handball Woche)」と「Handball Magazine」を購入。ラッキーなことにヴォッヘのチャンピオンズリーグ特集号があったので、それもあわせて購入。

 

 お店がたくさん並ぶ買い物エリアは、中央駅から少し離れているので、そちらの方へ行こうか行かないか迷いながら、結局そっちへ歩いてみた。でも、夕方5時頃でも多くのお店は閉店していて、こりゃあ歩いていっても店は開いてないなあと感じたので、折り返してホテルへ戻った。

 今日は早めに寝よう。疲れたし



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August 02, 2009

裁き

レンメ・ウルリッヒ

 

 
 ハンドボールも高校総体が開幕し、男子北海道代表の札幌真栄が奈良県一条高校を下し、2回戦進出を決めた。明日2回戦で対する相手は、春の選抜大会で準優勝している沖縄県の興南高校。奇しくも、春の選抜大会でも札幌真栄が3回戦で対戦し、3点差で敗れた相手だ。

 今回は、興南もかなり意識してくるだろうからそう簡単な試合にはならないだろうけど、札幌真栄は負けて失うものはないチャレンジャー、興南は過去の実績からして「北海道」には負けられないって言うプレッシャーもあるんじゃないかなあ。って勝手に考えて、十分、札幌真栄に有利な条件になっているような気がするが・・・。

 思い出せば、このワタクシも高校生の時に、練習試合で興南高校と試合をしたことがある。(もう20年前の話だ)あのときの興南は、ずば抜けて強いチームじゃなかったけど、ポストに入ったとき、ディフェンスの選手に脇腹の肉を、爪を立てるように掴まれて、メチャクチャ痛かった記憶がある。あとは、1人速攻に飛び出るのが速い選手がいて驚いたことも。

 一昔前じゃ、北海道のチームがインターハイや選抜で勝つことは、本当に難しかった。しかし、去年の埼玉インターハイでは2年生主体の札幌真栄が地元の浦和学院を撃破した。そして、過去に素晴らしい成績を残している興南ともいい試合をすることができるチームになっている。
 もちろん、明日の試合は札幌真栄に頑張ってもらいたいとは思ってるんだけど、「北海道」にとって今回の試合の結果のみが大事なのではないと感じている。
 このチームの昨年から今年の好成績を、今後も(来年以降も)北海道のチームが、レベルの多少の上下があるにしろ、ある一定のレベルを確保できるかってことが、もの凄く大事だと思っている。
「あのときは、たまたまメンバーがそろっていたから・・・」じゃ、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」みたいな話だ。きっとまた、45対15みたいな試合をして帰ってくる北海道に戻っちゃうだろう。
 少なくとも常に一回戦は突破できるレベル、そして年によってはさらに上位を目指せるレベルを保っていきたい、と本気で思っている人はどれだけいるのかわからない・・・・簡単なことではないけれど・・・


 さてさて、ここ数日、ドイツでのハンドボールの話題といえば、レフェリー買収問題の話題。

 すでに、スポーツイベント「ハンドボール」でも報道されているけど、2006年4月に行われたEHFカップの決勝、メドヴェディ・チェホフ(ロシア)対バロンマノ・アラゴン(スペイン)の試合を担当したレフェリーペア、フランク・レンメベルント・ウルリッヒペアが試合を不正操作した見返りに、5万ドルをモスクワ側から受け取った疑いが持たれていた。

 レンメ、ウルリッヒペアと言えば、前にもこのブログで書いたけど本当に「上手い」レフェリーだし、実際、北京オリンピックの決勝や今年の世界選手権の開幕戦や準決勝を担当し、チャンピオンズリーグでもファイナルを裁くくらいのヨーロッパでは間違いなく、トップ3にランクされるペアだ。ブンデスリーガでも「この対戦」ってところではいつもこのペアだったし、ポカールのファイナル4では必ずジャッジ。北京オリンピックアジア予選豊田大会でIHFが送り込んだのもこのペアで、韓国対日本を吹いた。

 2人のカバンの中から、モスクワ空港から出国する際に、5万ドルが現金でカバンの中に入っていたって話なんだけど、どうも信じられないような話だった。

 で、様々な調査の結果、EHFから「処分」が7月31日に発表され、両氏にレフェリーとしての全ての活動を5年間停止、そしてクラブ側に対して2年間のEHF主催試合に出場停止と25000ユーロ(約350万円)の罰金の支払いが命じられた。

 2人はその疑惑が発覚した直後の3月から、レフェリーとしての活動を停止させられていた。既に46歳、47歳の2人に「5年間の活動停止」は、事実上の追放を意味することになるだろう。2人の担当弁護士も「通常ドーピングなどでは2年の活動停止だが、今回の『5年間』は重すぎる」みたいなコメントが出ていた。

 今日のhandballworld.comの記事では、ドイツハンドボール連盟(DHB)が2人に
救済措置を施す動きがあることが出ていた。今後、ドイツ国内でレフェリーとしての活動ができるように、EHFに対して今回の処分に不服を申し立てると。

 これまでの2人の功績や実績が、このような形で終わりを迎えてしまうのだろうか・・・不服を申し立てれば、今回の処分は「決定事項ではない」ということだそうだけど・・・

 恐らく「受け取らされた」であろうお金を持っていた以上、それは「受け取った」ということになってしまうのだろうか・・・きっともっともっと複雑な裏があるんだろうなあ


 実際、金を送った方のクラブには2年間の出場停止なのに、レフェリーは5年間の処分だ。きっと、ハンドボールというスポーツの信用を失墜させたことに対する処分の意味が込められているのだろうけど、それはクラブ側も同じことだと思うんだけどなあ・・・

 このレフェリー問題の他にも、TBVレムゴのGKガリア(チェコ代表)がドーピング検査で禁止薬物の使用が認められ、6ヶ月の出場停止と2000ユーロの罰金が科された・・・

 何かと暗い話題が続くドイツハンドボール界

 各チーム合宿に入り、9月開幕の新シーズンに向けて準備が始まっているけど、この暗い話題を吹き飛ばすような面白いマイスターシャーレ争いを期待して、開幕までの1ヶ月を待とう


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April 01, 2009

遅ればせながらプレーオフ&プレーオフ、ついでにヨーロッパ

プレーオフ1





日本リーグの決勝のことを書き逃して、あっという間の2週間。はや〜。

まあ、ここまで時間がたっちゃうと自分の中の興奮も冷めてるから、長々書くことはできないな。

ただ、完全に前半で勝負がついちゃって、それでも全日本総合と違いズルズル行かなかった大崎はよく頑張ってたなあと思う。後半にディフェンスシステムを変えたのが大当たりして一時は2点差まで詰めたけど、さすがに8点差をひっくり返すまでの奇跡的な展開にはならない。自分の中でだけど、イ・ジェウの活躍が大崎にとって憎らしいほどのものだったのではないだろうか・・・

ま、でもイ・ジェウの活躍も当たり前っちゃあ、当たり前で、世界選手権でクロアチア、スペイン、フランス、スウェーデン、ハンガリー、マケドニアと大きな分厚い壁を相手に戦ってきてるんだし、オマケに活躍してるんだし・・・。

一発勝負じゃなくて、ホーム&アウェイ方式でも、例えば3勝先勝方式とかで大同と試合をしても、今のままじゃ勝てないなあ。

プレーオフ2

 


で、その次の週は、アイスホッケーアジアリーグのプレーオフの第3〜5戦が家から数分の釧路アリーナで開催。レギュラーリーグ1位の西武と4位日本製紙の対戦だった。1勝1敗でホームに戻ってきたクレインズが2連勝して何と王手で第5戦を迎えた。祝日だった20日は胴上げを見ようと、会場の開場のころには、なが〜い列ができてた。でも、結局、ほぼ満員、2500人の観衆をガッカリさせて試合終了。

 しかし、いつもアイスホッケー見て思うんだけど、選手が思いきりレフェリーの前で相手チームの選手に殴りかかってって、ラインズマンが掴み合って、殴り合ってる選手を引き離して、そんなことになってるのに、「ラッフィングにより、マイナーペナルティー2分間の退場」ってさらっと女性の場内アナウンスが流れるなんて

 他のスポーツなら、例えばそれがハンドボールなら、「はい2分間退場」なんてことになり得ない。そんなんで2分間退場だったら、レッドカードや追放なんて、ルールとしてあってないようなものになる。

 失格のような状態になったのは、だいぶ昔にクレインズの助っ人選手が相手チームの選手と殴り合いになって、口から大流血するほど殴り合って、リンクの氷が赤く染まった時に見たことがあるでも、冷静に見たらそれって反則どころじゃなくて、もう暴行事件、逮捕だよ。

 そこまでの乱闘はさすがに少ないけど、一発二発の殴り合いなら普通。

 心配なのは、それを子どもたちが普通に見ているということだ。人を一発ぶん殴ったって、2分間頭冷やせば、また試合に出場だし・・・他のスポーツなら、もしかしたら、二度とコートに戻れなくなるかもしれない。

不思議なスポーツだよなあ〜

アジアリーグプレーオフ

 






 ブンデスの話題と言えば・・・今月号のスポーツイベントにキールの八百長疑惑がヨーロッパで報じられているっていう記事が載っていた。

 キールがフレンスブルグと決勝を戦ったチャンピオンズリーグでの審判買収疑惑。第1戦目を引き分け、キールで迎えた第2戦目フレンスブルグのデンマークのボールドセンのディフェンスプレーに対してのレッドカードなど、「いわく付き」なのだそうだ。

 その試合ついてはこちら

 この記事を見たとき愕然とした。この告発したのが前キール監督のゼルダルジッチだというし・・・。

 でも、その試合の映像の録画があるから、レッドカードのシーンなんかは何回も繰り返して見たけれど、それこそこのディフェンスにレッド出さないと、どのプレーに出すのか、というくらいのラフなプレーだ。横からユニフォームを掴んで、引っ張り倒し、おまけにさらに移動してカラバテッチにウエスタンラリアットだ。

 審判の先生方何人かで見たときも、「さすがにこれはレッド出すよなあ。」でみんなが一致。これでレッドカード出すなんて、おかしいだなんてとってもじゃないけど思えないプレーだ。

 もっと言えば、ボールドセン自体、いつもギリギリ勝負のディフェンスで、退場になることは頻繁にある選手だ。

 たしかに、ゲームメーカーのボールドセンが失格になったことで、フレンスブルグのリズムがおかしくなったのは間違いないと思うけど、あのプレーを2分間退場にしてしまうレフェリーだったら、チャンピオンズリーグの決勝の笛なんか吹かしてもらえないよ・・・。

 別にデンマークの人たちにケンカ売るつもりはないけれど、それなら2008年ユーロの決勝のデンマーク対クロアチアの方が、よっぽど怪しい試合に見えちゃう。このときの審判は確かスペインペアだったかな・・・。

 クロアチアが追い上げると、微妙なジャッジでデンマークに有利な判定が結構あって、我慢できなくなったチェルバルが「2分間退場」を受けたほどだ。あきらかに太ももに当たったボールがキックボールと判定されて、デンマークボールになったり・・・試合を見ていて違和感を感じるジャッジだった。もしかして、ヨーロッパにも「○○の笛」みたいなのがあるのかも、と思ってしまったほどだから。

 もう一つの話題。これもまたキールの話だけど、フランス代表のオーメイイエールともう1人のGK、スウェーデンのパリカ。そのパリカが故障し、GKがもう1人必要になったキールが探し出したお眼鏡にかなったGKは・・・・なっ、何と、元フランス代表のGKブルーノ・マルティニ

 キールのHP、マルティニ紹介ページへ


 もう2年前に現役を引退していたにもかかわらず、ふっくらした38歳が2年ぶりに復帰しただけでも話題なのに、それもキールで最初の出番がチャンピオンズリーグなんだから、スーパービックリだ。

 さらにまたビックリが、キールがザグレブに乗り込んで第1戦、後半に7Mスローの場面で一度だけ登場。その1本をセーブしちゃった

 世界一を狙うチームのGKだよ・・・凄い話だなあ、と改めて思う。引退したのに復帰するケースはブンデスではよくあるけれど、ここまで豪快なのは・・・


 ん・・・、俺も現役復帰しようか・・・・

 
 ブンデス、注目のワンシーン 

 オマケでもう一つ

 

 

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January 02, 2009

Frohes neues Jahr!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 今年も、気まぐれに、どんなにマニアックな話題でも、誰に何といわれても、勝手にハンドボールについて綴っていく所存でございます・・・・。


 まずは、ブンデスリーガ情報から。2008年は、12月29日のヴェッツラー対ハンブルグ戦を最後に、1月は世界選手権でいったん中断するブンデスリーガ。後半戦を折り返して1試合消化したところ、18節まで進んでいる。

1 THW Kiel(キール) 35:1
2 HSV Hamburg(ハンブルグ) 27:9
3 TBV Lemgo(レムゴ) 27:9
4 SC Magdeburg(マグデブルグ) 27:9
5 Rhein-Neckar L醇rwen(ラインネッカー) 24:12
6 SG Flensburg-Handewitt(フレンスブルグ) 22:14
7 Frisch Auf G醇rppingen(ゲッピンゲン) 21:15
8 F醇・hse Berlin(ベルリン) 21:15
9 VfL Gummersbach(グンマースバッハ) 21:15
10 HSG Nordhorn *(ノートホルン) 19:13
11 TV Grosswallstadt(グロ−スヴァルシュタット) 14:22
12 MT Melsungen (メルズンゲン)13:23
13 TSV GWD Minden(ミンデン) 12:24
14 HSG Wetzlar(ヴェッツラー) 11:25
15 TSV Dormagen (ドルマーゲン)10:26
16 HBW Balingen-Weilstetten (バリンゲン)9:27
17 Stralsunder HV (シュトラールズンダー)4:32
18 TUSEM Essen (エッセン)3:33

※ノートホルンはクラブの経営が悪化したため、ペナルティーとして勝ち点4を減点

 キールの独走は変わらないけど、開幕からしばらくの間苦しんでいたハンブルグが後半に盛り返し2位まで浮上。ただ、3位のレムゴと4位の我がマグデブルグは得失点さの順位だから、チャンピオンズリーグ争いは混沌としている。もちろん、チャンピオンズリーグの結果次第だけど、やはり来シーズンの出場権を確実なものにしておくには3位以内に入っておきたい。

 上昇ムードのハンブルグと好対照なのがフレンスブルグ。ことごとく接戦を落としてしまい急降下。「フレンスブルグならもしかして・・・・」と思われていた12月20日、ホームで迎えたキール戦も、前半こそ「食らいついていた」けど、後半途中からは、チーム力の差を感じずには入られない苦しい展開に。27日のバリンゲン戦では引き分け、完全にリズムが狂ってしまった。ブレイクを挟んで、後半戦にどこまで立て直してくるか・・・・。

 3位のレムゴも、27日のメルズンゲン戦では、リズムの悪い試合に・・・。常にリードを許す苦しい展開。ディフェンスがうまく機能しないため、簡単に点を許してしまい、おまけに攻撃でも強引な早撃ちのシュートになってしまったり、と何をやってもうまくいかない“スパイラル”に。タイムアウトをとった監督バウワーもイライラが爆発してキレまくるも、結局、どうにもできないまま試合終了。格下のメルズンゲン相手に痛い黒星を喫してしまった。 

 2位に上昇したハンブルグ。28日にはヴェッツラーに乗り込んだ。試合前の「賭け」のオッズは、確か、ヴェッツラーの勝ちに10倍、引き分け6倍、ハンブルグの勝ちに1.08倍だった(と思う)。でもでも、今シーズンはヴェッツラーがホームでフレンスブルグに引き分け、ラインネッカーやグローシュヴァルシュタットに勝利と、「『もしかして』があるかもよ〜俺ならヴェッツラーの10倍に掛けてみてもいいかも・・・」なんて思うと同時に、「面白い試合になればいいなあ。」とも思いながら中継を見ていた。

 試合が始まると、予想的中、祈願成就、大接戦に。ヴェッツラーは若手のエース、ドイツ代表のクリストファーゼンが大爆発。0−6ディフェンスが機能しないハンブルグは、3−2−1ディフェンスに切り替えるも、さらに混乱。たまらず6−0に戻すなど、監督のシュワルブも四苦八苦。シーソーゲームになった終盤、ハンブルグのヘンズが勝ち越しミドルシュート。残り30秒切ったところで、攻撃に失敗したヴェッツラーは、高い位置からマンマークで守る。残り15秒、ハンブルグの右サイド、リンドベルクがボールをキープしながらパスしようとジャンプするが・・・誰ももらえるところにいない・・・困ったリンベルグ、ボールを思い切り床に叩きつけ・・・大きく弾んだボールがヴェッツラーの選手のところへ・・・・必死に守るハンブルグだが、残り数秒で7Mスローをゲット。GKはビッター、シューターはクリストファーゼン。会場は、この一本で引き分けか負けかが決まる注目の一本。放ったシュートをビッターがセーブし、勝利確定。2位浮上を決めた。

  それにしてもキール、強い。17節までの試合を見ていても、キール相手に勝てそうなところは見つからない。今シーズン、ドルマーゲン戦での1分けとチャンピオンズトロフィーでのシウダード・レアル戦の1敗以外、全て勝っている。

     ━─━─━─━─━─

21日、ドイツ代表監督、ハイナー・ブラントから世界選手権19名の登録選手が発表された。


(かっこの中はチーム名、代表試合数、代表での得点)

ゴールキーパー(Torh醇дer)
ズィフィオ・ハイネフェッター Silvio Heinevetter (SC Magdeburg, 10/-)
ヨハネス・ビッター Johannes Bitter (HSV Hamburg, 100/2)
カルステン・リヒトライン Carsten Lichtlein (TBV Lemgo, 97/1)

右サイド(Rechtsau遵men)
クリスチャン・シュプレンガー Christian Sprenger (SC Magdeburg, 41/77)
シュテファン・シュレーダー Stefan Schr醇rder (HSV Hamburg, 27/49)

右バック(Rechter R醇・kraum)
ホルガー・グランドルフ  Holger Glandorf (HSG Nordhorn-Lingen, 94/324)
ミヒャエル・ミューラー Michael M醇・ler (TV Gro遵mwallstadt, 8/18)

センター(Mittlerer R醇・kraum)
ミヒャエル・クラウス Michael Kraus (TBV Lemgo, 72/215)
マーティン・シュトローベル Martin Strobel (TBV Lemgo, 15/30)
ミヒャエル・ハース Michael Haa遵m (GWD Minden, 33/26)

左バック(Linker R醇・kraum)
パスカル・ヘンズ Pascal Hens (HSV Hamburg, 152/447)
ラルス・カウフマン Lars Kaufmann (TBV Lemgo, 56/105)
スフェン・ゼーレン・クリストファーゼン Sven-S醇rren Christophersen (HSG Wetzlar, 16/30)

左サイド(Linksau遵men)
トーステン・ヤンゼン Torsten Jansen (HSV Hamburg, 150/408)
ドミニーク・クライン Dominik Klein (THW Kiel, 79/162)

ポスト(Kreisl醇Bufer)
セバスチャン・プライス Sebastian Prei遵m (TBV Lemgo, 101/241)
マヌエル・シュペート Manuel Sp醇Bth (FA G醇rppingen, 2/2)
イェンス・ティトゥケ Jens Tiedtke (TV Gro遵mwallstadt, 52/79)
オリバー・ロギッシュ Oliver Roggisch (Rhein-Neckar L醇rwen 101/25)

この中から、個人的勝手な予想だけどGK1人、そしてサイド1人、バック1人、ポスト1人がベンチに入れないことになる。

 不安なのは、やはり左バック。ヘンズが怪我から復活しているものの、ハンブルグの試合では、本調子には、まだ物足りない。カウフマンもレムゴでは出番を減らしている。クリストファーゼンはノリノリだけどキャリアが・・・・。クラウスが左バックに入って、ハースが真ん中ってこともある??でもそれじゃ〜北京と同じになっちゃうなあ〜。

 数日後のギリシャ戦でどんなゲームをしてくれるか・・・。ギリシャ、けっこう強いから、油断はできない。







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November 24, 2008

いろいろ

 日々、時が過ぎるのは早いものだ・・・・。1ヶ月も更新していなかったんだから。

 そういえば昨年の11月22日から続けた禁煙が、数日前にちょうど1年たったこの1年、一本も吸わずに過ごすことができたし、もうまるっきり吸いたいとは思わなくなった。タバコの臭いが逆に凄く気になるようになったし、もう大丈夫だ。意志が薄弱なワタクシにしては、珍しく「達成」することができたから、誰か何かくれないかな

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 しばらく更新しない間に、当然ヨーロッパのハンドボールシーンは日々刻々と変化しているわけで、山のような情報を今回1回の更新では消化しきれない・・・・・

まずは、我がSCマグデブルグ情報から。10月27日には、首位争いをしているフレンスブルグをゲストに招き対戦。序盤からマグデブルグがリードする展開になり、いつ追いつかれちゃうのかなあと思いながら見ていると、結局そのまんま。えっ?そのまま勝っちゃったよ、っていうような、あまりにもフレンスブルグが反撃できないまま終わってしまったので、ちょっとあっけない感じで拍子抜け。いや、そうじゃない・・・・マグデブルグが強いんだ!と思うことにしよう。



 今シーズンの優勝争いは、キールが開幕戦で2部から昇格したドルマーゲンに引き分けた以外は11連勝。独走状態で前半戦を折り返しそうな雰囲気だ。今後も格下相手の試合が続くから、当分はキールの首位は変わらないだろう。山場は、12月20日、キールがフレンスブルグに乗り込んで果たしてどうなるか・・・。2〜5位は混戦でこのあたりの争いのほうが面白いかも。チャンピオンズリーグ出場権をかけた争いは、混沌としている。


 順位表

 で、マグデブルグ。現在、「3位」っていう成績は素晴らしく、来シーズンのチャンピオンズリーグも目指せちゃう位置につけている。どこまで踏ん張れるのかな・・・・・。

 その「強い」マグデブルグの大きな力である、ゴールキーパーのズィルフィオ・ハイネフェッター(ドイツ代表)が来シーズンからフックセ・ベルリンへ移籍することが決定。SCMとは今シーズンまでの契約だったので、来シーズンはどうなるのか注目されていたんだけど、結局、マグデブルグ、ベルリン、そしてスペインのチームから彼が選んだのはベルリンだった。
 
 ここ1,2年の彼のマグデブルグでの活躍は素晴らしいものがあった。2004年シーズンにデーリッチでカウフマン(現在レムゴ、ドイツ代表)、植松(2部南アヴェ)と1部昇格に貢献。その翌シーズンからマグデブルグ移籍。その2005年シーズンはビッター(現HSVハンブルグ、ドイツ代表)の2番手だったため、出番はあまり多くなかったが、2006年シーズンは翌年にビッターの移籍がシーズン当初から決まっていたため、ビッターよりも圧倒的に出場時間が増え、大活躍。アクティヴで闘志あふれるスーパーセーブ連発でマグデブルグファンを熱狂させた。また、そのシーズンにはブンデスリーガのルーキーオブザイヤー、またナショナルにも名を連ねた。
2005年はまだ、「チームのGKはビッター」だったから、試合後、ファンがサインを求める数が、ず〜っとビッターの方が多くて、ハイネフェッターにはあまり多くは集まっていなかった。むしろ逆に、「僕のことも覚えてね(勝手な印象ですが・・・)」、みたいな感じで少ないファンに熱心にサインしていた。人が少なくなったところを目がけてサインをもらいに行くと、うれしそうに丁寧にサインしてくれたのが印象的だった。

ラインネッカーにカチェックとビレツキーのポーランドコンビを持って行かれ、そしてハイネフェッターまで抜けてしまうマグデブルグ。今の「3位」は間違いなくハイネフェッターの力が大きく影響している。チームの攻撃の流れが悪くなったときに、好セーブを連発し、チームの流れをたぐり寄せられるGKだけに、この移籍は本当に痛い。マグデブルグの「ハートの熱いハンドボール」に欠かせない存在であった彼だっただけに、来シーズンはその存在の大きさを懐かしさとともに感じてしまうだろう・・・・


 明日も頑張って更新しよう 




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October 22, 2008

熱戦

 結局、退院したのは20日(月)。そして、昨日から仕事に復帰。まだ、唇やあごに痺れが残っているけど、あとは時間が解決してくれるのを待つのみ。

 19日の日曜日。この日は朝早くから目覚めてしまったので、すぐにsportdigital.tvでのブンデスリーガを観戦。それも、立て続けに3試合連続で
フレンスブルグ対ドルマーゲン、レムゴ対ハンブルグ、ノートホルン対マグデブルグ。

 中でも一番の注目は、レムゴ対ハンブルグ。レムゴは首位キールと得失点差の2位。首位争いから後退できない大事な一戦になる一方、チャンピオンズリーグ出場チームながら10位と波に乗れないハンブルグは、例えレムゴのホームであっても、これ以上負けられないところまで追い詰められており、熱い試合になるのは間違いないこの一戦。

 試合開始から11分経過してもまだ両チームのスコアが2−2とロースコアの展開。レムゴのリヒトライン、ハンブルグのビッターのドイツ代表GKの好セーブで、一時、膠着状態となる場面もあったけど、ハンブルグのポスト、ジル弟の活躍でハンブルグがリードして試合が進む。

 前半の山場は、ハンブルグのジル兄が一発レッドカードが出た場面。レフェリーはアドラー/アドラーペア(ドイツでは3番目、4番目評価のレフェリー)。レムゴのベヒトロフが速攻で走っており、パスを受けドリブルをしてシュート体勢に入ろうとした瞬間のこと。ドリブルしたボールを両手でキャッチする瞬間を斜め後ろからジル兄がそのボールを弾こうとしたが空振り。そのとき、意図的ではないものの、ベヒトロフの足にジル兄の足が引っかかり、ベヒトロフはシュートが打てず転倒してしまった。

 7Mスローの指示のあと「ピッ、ピッ、ピッ。」両レフリーが駆け寄り、短い話し合い。お互い頷きながら、パンツの後ろポケットに手がかかる。ハンブルグベンチが「Nein!」と両手を広げながら、その短い瞬間に、レフェリーが下すであろうジャッジを感じ取り、もう抗議。ジル兄に向かってレッドカードが掲げられる。そこから、レムゴが盛り返したものの、前半はハンブルグが14−13でリードし折り返す。
 後半もハンブルグのペースで進む。やはりここで感じてしまうのが、ハンブルグの選手層厚さとレムゴのバックプレーヤーの攻め手の無さ。

 レッドカードのジル兄に代わって入ったのが元ドイツ代表のグリム。ゲームメイクには何ら影響はなかったし、両脇のラツコビッチやマーシン・リイェスキー、クリストフ・リイェスキーも迫力十分。ポストのジル弟と上3人が絡まって攻め手が多彩。しかし、レムゴのフローター陣は、というと代表のカウフマンが今ひとつで前半の前半でベンチに下げられ、またクラウスやへールマン、そしてハンガリー代表のモクシャイも単発的なミドルシュートで、どうも連動性がない感じ。監督のバウアーが前半終了したときに、腕を組んでコート上を眺めていたけど、実は「攻め手がない」ってことを感じていたんじゃないかなあって思う。
 それでも、やはりレムゴも意地を見せる場面もあり、試合は残り5分までは両チームの負けたくないっていう気持ちがとても伝わってくる試合だった。やっぱりそういう試合って面白い。結局ハンブルグが34−30勝ち。現状では、ハンブルグの方が力は上なのはどう見ても明白。特にジルのポストプレー、体の使い方には何度も唸らされた。この試合MVPはジルだな。レムゴはここまで、比較的格下相手(同格はラインネッカーのみ・・・ん〜マグデブルグもか)の試合が続いていたから、ここからが本当の勝負だろう。ここから17節までキール戦以外は取りこぼさずに行かなければならない。果たしてどうか・・・

 そのあとのノートホルン対我がマグデブルグ。結果から言うと、こちらは28−28の引き分け。マグデブルグとすれば、ゲストで乗り込み勝ち点1を上積みできたので上出来なのかもしれないけど、この試合のノートホルンの出来は相当悪かった。それにお付き合いしてか、再三のチャンスを自ら手放しているかのような試合展開で、見ていてイライラする内容。前半が18−17でノートホルンがリードで折り返して、結果28−28。後半のスコアは10−11。スコア的には競ってるはずなのに、全然盛り上がらない。ゴールキーパーの好セーブもあるんだけど、パスミスやシュートミスが両チームに多くて、久しぶりの「凡戦」って感じでガッカリ。ゲストでも十分勝てる可能性があった試合を自らの手放してしまった感じの試合でもったないない。やっぱり、こういう試合を確実にものできないマグデブルグは上位に食い込むのは難しい。

 やっぱり今シーズンは、キールとフレンスブルグの争いだ。この2チームが抜けてるな。

 と、怒濤の3試合連続観戦で気がつけば朝が昼に変わってた。さっき朝食食べたのにもう昼ご飯。

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 20日(月)、退院して帰宅。色々用事を済ました後、実は週末のブンデスリーガよりも楽しみにしていたのが、チャンピオンズリーグCグループ、FCバルセロナ対THWキールの試合。

 決勝トーナメントの準決勝や決勝でもいいくらいのこのカードが予選リーグで行われた。

 まずは、バルセロナのホームでの第1戦。試合は両チーム一進一退の攻防が続き、とても面白い試合展開。さすが世界一を争う両クラブの試合。選手各々の個人技のレベルも高く、チームとしてのまとまりもあり、見ていて本当にワクワクする。

 ただ、意外だったのは・・・前半からキールが優勢に試合を進めていた点だ。とは言っても前半終了時点で15−15だったんだけど、やはり後半に入りキールが突き放す43分で4点リード。
 
 そこでたまらずバルサがタイムアウト。キールに傾いた流れを断ち切り、そこからバルサが4点差を詰めて同点に。時間は47分。監督のギスラソンが、どこでタイムアウトを取るか、興味津々で見ていた。ここで取るか、それともここを我慢し、この後訪れるかもしれないゲーム最大の山場で使うか・・・。

 ギスラソンは勝負に出たんだと思う。この同点、残り13分のところでタイムアウト。そのタイムアウトのタイミングがどんぴしゃり!ここからまたキールが3点差つけ突き放す展開に。さすがに、この展開には見ていて驚いたし、ゲストにもかかわらず突き放していくキールは強かった。一方のバルサは、後半攻め手を欠いていたように思う。セットの攻めでも全体の動きがなく、足が止まったせいで単調な攻撃になってしまった。

 終盤にはキールのツァイツがまたまたお騒がせプレーを披露。バルサの(確か)ネデスボーが体当たりみたいなチャージングでツァイツにぶつかり、キールのフリースロー。ボールは素早くスローされ展開していたが、もつれて倒れていたネデスボーが立ち上がり、戻ろうと走り出したときに、ツァイツが意図的に足を出してつまずかせ、転ばせる行為に。もつれていた二人が不穏な空気を醸し出していたから、それを見ていたバルセロナベンチが大騒ぎし、数名がコートの中に入っていく場面も。ツァイツは2分間退場の処分。ホント、キレたらすぐに反撃しちゃうツァイツは、今年のチャンピオンズリーグ決勝での「ひじ鉄事件」の反省なんか全くしちゃいないな。勝っていたからいいようなものの、その退場が原因で負けたらどうしてくれるんだって話だ。

 試合終了5分前にはキールが5点リード。残り時間でどうにもならないと感じた観客たちは、ぞろぞろ帰り出す。

 やっぱりここがスペインだよな〜。ブンデスリーガの試合で、ホームのチームが負けていても、こんなに大勢がぞろぞろ帰る場面なんて見たことない。スペイン人とドイツ人の違いがはっきりと感じられて面白かった。

 キールはこれでさらに勢いがつくだろう。やっぱりカラバティッチもこの間のベルリン戦でかなりの復調を見せていたけど、この試合でも7得点。また、2回ほど退場を取るプレーもあったし、「全開」だった。ここまでのブンデスリーガの試合も、全てこのバルサ戦に照準を当てて調整しつつ戦ってきたのでは、と思わせる試合内容だった。素晴らしい内容だったように思う。

 やっぱり、チャンピオンズリーグは面白いなあ

 
 
 

 
 
 

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October 15, 2008

登り調子↑

 10日の手術から4日が経ち、徐々に良化。本当は今日退院予定だったんだけど、退院できるところまでには至っておらず、予定が今週の金曜日に変更・・・。

 それでも、やっと今日、片側の奥歯を噛み合わせることができたので、ご飯を噛んで食べることができたのは、かなりの前進。普段、当たり前に物を噛んで食べてるけど、ここ数日間、噛めないつらさを味わってきただけに、時間はかかったけど噛んで食べることができた

 痛みもかなり引いてきたけど、朝方4時半頃痛くて目が覚め、痛み止めを2錠のみ、そして夕方の4時頃にまた、痛み出したのでまた2錠飲んだ。痛み方も数日前よりはよくなってきているけど、痛み出すとじわ〜っとした嫌な痛みで、薬を飲まずにはいられない感じ。

 腫れは2,3日前がピークで、自分で自分の顔を鏡で見て思わず笑ってしまうくらい腫れた。宍戸錠を通り越して、踊れない芋洗坂係長(可愛くいえばムーミン)だった。特殊メークとしか考えられない腫れように、「このままだったらどうしよう・・・・。」ってちょっと焦った。
 でも昨日から少しずつ腫れが引いてきて、また、「宍戸錠」に。膨らんだ風船が萎んでいくような具合だ。

 喉の痛みもほとんど消えた。あとは金曜日の抜糸までどうなるか・・・。


 さて、ブンデスリーガの話に。各チーム7〜8試合を終了したところ。

 昨夜は第9節で1試合だけ、キール対ベルリンの試合が行われた。個人的にも昨シーズン、ベルリンのホームで行われたこのカードの結果が結果だっただけに、注目せずにはいられない試合。おまけにベルリンは前節ハンブルグとゲストにもかかわらず引き分け、勢いづいている状況。

 その試合を今日は、見てたんだけど、前半は色々な意味でとても勉強になるというか、お手本になる試合だった。

 まずは、審判。担当はレンメ、ウルリッヒ。やっぱりこのペアから学ぶことって多いと思う。ファール、段階罰の基準がわかりやすい。単純なファール、イエローカード、3枚のイエローを使い切っていない状況での「一発の2分間退場」。
 試合開始からサクっとカードを出す。えっ?いう顔をするどころか、選手自ら手を挙げる場面も。それって、選手も自分で自覚してるっていうか、カードに納得しているってことだ。それがいくつも見られるのが、やっぱりこのペアへの選手たちの「信頼」にも感じる。
 また、試合開始3分、ベルリンのゲーデがキールのカラバティッチに対するアタックに対し、コートレフェリーのウルリッヒが一発2分間退場。見ていて納得のジャッジだった。なかなか、試合始まってすぐに「一発退場」って出しにくいものだけど、やっぱりきちんとした基準を示して、「それは退場だよ。」ってメッセージをきちんと伝えてる。
 その他には、キールのポストプレーヤー、アルムがディフェンスが掴んでいるのを振り切ってシュートを放ちゴールしたシーン。これもゴールレフェリーだったウルリッヒがエリア内に着地のジェスチャーをしながら、7Mの判定をした場面。そのまま、得点でもいいような「着地具合」なんだけど、「え〜っ」って顔したアルムに何なら言葉を交わしたところだ。もちろん何て言ったかわからないけど、不満に思う選手とコミュニケーションを図っているのがジャッジに対するストレスを選手が溜めない工夫だ。
 その7Mのあとにすぐ、ベルリンの攻撃でポストシュートの場面。エリア内でのシュート、「着地」に見えたんだけど、ゴールレフェリーのレンメはゴールインに。自分の立っている裏側でシュートを決められたカラバティッチが、おそらく「エリアの中に入っているじゃないか〜」みたいなことをレンメに対してかなり激しい口調で言ってたんだけど、それに対してイエローカード
 きちんとした基準を示す、毅然とした態度、選手やベンチとのコミュニケーション、そして一つ一つのプレーを丁寧にジャッジする。
 ハンドボールって一瞬のプレーでいろんなことが起こっちゃうから、ついつい大雑把にジャッジしてしまいがちなんだけど、そうなると試合がぐちゃぐちゃになってくるんだよなあ。
 試合を見ている人や選手、ベンチに対して丁寧さの意図が伝わるジャッジって凄いよなあ。

 選手のプレーにも教科書のようなプレーがたくさんあった。どうディフェンスを引きつけてポストにボールを落とすか。ただ力任せのシュートなんかは子どもたちには参考にならないけど、パスの落とし方、バックプレーヤーの走り込む位置やポストプレーヤーの位置取り、こういうプレーをたくさん見ていれば、自然とプレーのイメージが頭の中に入って、教えなくてもできたりするんだろうなあって思う。
 キールの速攻の走りやパスつなぎ。今シーズン、キールの試合を見た中では一番のできだったように思う。パスの速さ、どこに出すべきか、どこに走るべきかの判断の速さ、それが展開の速さのもと。パス3本以内でシュートまでもっていける動きは、本当に素晴らしかった。
 クラインのサイドシュート。高く跳んで、キーパーと自分が落ちる瞬間にしゃくり上げるシュートが鮮やかだった。

 前半はキールがベルリン相手に本気になっているのがわかる試合だった。そんなキールに必死に食らいつくベルリンもなかなかしぶとかった。

 試合は前半4点差で折り返したものの、後半の立ち上がりからエンジン全開のキールがあっという間にベルリンを突き放し、10点差になってしまった。なので後半は前半のような緊張感はなく試合が進んだので、ベンチでギスラソンがちょっとイラッとしている表情が見られた。
 
 何よりこの試合、カラバティッチがゴールに向かっていく動きがとても多かったし、4得点に終わっているけどそれ以上の「貢献」があったように思う。シーズン開幕から体調があまりよくなかったようだけど、昨日の試合を見ていて「いつも」のカラバティッチに戻ったように感じる。間違いなく上り調子だ


 そーいえば、水泳の日本チームのヘッドコーチに平井伯昌氏が就任しましたね〜。水連も「指導者としての実績」を認めざる終えない状況に追い込まれたんだろうけど。そんな指導者としての実績を世の中に認めさせた平井氏って凄い人だ。詳しくはまた今度

 



 



 

 

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September 28, 2008

スポーツの秋

 今日は久しぶりに何もない1日。朝からダラダラモードに突入。

 しかし、午後からは「スポーツモード」に突入。まずは、クライマックスシリーズに向けてもう負けられない北海道日本ハムファイターズのテレビ観戦。2対2のまま、チャンスをものにできないファイターズ。どうやったら、点数入るの?ってかんじの試合展開になったところに、相手内野手のエラーで勝ち越し、そして連続押し出しフォアボールで追加点。さすが、ファイターズ。打率、ホームラン、得点がパリーグ最低で、防御率と失点が1位のチームらしい

 野球を見ている最中、チャンネルを変えると、ちょうど大分国体の開会式が放送されてた。今年は南側からの入場だったようで、青森が入場し、その次が北海道。北海道は、今年から上下のユニフォーム、変わったんだなあ。前よりかっこよくなったんじゃないかな・・・
 あ〜国体か・・・懐かしいなあ・・・何回か行かしてもらったけど、その土地その土地の食べ物、人の暮らし、景色なんかに触れるのが楽しいし、勉強になるし、思い出になる。富山での国体なんかは、氷見市のボランティアのおばちゃん方が作った地元でとれたカニや魚の入った汁物が無料で振る舞われたり・・・
 もう行くこともないだろうけど、でももう一度行きたいよなあ〜

 なんて思いながら見ていた。

 で、チャンネルを戻し、ファイターズの勝利はほぼ間違いないだろうと自分で勝手に確信したころ、時計は3時40分。おっ、そろそろじゃないか・・・アイスホッケーのアジアリーグ、地元釧路の開幕戦フェイスオフまであと20分。家から、会場まで車で3分。会場に到着してチケットを購入。よし、今回は奮発して指定席にしようじゃないか、と意気込んで買ってみた。

 日本製紙クレインズ対SEIBUプリンスラビッツ。きっと、今シーズンも優勝を争うであろう2チームの対決。熱い試合になることを期待したけど、第1ピリオド2分にあっさり失点。相手が反則の退場でプレーヤー3人のパワープレーで1点を返すものの、その直後にすぐ失点。結局、その後もパワープレーのチャンスを生かせず、逆に反則を重ねてキルプレーの連続。なんか見ていてイライラする展開。おい、金返せ!って感じで、地元開幕戦を勝利で飾れず。この様子だと今シーズンも厳しいなあ
アジアリーグ1アジアリーグ2




そろそろ、ハンドボールの話を。

 まずは、ブンデスリーガ。ここんところの話題といえば・・・ラインネッカーの監督だった、シェフツォフがクビになり、新しくヴォルフガング・シュヴェンケが就任したこと。加えて、元ドイツ代表のポストプレーヤー、クリスチャン・シュヴァルツアーもコーチに、ってのが一番の話題かな。
 今シーズンは、左サイドにアイスランド代表、グンマースバッハからシグルドソンを獲得。そして、シーズン開幕直前に、ノートホルンからチェコ代表、右サイドのヤン・フィリップも補強。両選手ともに素早い速攻が武器で、ともに「チームの顔」的な存在だった選手。
 バックプレーヤー、ポストプレーヤー、サイドプレーヤー、ゴールキーパーと実績だけ見れば申し分ない選手をそろえながら、2勝2分け1敗と、早くもリーグ制覇に黄色信号がともってしまった。そこでの解任劇。
 今週は、シュヴァルツアーコーチが指揮を執ったDHBポカールでは、1部同士の対決バリンゲン戦を楽勝した。
 やっぱり、これだけの選手そろえて勝てなかったら、監督の責任だよなあ。ゲストだったとは言え、ゲッピンゲン戦での引き分けは、クビにするのに十分な理由だろう。

 
 北京オリンピックでよもやの予選ラウンド敗退を喫したドイツ男子。昨日、代表監督のハイナー・ブラントが世界選手権に向けて代表選手を発表した。(選手名の後の数字は、代表での試合数)

GK カルステン・リヒトライン 93(レムゴ)
GK ズィルビオ・ハイネフェッター 7(マグデブルグ
GK ニコラス・カズィギアンニス 0(ノートホルン)

CP イフェス・グラーフェンホルスト 30(マグデブルグ
CP アンドレアス・クンツ 1(グロースヴァルシュタッド)
CP ラルス・カウフマン 52(レムゴ)
CP スフェン・ゼーレン・クリストファーゼン 12(ヴェッツラー)
CP シュテファン・クネー 2(グロースヴァルシュタッド)
CP ミヒャエル・クラウス 70(レムゴ)
CP マーティン・シュトローベル 13(レムゴ)
CP ホルガー・グランドルフ 92(ノートホルン)
CP ミヒャエル・ミューラー 4(グロースヴァルシュタッド)
CP アンドレアス・ロイェヴスキー 0(マグデブルグ
CP クリスチャン・シュプレンガー 39(マグデブルグ
CP ミヒャエル・シュパーッツ 7(グロースヴァルシュタッド)
CP セバスチャン・プライス 97(レムゴ)
CP クリストフ・ソイヤーカオフ 10(マグデブルグ
CP イェンズ・ティデッケ 48(グロースヴァルシュタッド)

リヒトライン、カウフマン、クラウス、グランドルフ、プライスら、2007マイスターのメンバーは18人中5人。チーム作りは、土台から・・・って感じだ。

 もしこのメンバーで世界選手権に出たら、間違いなく予選敗退だ。今回選ばれなかったヘンズやクライン、ビッターなんかも今後は名を連ねてくるだろうけど、あまりにも「若い」チームで、すぐには結果はついてこないだろうなあ。
 また、メンバーのメンツがレムゴ、グロースヴァルシュタッド、そしてマグデブルグとブンデスリーガの中でも歴史のある名門クラブなんだけど、どちらかというとここ数年は中位の結果しか残せていないチームばかり。キール、フレンスブルグ、ハンブルグ、ラインネッカーなど、今をときめく有力クラブはほとんどが「外国人」チーム。ドイツ人がいたとしてもこれからのチームには選べない。ブラントも頭が痛いところだろう。

 ただ、我がマグデブルグから18人中5人も!!!ドイツ代表が復活するには、マグデブルグにかかってると言っても過言ではないのだ!!
 よ〜く見ると(パッと見ても)、レムゴも5人、グロースヴァルシュタッドも5人だから、明らかにそれは「言い過ぎ」なんだけど、ただ、ドイツ人の割合の多いクラブがブンデスリーガの上位を占めることができるかどうか、ってことはこれからのドイツ代表には重要なことだ。


 で、そのマグデブルガーたちの話題を。

 今やチームの柱となっているGKのハイネフェッター。マグデブルグとの契約は今シーズンまでとなっているが、来シーズン契約を望んでいるチームが複数あり、それがベルリン、マグデブルグ、ラインネッカー、そしてスペインのトップクラブだって話だ。今のマグデブルグには絶対に必要な選手。何とか契約を延長して欲しいものだ。
 ソイヤーカオフは怪我。回復までに4-6週間かかるよう。せっかく代表に名を連ねたのに・・・



 

 


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April 29, 2008

サルも木から落ちかかる。

 ブンデスリーガも残すところ3節となり、優勝争いは首位のTHWキールと勝ち点1差で2位のSGフレンスブルグが最終節までもつれそう。しかし、チャンピオンズリーグ連覇を目指すキールが取りこぼすことは考えにくく、勝ち点「1」の差が分厚い壁となりフレンスブルグの前に立ちはだかっている。

 また、降格争いも4チームに絞られた。下位2チーム(18位、17位)が自動降格、16位のチームは2部の南地区、北地区2位のプレーオフ勝者と入れ替え戦を行う。現在のところ、15位GWDミンデン(16点)、16位TUSEMエッセン(15点)、17位TuSネッテルシュテッド−ルーベッケ(14点)、18位ヴイルヘルムスハフェナー(13点)とこちらも最終節までもつれそう。

 ついでにブンデスリーガ2部も。北地区は、首位シュトラールズンダーHVと2位アイントラハト・ヒルデスハイム(今季1部から降格)が勝ち点1差で昇格を争う。一方、南地区は、TSVバイヤードルマーゲンが2位のHSGデュッセルドルフを大きく引き離し、首位を独走。1部昇格を決めている。


 いよいよ日曜日(4日)に迫ったチャンピオンズリーグファイナルに臨むTHWキール。27日には、今季1部に昇格したフュックス・ベルリンとの対戦で、ベルリンのマックスシュメーりンヒハレに乗り込んだ。

 12位のベルリン相手に、いくらゲストといえどもキールが勝ち点を逃すとは到底考えられない。ブンデスリーガの上位数チームから中位、下位のチームが勝ち点を取ることは至難の業だ。

 試合が始まると、予想通りキールが確実にゴールを積み重ね「0:4」でキールがリードする。ベルリンはキールのディフェンスを明らかに攻めあぐねていた。それでも、ベルリンのGKシュトーヘルが好セーブを連続し、前半は「11:13」とロースコアで折り返す。

 後半が始まり、そこから試合が大きく動き出す。キールのシュートをことごとくセーブするシュトーヘル。ベルリンは、その勢いを得点につなげ40分過ぎまでに何と「19:14」とキールから5点のリードを奪う

 48分には「24:18」と6点差に広げ、「もしや・・・」と思わせる時間帯に入る。そこから、キールも必死に追い上げを見せ、58分に「25:25」と同点に。そこからベルリンが勝ち越しのゴールで「26:25」で残り、1分数十秒。その後すぐにキールは、50分過ぎから出場していたシラーギが得点し「26:26」。残り50秒からベルリンの攻撃。試合終了10秒前に放ったサイドシュートは、オーメイヤーに変わりこれまた途中から出場していたアンダーソンがセーブ。そのボールを拾ったキールのキム・アンダーソンにベルリンのヴィルジンスキーが背後からボディーアタックをかまし、一発でレッドカード。

 これで、ベルリンの勝ちはなくなったが、それでもベルリンにとって「引き分け」なら勝ちに等しい勝ち点1。残り6秒。会場が騒然とする中、キールは7人攻撃。赤い「穴あき」シャツを着たロフグレンがコートに入る。レフェリーの再開の笛から、フリースローのキム・アンダーソンがカラバティッチに長いパス。そしてカラバティッチからシラーギにパス。シラーギは11Mからシュートを放つ。ボールはGKシュトーヘルの手前で大きく弾み、沈んだシュトーヘルの頭の上を通り抜け・・・・ゴールの中にゆっくりと吸い込まれたところで終了のブザー。喜ぶ3000人のキールファンと選手たち。がっくり7000人のベルリンファンと選手たち。

 ただ、ベルリンの選手たちはキール相手にあと一歩まで追い詰めた満足感が漂っていた。一方、勝ち点2を絶対に落とすことができなかったキールは大喜び。引き分けなら得失点差で首位を明け渡すところだっただけに、この試合の勝利は大きい。

 この試合のポイントは、まずベルリンのGKシュトーヘルのスーパーセーブ連発。何と24本のシュートをセーブした。そのうち7Mスローも8本中4本セーブ。やはり、強いチームに勝つならば、GKのスーパーセーブが必要だと感じさせた。

 一方でキールの方は、ヘッドコーチのゼルダルジッチの的確な采配に脱帽。48分で6点差になったころから、選手を入れ替えたが、それがずばり的中。特に、シラーギは同点、逆転のシュートを決めていたし、終盤にはGKのアンダーソンが好セーブを見せた。この15年間、キールは10回の優勝。その全てがゼルダルジッチが率いての優勝だから、まさに「マイスタートレイナー」だ。と、同時にキールの控え選手の贅沢さ、層の厚さを感じずにはいられない。

 明日30日は、5位のノートホルンをホームに迎えてのゲーム。この試合を乗り切れば、残りの2試合はゲッピンゲン、ヴェッツラーと勝ち点を落とすことは考えられない。前半戦のノートホルン戦は、負けているだけにホームで「お返し」したいところであろう。

 2年連続3冠制覇がいよいよ近づいてきた

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April 21, 2008

何が何だか・・・

 ハンドボールには全然関係のない話から。忘れないように、メモとして書いておこう。

 昨日の夜、父と母の話を聞いていて、「へ〜っ、そうなんだあ。」と思った、自分の知らなかったことを話していた。夕食に食べていた「ホタテ」の話だ。貝柱の横についている三日月のような形をした、オレンジ色や白い「あれ」が、オレンジ色であれば雌、白色であれば雄だよね〜って内容だった。そんなこと今まで考えたことがなかったし、第一、ホタテの雄とか雌とかっていう発想を持ったこともなかったし、それだけに、「へ〜っ」ポイントが自分としては、けっこう高かった。

 何で父と母が、そんな会話をしていたかっていうと、その「あれ」を煮付けて酒のつまみに父が食べていた。しかし、普通ならオレンジか白の、その「あれ」なんだけど、皿に盛り付けてあったものの色は、オレンジと白のまだらになっていた。それを見て父と母が「これは雄だか雌だかわからないね〜。こんなのもあるんだね〜。」なんていう、そんな話になっていたからだ。

 そこで、すかさず、ホタテについてインターネットで調べてみた。すると、その三日月みたいなものは「生殖巣」とよばれるもので、やはりオレンジ色は雌で卵巣、白色は雄で精巣だった。へ〜っ、と思いつつさらに調べていくと、ごくまれに雌雄同体もあるそうで、そのオレンジ色と白色の「まだら」は、雄と雌が混ざった状態だった可能性があるってこともわかった。

 もともと、ホタテは生まれたときは全て雄だそうで、2年くらい経ったら半分が性転換して雌になるそうだ。だから、性転換中だった可能性もある。

 すっごくどうでもいい話だったんだけど、なぜか妙に気になって調べてみた結果の発表に付き合ってくれてありがとうございました。



 で、昨日は子どもたちのバスケットボールの試合だった。子どもたちの試合が2試合、そして審判が2試合。

 で、今日は「審判」の話を書こうと思う。ミニバスケットボールの審判をするようになってから、何だかんだで3年以上が経つ。小学生のバスケットボールと言っても、チームによっては、かなり戦術的な試合をやっていたりするし、審判の人たちもきちんと試験を受けてライセンスを持っている(もちろん、ミニバスケットだけでなく、中学、高校、一般も吹いている)人たちもいる。

 そんな中で、バスケットの審判を素人ながらやらなければならない。今でもそうだけど、審判をやっているとハンドの審判の癖がどうしても出てしまうし、ハンドとバスケの「似て非なる」ところで混乱する。

 バスケットはバイオレーションやファールがあるたびに、時計が止まる。ボールがコートの外に出て「アウト・オブ・バーンズ」になったら、審判は腕をまっすぐ伸ばし、手も伸ばし、短く強い笛を吹く。そしてその後に方向指示で、人差し指を伸ばし、オフェンスの進む方向へ指をさす。でも、波に乗るまでは、ハンドのフリースローと同じ方向指示をしようとする・・・。

 ハンドボールでは、「オーバーステップ」があると強く長い笛を吹き、同時にフリースローの方向指示をしなければならない。そしてそのあとに、オーバーステップのゼスチャーが入る。
 バスケットボールでは「トラベリング」があると、短く強い笛を吹いて1度時計を止めて、それからトラベリングのゼスチャー、そして方向指示という順番になる。

 ボールの保持が変わるときは、「強く長い笛」が染み付いているので、短い笛を吹くことができず、どうしても長い笛になってしまうし、方向指示も、ハンドの方向指示をしようとしたところを、急に直して指をさしたり・・・もう何が何だかって感じだ

 しかし、昨日は思ったよりも上手く吹くことができた。一緒に吹いた人のジャッジに途中からバラつきや偏りがあることも試合中に感じたし、迷うことなく自分なりにはっきりジャッジできた。そう感じながら、試合を終えると、試合を見ていた協会の方から「ナイスジャッジがいくつかありましたよ。上手いじゃないですか〜。」って言われた

 今までハンドの審判やってて、そんなふうに言われたことなんか、ほとんどない

 もちろん、接触するプレーのファールを取る、その「ライン」はまだまだ難しい。でもかなり「感じられる」ようになってきたかなあって思う。自分でもバスケットの審判が上手くなってきてるなあって思うし。ただ、ハンドよりも歩く歩数が少なく、アドバンテージがない分、そしてファールに対する段階罰がないから、やっぱり簡単だと思う。


 それ比べて、土曜日のハンドの審判は酷かった。久々高校生を見ると、いつも小学生を見ているだけに、やたらと大きく感じるし、プレーのスピードには全くついていけないついていくのに精一杯でジャッジするというレベルでは全くなかった酷いもんだ。


 いっそのこと、バスケットの審判に転身しちゃうか



○●○●○●○●○○●○●○●○●○


 土曜日、日曜日とブンデスリーガの試合が行われた。特に注目は、我がマグデブルグ対えげつない補強を繰り返すラインネッカー。マグデブルグは、ラインネッカーとホームで対戦した11月にはまだ、カチェックやビレツキーがいた。しかし、その後12月に移籍。

 試合はマグデブルグが大健闘。50分過ぎまでシーソーゲームで、試合が決したのは終了の数分前。GKのハイネフェッターの大当たりも大きかったが、スター選手揃いのラインネッカー相手に、それもゲストであの試合は上出来だった。

 それにしても、ビレツキー、カチェック、ロギッシュは咋シーズンまでマグデブルグ。加えてGKのフリッツもSCMでブレイクした選手。(その後、キールへ)。マグデブルグで活躍していた選手ばかりだ・・・。

 GKと言えば、フリッツだけでなく、HSVのビッターもマグデブルグだし、ドイツのハンドボール史を代表するGKヴィーランド・シュミットもマグデブルグ。みんなナショナルチームで活躍している。ハイネフェッターも最近、代表に呼ばれているし。

 次節はホームでミンデン戦。確実に勝ち点をいただこうじゃないか


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March 31, 2008

人生は第2希望で決まる。

Pokal2008



 昨夜のハンガリー対日本。前半途中までは何とか頑張れたものの、そこからは苦しい展開となってしまった。やはり素直に実力差を認めなければならない。

 ハンガリーは、オリンピックに出ることが目標ではないだろう。メダルを取ることが目的なはずだ。出ることは当たり前、のレベル。それに対して、オリンピックに出ることが目標のチームが勝負を挑んでも、やはり勝つ可能性は低くなるであろう。

 もちろん、32年も出ていないのだからメダル云々というのはおかしいかもしれないが、世界選手権への出場は果たしているのだから、少なくとも世界選手権12位以内に入ること、韓国と互角に戦えるくらいの実力をつけること、そしてオリンピックでの入賞を狙えるくらいになって、やっと、自分たちの実力で出場権を獲得できるんだろう。

 昨年亡くなった作曲家の阿久悠氏が「人生は第2希望で決まる」という名言を残したそうだ。なかなか的を得ているかもしれない。自分の中に響いた言葉だ。

 自分も高校生のころ北海道で1番になりたい、インターハイに出たいと思って練習してたけど、結局2位で終わり。目標にはあと一歩届かなかった。

 もちろん、日本代表とそんなショボイ自分の人生とは比べられないかもしれないけど、目標を達成するにあたって、その物事のレベルは関係ないように感じる。多くの場合、その目標に向かってジャンプしても、一歩手前に着地する。だから、より遠くに目標を設定し、真剣に努力を重ねなければならない。それでいても、一歩手前に着地することがほとんどなのだから・・・・。


 同じことは男子にも言えるかもしれない。「オリンピックに出たいんです・・・」と言っていても、確率は10%かもしれない。「オリンピックでメダルを取りたい」くらいで、「出場」は90%、「オリンピックで入賞」なら出場確率40%くらいかなあ。勝手な自分の「感じ」での数字だけど、どんなことでも自分の目標を達成するって難しいってことなんだろう。

 女子は、ロンドンに夢を持ち越し。男子には何とかロシアを打ち破るようなプレーを見せてほしいが・・・。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─


 日曜日にはDHBポカールの決勝が行われ、THWキールがHSVハンブルグに勝利し、まずは今季の1冠を確定させた。キールのHPには、ドイツ代表の「プロジェクトゴールド」ならぬ、「プロジェクト3冠保持」なんていう文字も躍る。現在ブンデスリーガでも首位、そしてチャンピオンズリーグでも準決勝まで駒を進めている。2年連続3冠獲得なんてしちゃったら、とんでもないことだ。


 あと一歩のところで涙を飲んだHSV。ユンが10得点(うち7Mが3点。)と大暴れ。前半はリードして折り返したものの、後半の立ち上がりに失敗してしまった。 この悔しさをチャンピオンズリーグに持ち込んで、是非シウダーレアルを撃破して、2年連続ブンデスリーガチーム同士の決勝戦で白熱した試合を見せてほしい。

 

 

 
 


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March 30, 2008

大切な試合

今週末は北京オリンピック世界予選会。既に日本代表は2試合を消化し1勝1敗。今夜いよいよ運命の最終戦、ハンガリー戦だ。この試合に勝てば、北京オリンピックのチケットが手に入る。
 しかし、それはハンガリーも同じ。ここ数年世界大会で上位に食い込んでいたものの、昨年の世界選手権で失速。ルーマニアに負け1勝1敗でむかえる最終戦だ。

 昨年の世界選手権では、予選ラウンドで対決。50分までは接戦で、「もしや・・・」と思わせる試合展開。最後は突き放されたけど、ルーマニアほど強烈ではない。必ずいい試合ができるはずだ。

 IHF世界予選会、全会場の試合画像配信へ

 右側のLive Video Streamをクリックすると各会場各試合が見れますよ〜


 代表としては、きっとここまでの1勝1敗は予定通りだろう。しかし、ルーマニアにあそこまで大敗とは・・・。崩れだすと歯止めが利かないってところは、今の代表のウイークポイントだ。その点、昨日のポーランド戦は、前半リードして折り返したものの、40分過ぎから雲行きが怪しくなり、あ〜またいつものパターンだと思わせたものの、逆転を許さなかったところは、進歩かなあ〜。ただ、世界選手権で日本より上位とは言えど、ポーランドは直前に中国と試合を行い、1試合目は1点差の勝利だから、日本としては十分勝ち星を計算できた。
 
 今夜のハンガリー戦。ここまできたら、内容じゃなく「結果」だ。ボールをゴールの中に多く入れたほうが勝ちだ。


 その他の会場では、ドイツ女子が2勝し、オリンピック決定。また、韓国とフランスが1勝1分だから、アフリカ勢に負けることは考えにくくほぼ決定。今日の注目はスウェーデン対クロアチア、日本対ハンガリー。ま、スウェーデンが勝つんだろうけど。

 韓国対フランスは世界選手権でも1点差。今回は引き分け。いずれも、会場はフランスだから中立国でやったら必ず韓国が勝つね。さすが、だなあ。



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 DHBpokal

世界最終予選で女子は盛り上がっているけど、ドイツではDHBポカールの決勝が今夜行われる。組み合わせは、THWキール対HSVハンブルグ。

 DHBはドイツハンドボール連盟(Deutscher Handball Bund)、ポカール(Pokal)は英語の「カップ」の意味。トーナメント方式ではなく、試合前に抽選を行い組み合わせを決め、一発勝負で勝ち残っていく方式。1回戦は、南地区と北地区に分かれ、2部以下のチームで試合を行う。1部のチームは2回戦からの登場だけど、その2回戦も完全にフリー抽選になっているので、いきなり1部同士の組み合わせになることもある(今年の我がマグデブルグは、いきなりキールと対決し敗退)、運がよければ3部のチームなんかも勝ち上がっていくこともあったりする。

 THWキールのHPより、DHBポカールのこれまでの結果
 会場はハンブルグのカラーラインアレナ。去年までは、冠スポンサーがハンブルグスパールカッセだったけど、今年からはルフトハンザドイツ航空に。

 ここを勝てばカップウイナーズカップへの出場権が得られる。(ちなみに、昨年はキールがリーグもポカールも勝ち、チャンピオンズリーグに出場するため、2位のラインネッカーがカップウイナーズカップへ出場)

 ポカールの決勝はとても盛り上がる。残念ながら試合を見ることができないけど、実力どおりの順当な組み合わせだから、白熱した好ゲームになるだろう。楽しみだ


※DHBポカールのファイナル4はsportdigital.TVで見れました!(2008.3.31追記)



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July 19, 2007

クレッチュマーの引退試合

いや〜久しぶりにブログの更新。月日が過ぎるのは早いもので、毎日必死に生きているとあっという間に1ヶ月が過ぎ去るなあ
 
 ところで、北京オリンピック男子アジア予選が2ヶ月を切った。予選に向けて、代表も試合をこなしているが、大丈夫なんだろうか・・・。1月の世界選手権を見る限り、韓国代表はロシアと互角の試合をするくらいだし、残念ながら相当強い。予選リーグの組み合わせの運で、メインラウンドへ進めなかったものの、下位決定戦のプレジデントカップではノルウエーに敗れはしたものの、ヨーロッパの第2シードチーム相手にいい試合できる力は十分に見せていた。もし、メインラウンドに進んでいたら・・・と考えると決勝トーナメントに進める力は十分にあったと思う。

 そして、2ヶ月を切ったのに、日程表がまだ発表にならない・・・・遅いよ〜。一体どうなってるんだろう?

 さてさて、7月14日にシュテファン・クレッチュマーの引退試合がベルデラントハレで行われた。満員の体育館に「K73 Danke」の文字が浮かび上がる。チームの顔だった彼の引退は、きっとサポーターもさびしい限りだろう。ただ、今後はクラブのマネージャーとしてSCMの運営にかかわっていくようだし、キールやフレンスブルグみたいにマネージャーがベンチに入ることもあるから、度々姿を見せてほしいなあ。でもSCMの前マネージャーはベンチ入りせず、全てを監督に任せていたので、その伝統は受け継がれるのかなあ。まあ、元大スター選手がマネージャーとしてベンチに入っていたら、監督のヴェンタもやりにくいだろうけど・・・。

 話が前後してしまうけど、1ヶ月ほど前に行われたブンデスリーガのオールスター戦を見ることができた。試合前は代表で活躍したクレッチュマー、そしてフレンスブルグのゴールキーパー、ホルペルトの2人の引退のセレモニーが行われた。オールスター戦だけど、試合もその2人の引退試合みたいになっていたが、それにしても本当に「オールスター」だった。ユン・キュンシン、ニコラ・カラバテッチ、ラルス・クリスチャンセンなどなど各国代表、そしてブンデスリーガの顔がズラリと並ぶ。相手になった若手中心のドイツ代表が完全に霞んでしまうくらいのメンツ。監督はHSVのマーティン・シュワルブ。
 もちろんオールスター戦だから本気モードではないし、選手たちも笑顔でプレーしていた。驚いたのは、タイムアウト中にテレビのリポーターが審判(ゴールレフェリー)にインタビューしていたり、ゴールエリアに立つホルペルトにインタビューしていたり・・・。選手たちのプレーも普段見られないような「見せる(魅せる?)」プレーがいっぱいで、特にクレッチュマーがセンターに入り、ボール回しながらK−1のバックブローのようにシュートを打ったり・・・。
 選手もベンチのスタッフも観客もテレビのリポーターも、そしてテレビの前の一般市民もみんなが楽しめるショートしての演出は素晴らしいし、スポーツを楽しむことが日本のように「嗜好品」ではなく「生活必需品」になっているドイツという国が本当にうらやましいなあ。

wunderbar_handball at 00:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

May 28, 2007

クレッチェ

クレッチュマー



http://www.handballwoche.de/

 ドイツで毎週発売されている「ハントバル・ヴォッヘ」のHPで、SCマグデブルグのシュテファン・クレッチュマー選手が引退するとの記事。いや〜正直びっくりした。SCMのホームページで、何ヶ月か前に07/08年シーズンまで契約延長した記事が出ていたし・・・
 ブンデスリーガを見に行ってやろうじゃないか、と思わせてくれたのもクレッチュマー。初めての海外旅行にもかかわらず、マグデブルグまで足を運ばせてくれた。
 
 目の前にいるクレッチュマーを見て大感激した2004年。試合前のウオーミングアップから他の選手にはない貫禄があり、チームをまとめる姿が見られた。
 2005年は、負傷しプレーは見られなかったが、ベンチの後ろで常に声を出しながらチームを引っ張っていた。2006年、試合前日の練習を見せてもらったが、チームメイトのつかみ合いの喧嘩を真っ先に仲裁し、大きな声で怒鳴りつけていたのもクレッチュマー。常に、彼がチームのリーダーシップをとっていた。

 試合前の入場も、やっぱりクレッチュマーにはサポーターたちの声援もチームの中で一番大きかった。彼がチームにとってもサポーターにとっても「大きな存在」であることが、いつも伝わってきた。

 しかし、2004年のアテネオリンピックでは活躍していた彼だが、2005年以降はパフォーマンス的に衰えを隠せない場面も多く見られていたように思う。実際、シュートが大きく枠を外れていったり、フェイントをかけても足がついていかず、転んでしまったり・・・・。「衰えたなあ・・・」と何度も感じる場面があっただけに、自分の思い描くプレーができなくなっていることを常に感じていたのかもしれない。同じ73年生まれだけに、頑張ってほしかったが・・・。

 EHFカップの決勝第2戦では、SCMの1点目をノーマークの速攻をバックシュートで決め、4得点と活躍していただけに本当に残念だなあ

 来シーズンのSCMはメンバーが大きく替わる。どんなチームになるのか、寂しさと期待と楽しみを持ちながら、チェックしておこうと思う

wunderbar_handball at 00:09|PermalinkComments(4)TrackBack(0)
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