世界のハンドボールを探し求めて

January 06, 2011

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その9〜

今年もよろしくおねがいします。

もう完全に過去のお話ですが、もう少しで終わるので最後まで話を続けます。





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12月31日(木)。いよいよ帰国の日。いつもそうだけど、あっという間のドイツ滞在で、「いや〜帰りたくね〜なあ。」という気持ちを抑えながら出発の準備を整える。

 前日のキールから帰ってきたのは結局12時過ぎ。寝る時間が遅かったので、朝食をゆっくり食べている時間はなく、キャンセル。7時24分発、乗り換え無しで行ける、ハンブルクからフランクフルト空港駅までのICEはこの時間帯はこの一本のみ。予定では11時16分に到着。13時35分発の成田空港行き、ルフトハンザに乗るには十分に余裕がある。

 ホテルからハンブルク中央駅までは、道路一本渡ってすぐなのに、バッグがやたらと重く、移動するのに一苦労

 ハンブルクの駅で朝食と飲み物を買いICEに乗り込む。朝早いだけに、すんなりとS氏夫妻ともどもコンパートメントに乗り込み、朝食をほおばる。ICEに乗り込んで、携帯電話のバッテリーが心配だったので再度S氏よりFOMAのコードを借りて、席の脇にある電気ジャックに差し込んで充電。これで、釧路まではバッテリーは持つだろう。

「いや〜何事もなく帰れそうだな。でも何か、起こるんだよな、最後に。」

と、言ったS氏の言葉が今でも耳に残っている。全てはこの何気ない一言から始まったのかもしれない・・・・

 ハンブルグ出発し、ハノーファー中央駅に停車。ハノーファーには降り立ったことがないので、窓から町の様子をうかがう。異変はそのあたりから始まっていたが、お気楽3人組はまだ気づ訳もなく話し込んでいた。

 出発の時間になってもICEは動き出す様子がない。

 とは言っても、少々の停車時間なら、まああることだし・・・・しかし、15分、20分、そして30分と時間が経過。まだ、出発しないのかなあ〜と思い、ICEの窓から外を見渡すが、何にも景色は変わらない。

 さらに時間は経過。ちょうど通路を通ったドイツ人のおばちゃんが話しかけてきた。
「どこに行くの?」
「フランクフルト空港だよ。」
「どちらに?」
「日本に帰るんです。」
「そう。」
「どちらに向かうのですか?」
「タイなの。飛行機の時間は大丈夫?」
「13時35分なんだけど・・・」
「いったいどうなってるのかしらね・・・・」

 そんなやりとりをして、またしばらく時間がたった。ハノーファーに停車してから45分ほど過ぎたころに、やっと動き出した。

 こんなに時間をロスするなんて、まるっきりの計算外。ちょっと、時間に余裕がなくなってしまった。まあ、でも何とか間に合うだろう、と安堵していた。

 とは言っても、走り出したICEのスピードはいっこうに上がらず、まるでやる気が感じられず、のろのろと走っている。今にも止まりそうなスピードで。「おいおい、これじゃ〜間に合わんだろう!」と思いながら、窓の外を眺める。

 そして、何と次の駅でまた停車。これじゃ、ホントに乗り遅れるぞ・・・と時計を見ながら、ドキドキし始めた。すると、車掌から電車内にアナウンスが流れ始めた。早口のドイツ語で何を言っているのか理解できない。何やら雰囲気がただならぬ状況っていうのは何となく伝わってきた。通路で人が右往左往し始めた。さっき話したおばちゃんが、「ここでこの電車は止まるみたいよ。降りなきゃならないよ。」と血相を変えながら教えてくれた。

「えっ!?」
「空港に行くにはタクシーしかないみたい!」
と言って、降りる準備をしている。

 まずは、車掌に確認しよう、と思い通路を歩いて行くと荷物を抱えた人々が空港まで行くのにどうするんだ!乗り換えていく方法はないのか!補償はあるのか!みたいな会話でたくさんの人が乗務員に詰め寄って険悪な雰囲気で、小さいおっちゃんヤーパナーは出番無し。

 こんな状況じゃ、ゆっくり話しも聞いていられないと思いながら、窓の外を見ると大きなバックを持ちながら、足早に歩く人たちが続々とタクシーを乗り場に向かっていることがわかった。

 こんな小さな駅だからタクシー乗り場といったって、数台しか止まっていないだろう・・・と気づいたときはとても焦った。

 席に戻り、S氏夫妻とここで降りることを確認。ハノーファーからフランクフルト空港駅まで、ICEの移動距離は約300キロだ。300キロというと・・・釧路−千歳くらいの距離だ。アウトバーンを100キロで走ったって3時間はかかっちゃう。もう10時近くだから、確実に飛行機には乗ることができない。S氏夫妻は14時過ぎの関空行き搭乗。うまく3時間半でつけばチェックイン締め切りぎりぎりに到着できるかも・・・
それに300キロをタクシーで移動って・・・いったいいくら料金がかかるんだよ〜

 重いケースを引きずりながら、この小さな駅の外に出ると、たくさんの人たちが荷物を持ってタクシー乗り場に群がっていた。でもタクシーの数はやっぱり何台かしかいない。運転手と先に乗り場に着いていた人たちが話しをしている。その間に、状況が無線で伝えられたのかポツポツとタクシーが乗り場に集まってきた。

 様子を見ていると、何人かで乗り合っている。さっきICEで話したタイに行くおばちゃんも、タクシーに乗り込もうとしていた。

 「フランクフルト空港に向かう人は〜!」という声が聞こえたので、手を挙げて、呼び止める。ボックスカータイプのタクシーが止まり、荷物を積み込む。しかし・・・振り向くとS氏はいない。そう、ICEから降りるときにトイレに行ったのだ。さあ空港へ急がなきゃ!て時に・・・

 S氏が無事トイレから戻り、ボックスタイプのタクシーに乗り込んだ客は我々含めて3グループ。1つのグループはセルビア人親子でフランクフルトからセルビアへ。もう1つのグループはドバイへ行くとか・・・何だかよく分からない状況でタクシーはフランクフルト空港へと走り出す。

 「少なくとも3時間。」

 ここからどんなに順調にいっても3時間だから、もしかして奇跡が起こって間に合うか・・・・なんて考えながら、でも間に合わないよなあ〜とも思いながら、今何をすべきなのか考えていた。しかし、時間が経つにつれ、車の中は少し暖かく揺られていると一瞬ふと眠くなる。

 そうだ、実家にいる妹に電話してルフトハンザ航空の電話番号を調べてもらおう。と思いタクシーの中から電話。話している途中、電波が途切れ、会話も途切れ途切れ。やっと、ことの状況が伝わりインターネットで検索した情報をメールで送ってもらった。すかさず連絡してみると、電話がつながらない・・・・

うわ〜っ、どうなってるんだ〜

 もう一度、実家の妹に電話。確認するとその番号であっているという。そして今ドイツから電話することもルフトハンザに伝えてもらったにもかかわらず、電話がつながらない・・・・妹の話によればその電話がつながるのは日本時間で19時まで。8時間の時差があるドイツでは11時。げっ〜、あと2分で11時だ・・・。アタフタしながら、無念にも11時が過ぎてしまった・・・・。

 結局どうすることもできないまま、時間が経過。もう12時を過ぎた。あと1時間なんだけど、フランクフルト空港までの距離の表示は距離とスピードと時間を考えれば、間に合わない。もしかしたらS氏の関空行きはぎりぎり間に合うかも・・・・そんな時間になってきた。

 12時30分過ぎ。何とあともう少しというところで、いったん休憩するという!!動揺する3人の日本人の心境など全く関係なく、タクシーはアウトバーンのパーキングエリアに停車。おそらく人生の中でこんなに追い詰められて何かに急いだことがあっただろうか・・・・それをあざ笑うかのごとく、全く緊張感のない休憩時間。時間は刻々と過ぎていく。

 ああ、もったいない貴重な10分。再びタクシーは走り出す。

 フランクフルト空港が近づいてきた。時計はもうチェックイン締め切り時間を過ぎている。っていうかもう飛行機は飛んだかなあ〜何て考えたり。こんな時は全くドキドキしないものだ。ドキドキするっていうのは1%でも可能性があるって証拠なんだって気づいてしまったり。そんなテンションウナギ下がり状態の自分の横では、S氏夫妻が数分、いや数秒のわずかな可能性に賭けていた。まだ間に合いそうな微妙な時間。

 アウトバーンからフランクフルト空港に入る。

 タクシーは要塞のような空港の道路に走り込んでいき、タクシー乗り場に着いた。時間はチェックイン締め切り5分前ほど。まだ間に合うかも!S氏夫妻に奇跡が光が差しかけたのも床の間、いや、つかの間、タクシーは乗り場の入り口を通り越してしまった。何やら運転手が携帯電話で話し始めてる。

「ここ!ここだってば〜。」

といってみても、「分かってるんだけどさ〜、どこに車を止めればいいのかなんだよね〜。」みたいな感じで、辺りをキョロキョロしながら、結局、空港内の道路から再びアウトバーンに降りてしまった・・・・・。

「お〜い何やってんだよ〜。」

再びタクシーはアウトバーンを折り返し、さっき走ってきた道路を全く同じルートで走ってる。

 時間はチェックイン数分前。まだ間に合うかも・・・ようやく止まったタクシーから猛ダッシュで降り、S氏夫妻は空港の中に消えていった。

 タクシー代は600ユーロほど。S氏夫妻と自分のタクシー代を人数で頭割りした分で支払って、とりあえず空港に入る。

 さて・・・・どうしようか・・・この状況をどうやって説明しようか・・・・自分のドイツ語はもちろん、英語でも話すのは難しいなあ・・・・どこにどう説明すればいいのか・・・

 まずは、日本語が通じそうな全日空のカウンターを探してみよう、と思いつき探してみても、どこにも見当たらない。案内係に尋ね、聞いた場所に行っても全日空のカウンターは無い・・・・。

 空港の中をぐるぐる歩いて、散々歩いて見つけられず、休憩所のイスに座ってもう一度どうしようか考えた。

 このままじゃ、日本に帰れない・・・

 でもなんとかなるだろう・・・・・・

 どうしようか・・・・・

 日本にとりあえず飛行機に乗り遅れたことを電話で伝えたものの、いいアイディアが浮かばない。やばいなあ〜

 その休憩所でぼーっとしながら辺りを眺めてみると、スターアライアンスの看板がエスカレーターの下の物置のようなところに置かれていて、全日空のマークがついている。やっぱりカウンターはこの辺りにあるんだ!とキョロキョロしてみても、やはり全日空のカウンターは見当たらない・・・。

 もうここまで来たら焦っても仕方ない。何かいい案はないかなあと考えていた。するとひげ面の作業服着た男の人がその全日空の看板を動かして、ある1つのカウンターの前に立てて、ベルトで仕切る通路を作り始めた。

 やっぱり全日空は・・・ここなんだ・・・でもカウンターの上のモニター画面は別の飛行機会社だ。きっともう少ししたらここが全日空のカウンターになるのかなあ〜と思いながら、そのカウンターの方を眺めていると・・・・そのスターアライアンスと全日空のロゴの入った看板に日本語で「欧州顧客センター」の文字とそこの電話番号が書かれているのに気づいた。これだ!これしかない!

 すかさず電話してみた。事情を説明したが、無連絡の遅刻であることで救えるかどうか分からないことを言われた。調べ直してから、再度折り返し電話すると告げられ電話を切った。電話を切ると、電話のバッテリーが残り1つのマークに。うわ〜ぎりぎりだ。今朝、出発してからICEの中でS氏にFOMAを充電するアダプターを借りて充電しておいてホントよかった・・・・

 そうそう、そういえばS氏はその後連絡が来ないところを見ると、ぎりぎり間に合ったらしい・・・・。強運の持ち主だ・・・。

 電話を切ってから、もう1時間がたった。連絡が来ない・・・。えらく長い時間待っているように感じた。

 やっと電話が鳴った。もう3時を過ぎていた。今回は特別、翌日の同時刻の飛行機に追加料金無く乗ることができ、羽田−釧路までも同時刻の便で翌日の便に乗せてくれるとのことだった。いや〜助かった・・・・ANAありがとう。

 そうと決まれば、フランクフルトに戻って、宿を見つけないと・・・とにかく疲れたから寝たい・・・

 重いカバンをひきづりながらフランクフルト空港駅から中央駅へ。駅を出て、サヴォイホテルへ。部屋は空いていて、値段もまあまあだったので、即決。

 部屋に入って、夜ご飯を買いに駅へ。早く買っておかないと今日は大晦日。お店は早く店じまいしちゃう。前から食べてみたかった鳥の丸焼きを8ユーロで丸ごと買ってみた。その他にも怪しい何とかヌードル、そしてフルーツがボトルのような容器に入ってるサラダ。もう完全にやけ食いって感じ。

 ホテルに戻り部屋のバスタブにお湯を張り、つかる。生きた心地がしなかった今日一日を振り返る。

 わずか2日前にはゲッピンゲンで夢のような時間を過ごし、翌日はキールでオーメイエールやシュプレンガーと写真をとって浮かれてた自分と今日一日の自分。天国から地獄だ。

 風呂から上がり、買ってきたチキンを食べてみる。見た目以上に肉がいっぱいついていて食べながら焦った。おまけにモモのところは柔らかいけど、胸の辺りはパサついていて、のどが詰まるよ〜。何とかヌードルは、お話にならないぐらいゲロまず!麺自体、なんじゃこりゃ〜ってくらいおいしくない・・・・。さらにフルーツも今ひとつおいしいフルーツが入ってないし・・・・

 そして・・・となりに部屋、年越しモードの若いおバカカップルで、部屋のドア全開にして、ラジカセ持ち込み音楽全開。

 はあ〜、ついてないな〜

 年越しの花火の音や若者たちの叫び声が窓の外に響く中、ベッドに横になり・・・爆睡。明日は、めちゃめちゃ早く空港に行こう。

 いや〜日本に帰れてよかった・・・

 

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August 16, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その8〜

12月30日(水)。

シュツットガルト駅を7時20分のICEで出発。インターシティー・シュツットガルトは完全に駅の一部になっているので、ホテルの出口をでたその瞬間、もう駅。ギリギリ行動派の自分にとっては、とっても都合がいい。朝早い出発だったので、ホテルの朝食をキャンセルし、駅のお店で朝食を調達。

シュツットガルトからハンブルグへ一気に北上。5時間の電車の旅だ。昨日のゲッピンゲンでの興奮がなかなか冷めないけれど、今日は、また新しい“世界”へと一歩、足を踏み入れる。

5時間経ってハンブルグに到着。駅から徒歩で数分の、マリティムホテル・ライヒショフに宿泊。カバンの中身が、段々重くなっているから、やっぱり駅そばのホテルが便利だ。そして、すぐにハンブルグの街中へ買い物に出動。カールシュタッドやアディダス・ハンブルグに立ち寄り、途中、ドーナツ(中にジャムが入ったベルリナー、うまい!)を買った。そして向かうは、カラーラインアリーナそばにできたHSVのファンショップ!!!

この間、行ったときはそのショップがパッと見つけられなくて、行ってこなかったんだけど、頼まれているお土産なんかもあるので、ここで購入しなければ・・・とS氏共々意気込んで出発。シュテリンゲン駅から寒さの中を歩いた。今日は、今回のドイツ滞在の中でも一番寒い日だ。寒いからカラーラインアリーナまでは少し長く感じた。30分ほど歩いてカラーラインアリーナに到着。アリーナの真裏にショップがあったのですぐに見つけられず、アリーナの周りをうろうろ。不審なアジア人数名・・・。

やっと発見。店の中に入ると、ハンブルグのアイスホッケーチーム「フリーザース」のグッズも。そしてハンドボールは・・・ん〜思っていたより商品少なっ!!ユニフォームもサイズはないし、選手の番号や名前もプリントできないって言うし・・・・小物をいくつかかって終了。やっぱり、ハンブルグは当日会場で買うしかないようだ・・・ホント、インターネットのショップも日本から利用できるようにして欲しいよなあ〜。


一旦ホテルに戻り、それから5時半のキール行きのREに乗る。


今日が最後の試合、そして今まで一度でいいから試合観戦してみたかったキール。正直、対戦相手がメルズンゲンだけに「いい試合」は期待できないけど、会場の雰囲気、そして世界でもトップを争うクラブをホームで一度、自分の目の前で見てみたかった。

過去、チケットを一度も手に入れることができずに観戦することできなかったけど、今年はニコラ・カラバテッチがいなくなったせいもあるのか(?)、対戦カードによってはチケットが売り出されていた。

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キールの場合、10250人入るシュパルカッセンアレナ・キールのほとんどがダオアーカルテン(シーズンシート)として売り出されているから、今までは数少ないアインツェル・カルテン(1試合のみのチケット)を手に入れようとしてもすぐに売り切れてしまっていた。



ハンブルグから約1時間15分ほどでキールに到着。
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急ぎ足でカールシュタットに向かう。その日は7時にお店が閉店だったらしく、数枚のユニフォームなどが置いてある小さなファンコーナーをさらっと見たらすぐに閉店時刻。すぐにアリーナへ向かう。

これまでにキールには一度、ぶらっと来てみたことがあったけどアリーナまで行ったことがなかった。グーグルマップで調べたら、カールシュタッドから少し歩いて左に曲がったところにアリーナがあることは分かっていた。

店から出てここを曲がるのかなあという交差点で、「アリーナ↑」の標識があった。この↑は、まっすぐ進むだよなあ〜と思いながら、曲がらずにまっすぐ進む。一本裏通りの買い物通りを歩いて進んだけど、標識の矢印とは同じ方向だ。
どのお店も年末ということもあるのか、7時閉店なのか、見事に閉まっているか、ちょうど今、閉店していますってところだった。しばらく進むと、カールシュタットスポーツが出現。ショーウインドウには・・・・さすがキール。マネキンにはキールのユニフォーム。
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ん・・・どこから曲がるんだ・・・と思いながら進んでいると明らかに違うところに来ちゃってるなあという場所を歩いていた。こんなに遠いはずはないし、駅からはそんなに離れてないはずなのに・・・


通りすがりの人に聞いてみたら、指さした方向が完全に戻らなければならない方向だった。

すかさず、さっき来た道を戻り歩き出す。「やばいなあ〜どこから左に曲がるんだろう・・・・」とちょっと焦っていたけど、こういうときは、そう「あの作戦!しかない。」

単純明快、「誰かについて行く作戦」だ。その時間、会場周辺には必ず試合を見に行く人が歩いている。サポーターは、シャールをしていたり何かしらのファングッズを持っているから、そういう人について行くというとても難易度の低い作戦だ。

すぐにターゲット発見。30代後半と思しき男性3人組。首にキールのシャールを巻いている。この人たちについて行けば、間違いない。怪しまれない程度に距離を保ち、完全に尾行。「さあ、進め進め。どんどん進め。」と思いながら歩いていると・・・途中、その3人組が通りにあるレストランをのぞき込み興味を持ち始めた。「おいおい、いいから進めよ〜。」とささやきながら、また歩き出して一安心。と思ったらやっぱり180度方向転換してお店の中に入っていった。

「お〜い!」

と突っ込みを入れたい気分満開ながら、ナビを失い立ちつくすアジア人3人組。しかし、レストランの中に入るわけにもいかないし、待っていることもできないし・・・・。とりあえずこの通りをまっすぐ行ってみよう!と思い再び歩き始めた。どう見ても地元の人しか知らないような細い道を歩く明らかに怪しい3人組。

「この道を行けばどうなるものか、行けばわかるさ」ってアントニオ猪木は言うけれど、この道を歩いていくとその先は・・・袋小路だった。

「えっ・・えええ。」

こまった。冷静になって辺りを見回すと・・・・右脇に上の道へとつながっていきそうな階段があった。この階段を上がるしかない!と思って上がってみると・・・・・そこに見えるは、シュパールカッセンアレナ・キール!!!!!!!!
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や〜っと到着して、アリーナの入り口へと続く階段を登る。「お〜とうとう来てしまったぜ〜。」と興奮を抑えながら中に入る。

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マッチデープログラムを手にして、まずはファンショップへ。おっ?でも全然混み合っていない。アリーナの通路にはたくさんの人で混み合っているにもかかわらず、ファンショップには2、3人しか並んでいない。ハンブルグやマグデブルグとは全く違うなあ〜と思いながら、ここぞとばかりに買い物。そして、クラブの子どもたちにお土産でシールを30枚!と伝えると驚いた顔をしながら、大げさに一生懸命シールの束の枚数を数える店員さん。最後にアウトグラムカルテン(サインカード)を注文すると、何とそれも30束数え始めた。えっ?注文してないけどなあ〜と思って見ていると、プレゼントだってガバッと袋の中に入れてくれた。
「Danke!」
と笑顔で袋をもらったものの・・・・なんまら(めちゃくちゃ)重いよ〜!


チケットを見ながら自分の席へ向かう。アリーナへの入り口付近に、またファンショップがある。なるほど〜いくつかショップがあるんだね〜。中にはいると、係の人が「あの辺だよ。」と席を指さしてくれた。

 コートサイド、前から8列目すぐ目の前にキールの選手たちがうろうろしている。

 ケガで離脱しているダニエル・ナルシス(フランス代表)のプレーが見られないのはホント残念。加えてキャプテンのマーカス・アルムも離脱

 でもでも、マグデブルグから移籍したドイツ代表のシュプレンガー、他にもドイツ代表では、左サイドのクライン、右バックのツアイツ。カラバテッチに代わるチームのエースは、チェコ代表のジヒャ。グンマースバッハから新加入のセルビア代表の大砲イリッチに、スウエーデン代表のルンドシュトレム、キム・アンダソン、GKのパリカ。他にもアイスランド代表のパルマルソンにノルウエー代表のルンド・・・・各国代表の選手ばかりで、まさしくスター軍団だ。

 いよいよ選手入場。
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キールの入場は、映像で何回か見たことあったけど・・・・まぶしい光が点滅して・・
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そこから、大きな炎とまぶしい光の中から・・・選手が走って入場
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とにかく素直にかっこいいし、興奮する。こういう演出もやっぱり世界一。

 試合は予想通り、キールの一方的な試合。今回見た試合の中では一番つまらない試合になってしまったんだけど、まあそれは予想通り。

ツアイツとシュプレンガーがボール無しのポジションチェンジ。
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2010-2011シーズン最優秀選手ジヒャの7Mスロー
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クライン(33)、パルマルソン(24)、イリッチ(31)
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とにかくキールの選手たち、世界一のクラブを目指す選手たちのプレーを目の前で見ることができたことがうれしい。

試合後、しばしヨーロッパ選手権によるブレイク、そして2009年最後の試合ということもあってか、選手・コーチたち、そしてベンチに入らなかった選手たちがコートに出て挨拶。挨拶しているのはキャプテンのアルム。ゲンツェルやナルシスも登場。
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試合後、どこの会場でもファンがフロアになだれ込むんだけど、選手たちもあいさつして、退場した後に出てこないし、観客もフロアや選手の出入り口付近にまあそれなりに固まっているんだけど、他の会場に比べると全然賑やかな感じじゃない。

あれ・・・サインや写真みたいな時間って、キールはスター軍団故にないのかなあ〜と思って、ぼ〜っとその光景を眺めていた。

 別にフロアに降りて行っちゃダメな訳ではないんだけど・・・

まあ、でもせっかく来たんだから、フロアに降りてアリーナをキールの雰囲気を感じてみようと思って降りていくと、クールダウンしに何人かの選手がコートに出てきた。

 おっ!このタイミングは、チャンスなのかなあ〜と思って様子を見ていると、何人かが選手を囲んでサインをもらっている。でも、明らかにこれまでの光景とは違うよな〜。写真はサインをするジヒャ。
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 そこに、クールダウンを終えたシュプレンガーがやって来た。
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 そして、ラッキー!フランス代表、世界でナンバー1のゴールキーパーと言っていいであろうオーメイエールが写真をOKしてくれた。
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 2009−2010シーズン、チャンピオンズリーグを制するのはちょっと厳しいかも・・・と思っていたけど、結局シウダーレアル、バルセロナを下し、世界一のクラブに輝いたキール。そのシーズンに「生キール」を見れたのは、本当にラッキーだった。

 その後は、再び駅へ。な〜んだ、こんなに近いんだ、駅まで。

 REで1時間かけてハンブルグのホテルに向かった。

 いよいよ、明日、帰国!(の予定だった・・・)

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February 25, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その7〜

(前回の続きつづき)

EWSアリーナに向かう車の中で、新聞の取材があることをアレックスから告げられ、ちょっと落ち着かない感じの自分。日本でも個人の取材なんて一度もないのに・・・うまく答えられるかなあ〜。そう、事務所に行ったときにクーンルさんが言っていた「リトルサプライズ」の一つ目だった。


 数分後にアリーナに到着。正面の入り口からアリーナに入る。入場口でチケットを確認する女性にアレックスが話しかける。
「今日の試合を見に、彼ら日本から来たのよ。」
「え〜っ!本当に!フレンスブルグの応援に来たの?」
「違う違う。ゲッピンゲンよ。」
「!」(びっくり顔)


中にはいると、地元の20歳前後くらいの選手たちが練習をしていた。ちょうどゲームを行っている。試合開始までまだ1時間半近くあるから観客はまばらだけど、ハンドボール好きの人たちはそんな若手の練習を真剣に見ている。


 アレックスについて行くと、既に新聞記者とカメラマンが到着していた。挨拶して、いくつか質問を受けてた。ゆっくりな英語で話してくれているので何とか、むこうが聞きたいことがわかった。

 そのそばで、若い女性とおじさんが笑顔でそんな様子を眺めていた。すると、その女性が手に持っていたマッチデープログラムをこっちの方に笑顔で差し出してきた。ふとそれを見ると・・・何と・・・そのページに「自分」が記事となって、写真入りで紹介されている!!以前、アレックスから写真を送ってくれと頼まれ、その送った写真が2枚掲載されていたのだ。

「何これ〜!まあじ〜っ!!」

驚いている様子を見て、けたけた笑っているアレックス。そう、これが二つ目のサプライズだった。

 そこに先ほど事務所で会ったクーンルさんも加わり、アレックス、そして我々3人を新聞社のカメラマンが撮影。

 
 取材に来た新聞記者さん↓
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そしてその新聞記事(初の顔出し!)


 そこからクーンルさんがガイドとなって、8月末にオープンしたばかりのEWSアリーナを案内してくれた。新聞記者の彼女も一緒に歩きながら、さらに質問された。
「なぜゲッピンゲンなの?レムゴやキール、ハンブルグじゃないの?」

実は車の中でアレックスにも聞かれた質問だった。英語で答えるも難しくて、全くうまく答えられない・・・。そのときは、適当な答えが見つけられなくて、困ってしまった。ただ、初めてライブでブンデスリーガを見たのがハンブルグ対ゲッピンゲンだったことを話してみたり・・・・でも、自分でもうまく質問に答えられてないなあと思ったし、向こうも納得できる答えではなかっただろう。

 日本に帰ってきてからアレックスには改めて文字で質問に答え直そうと思った。ここ数年、ゲッピンゲンの選手たちはドイツ人が多く、ドイツ人以外の国籍の選手で世界選手権の上位の国の選手が少ないにもかかわらず、キールやハンブルグ、レムゴと好勝負を繰り広げるチームなのがとても魅力的だってことを。今シーズンはハースとカウフマンのドイツ代表2人が加わってさらにチーム力がアップしたけど、その前のシーズンも地味なチームながら常にリーグの順位は半分よりも上にいるチームだ。フレンスブルグやラインネッカー、キールにフレンスブルグみたいな、どこの国のクラブチームだかわからないような選手の集め方をしないのもいい・・・本当はそんなことをきちんと英語で話せるとよかったんだろうなあ。



 クーンルさんに案内されて、まずはカンファレンスルーム。試合後に記者会見が行われる部屋。何の試合かは分からなかったけど、HCライプチヒの女子の試合の映像が流れていた。
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そこから反対側を見下ろすと、サブアリーナがVIPルーム会場に変わっている。
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30秒ごとに広告が自動的に変わることや昨シーズン使っていたシュツットガルトのポルシェアリーナは、ゲッピンゲンの町の人口(約5万人)を考えると収容人数、建物が大きすぎることなどをクーンルさんがていねに説明しながらアリーナの中をあちこち案内してくれた。


下へ降りて、選手たちの控え室とアリーナをつなぐ通路。試合開始が徐々に迫り、様々なスタッフたちがそれぞれの仕事をしている。
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そこからアリーナのフロアの方へ歩いていくと、まだ若手選手たちの練習は続いていた。クーンルさんの話では、彼らはゲッピンゲンのハンドボールアカデミーに所属する選手たちで、16〜18歳、レフェリーが20歳だそうだ。将来、トップチームでのプレー目指して選手を育てているようだ。
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彼らの練習を何人かのゲッピンゲンの選手たちが眺めている。すると、オーペイア、カウフマン、シュヴァイカールトなどなどゲッピンゲンの顔とも言える選手たちがフロアに入ってきた。そこで試合前にもかかわらず、彼らと記念撮影。とても穏やかな笑顔で応じてくれた。



アカデミーの選手たちも、トップの選手たちやお客さんたちが自分たちを見ている中でプレーし、多くの「肥えた目」の中で練習を重ねるのだから上手くなるよなあ。
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 ゲッピンゲンの「顔」的な選手、オーペイアがすぐ目の前にいて、「今、サインもらっていいかなあ。それともゲームの後の方がいい?」ってアレックスや新聞記者さんに聞いたら、「今の方がベターだね。」って2人そろって言うので、図々しく持っていたユニフォームにサインをもらいに動いた。でも、ちょっと勇気が必要だったのは、そのオーペイアがカウフマンの向こう側に座っていて、カウフマンの前を素通りしてオーペイアに声をかけなければならなかったからだ。現在ブンデスリーガで得点王、ドイツ代表の左バックプレイヤーの前を素通りして、隣の選手にサインもらうのが何か気が引ける・・・と、きっとそんなことなんかぜ〜んぜん気にもしていないであろうカウフマンを目の前にして、ここぞとばかりに「小心者」ぶり発揮。「ついで」にもらうのも失礼だしなあ、と思ってオーペイアのところまで行ってサインをお願いした。

いつも思うけど、サインを求めると嫌な顔することなく、優しく丁寧に対応してくれることに感心してしまう。オーペイアは見た目がとてもイカツイ感じだけど、凄く優しく対応してくれた。



アカデミーの選手たちの練習が終了し、選手たちが各々ボールを使いながら、体を動かし始めた。

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しばらく、コートの脇で選手たちを眺め後は、ファンショップで仕事があるアレックスたちと別れて、自分の席に座ってウォーミングアップを見ていた。喉が渇いたのでコーラを買いに席から上に上がっていくと、もうファンで結構混み合っている。
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コーラを買った後、ついでにブレッツェルも買って席に戻る。選手がアップしているところを眺めていると、コートの向こう側からアレックスが会場のMCさんと一緒にこちらに向かって歩いてくる。アレックスがこっちに向かって手を振っているので、手を振り返すとその「みのもんた」っぽい(←勝手な自分の印象)MCさんが、こっちへ来いと呼んでいる。コートへ降りていくと、その「みのもんた」が、

「英語かドイツ語しゃべれるのか?」
「ほんの少しだけですけど・・・」
「そうか・・・会場のみんなに君のことを紹介するよ。」
「えっ!でも英語もドイツ語も話せないよ・・・」(横で笑ってるアレックス。)
「大丈夫、オレが名前を紹介するから、そしたらあっち側とこっち側に挨拶してくれればいいから。」
「わかりました。」
「試合開始10分前になったら紹介するから、合図を出したらここまで降りてきてくれよ。」
「OK」


ってな訳で、これが3つ目のサプライズだった。

試合開始時間が少しずつ近づいてきた。選手たちのアップを夢中になって見ていたので、気がつけば観客席がびっしり人で埋まっている・・・。
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「同じ緑だからってここでマグデブルグのユニ着て降りていったら、間違いなく殺されちゃうね。」何てS氏と冗談なんか話していた。

そろそろ時間だ・・・すると「みのもんた」(完全に勝手にそう呼んでた。)がこっちに向かって合図を出した。


下に降りていき、選手たちがアップしているのをすぐ目の前で見ていた。そして、ドイツ語で何を言っているかはわからなかったけど、「日本から来た・・・」(そこだけわかった)って観衆の前で紹介されちゃって・・・

「誰よおまえ。」的な空気がないわけでもない中、口を開けながら手を振る自分(バカっぽい感じになっちゃいました・・・)。「こんな体験そうできないよなあ〜。」なんて思いながら、ぐるりと会場を見渡し、貴重な瞬間を味わった。

いや〜あの手この手で思い出をプレゼントしてくれたアレックスには本当に感謝だ。

いよいよ、試合開始が近づき、選手たちが入場。ブンデスリーガの楽しい瞬間の1つが「選手の入場」。この瞬間が、一気にテンションを高める。ゲッピンゲン名物のたいまつの中を選手が入場。日本の体育館なら、消防法がどうだこうだ、という話になりそうな感じだけど、こっちじゃ関係ないね。

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さっきのみのもんたが、名前を呼び、観客全員が苗字を叫ぶ。そして選手が子どもたちに導かれ走りながら入場する。


会場は超満員。

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アレックスが言っていたように、やっぱりここはゲッピンゲンサポーターたちのど真ん中。すぐ後ろでは、おじさんが小太鼓たたいて応援している。
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 試合が始まり、何と何とゲッピンゲンがフレンスブルグを圧倒し、立ち上がり7,8分で5−0という一方的なスコアになる。フレンスブルグは早い段階でタイムアウトを請求という意外な展開だった。でも審判はライヒル、プラングペア。このペアが吹く試合を今まで何試合か見てきたけど、ま〜ず、彼らのジャッジする試合は8割方もつれる。何かが起こる。え〜って場面が必ずある。

 案の定、そのままの展開にはならず、前半はリードするものの、後半の残り10分にフレンスブルグが逆転に成功。退場を出すゲッピンゲン、流れに乗ったフレンスブルグ。

 うわ〜やばい・・・という雰囲気が覆う中、それを振り払ったのはカウフマンの強烈シュート。残り5分では逆転に成功し、会場は大盛り上がり。最後は突き放して、見事ゲッピンゲンが勝利!

 いや〜今日の大事な試合に負けたら、「あの小さい日本人が来たからだ。」見たいになっちゃうところだった・・・よかった〜。

 試合後、サポーター席に向かって選手たちが集まって、喜びを共に分かち合う。
ゲッピンゲンM




 
 
 その後は、コートに降りて選手と一緒に写真撮影。

ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その1(ドイツ代表ミヒャエル・ハース)
ゲッピンゲンN






ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その2(ドイツ代表マヌエル・シュペート)
ゲッピンゲンO






ドイツ人に捕まった宇宙人ならぬ日本人その3(ゲッピンゲンの顔 ドラゴス・オーペイア)ちなみに彼は9歳年下・・・
ゲッピンゲンP





 
席に戻り、しばらくコートの様子を眺めてから、アレックスがVIPルームで食事をさせてくれるというので、そちらに向かう。中にはいると、大勢の人。しばらくすると、試合後の選手が2名が登場し、さっきの「みのもんた」司会で、試合を振り返っている。ちなみにユニフォームのまま会場に来ていたのは、シュヴァイカールトとハースだった。
ゲッピンゲンQ





ゲッピンゲンR





VIPルームは食べ放題に飲み放題。3年前にはマグデブルグでVIPルームに入ったけど、そのときよりは料理の品数は少なかった。けど、ステーキは美味かった。

ヨエン、アレックスと思い出の一枚。
ゲッピンゲンT





着替えた選手やゲッピンゲンの監督ペトコビッチ、そして今日のレフェリーペアも一緒に飲みながら歓談していた。ふと振り向くと、ハースが着替えて近くのテーブルに座っていた。
ゲッピンゲンS





アレックス、ヨエンと雑談して、ビールを飲んで・・・最高の雰囲気の中、幸せな一時。


いよいよ帰りの電車の時刻が気になり出す時間。VIPルームを出た後に、ファンショップへ向かい、お願いしていた商品を購入。そしてEWSアリーナを出発。ヨエンとはアリーナで別れ、アレックスが駅まで車で送ってくれた。車に乗り込むと、お昼に見せてくれたケンパの本を我々にプレゼントしてくれた。


数分で駅に着き、ホームで電車を待つ。
ゲッピンゲンU




シュツットガルトへ向かう電車が到着。

「また必ず来るからね〜。」

「またね〜。」

そして、電車に乗り込んだ。


電車の中でも、体の中に試合の雰囲気、興奮が残ったまま。最高の会場、最高の試合、最高の歓迎。午後の2時から、アレックスやヨエンと過ごしたゲッピンゲンでの8時間は、自分の人生の中でも貴重な時間、思い出深い時間になった。

Fielen dank,Alex,Joern!


日本に帰国後、ゲッピンゲンのホームページ、それもトップページに私たちの記事が、そしてその日の試合のダイジェストにも名前入りで紹介までしてもらっちゃいました・・・・。

ゲッピンゲン市民には「おまえ、誰よ!」って感じだよね・・・・。

こんなに歓迎してもらったんだから、これからは100%ゲッピンゲンサポーターにならないとな。


ホテルに戻り、すぐに就寝。明日は、一気に北上。夜は、ドイツハンドボールの聖地ともいうべき「キール」だ




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February 15, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その6〜

12月29日(火)。

フランクフルトからICEに乗り、シュツットガルトへ。乗車時間は、約1時間30分。南ドイツの風景は初めてなので、景色を眺め、楽しみながらの車中。

途中、マンハイムを通過。ラインネッカーのホームアリーナ、SAPアレナが窓から見えた。



しばらくすると、シュツットガルトに近づいたことが分かる景色が出現。自動車工業が盛んな都市だけに、もの凄く広い駐車場にぎっしりと自動車が並んでいる。まるで、おもちゃのミニカーがたくさん並んでいるようで、面白い風景。


 あっという間にシュツットガルトに到着。シュツットガルトのホテルは、「インターシティー・シュツットガルト」。駅にくっついているホテル。駅の中を歩いて、そのままホテルに到着するのがとっても便利だ。


 チェックインをすませて、「待ち合わせ」までしばらく時間があるので、シュツットガルトの町へ。ホテルを出て、振り返り駅を見ると、駅の屋根のてっぺんにベンツのマークが!さすが、シュツットガルト。
シュツットガルト1






駅前通りを左手に見た風景。丘の上に建物がある光景って、意外と珍しいかも・・・って思って写真を撮ってみたけど、そんなことを感じたのは自分だけかな?
シュツットガルト3






シュツットガルトの買い物通り。お店がたくさん並んでて、とても雰囲気がいい。雨が降っていて寒かったのが残念だったけど。
シュツットガルト2






あちこちうろうろしながら、気がつけばもう1時。駅に戻って、急いで昼食。一旦部屋に戻って、これから会うであろうアレクサンドラへのお土産、そして以前購入したゲッピンゲンのユニフォームをカバンに詰め込む。駅の前の入り口に向かう。



果たして来てくれるんだろうか・・・・

ま、会うことができなくても、それはそれでまた面白いか・・・笑い話として。



インターシティー・シュツットガルトの入り口前に立つ。時計を見ると、2時を数分過ぎた。ん〜、来ない・・・




と思った瞬間、駅の横にある駐車場から、1組のカップルがこちらに近づいてくる。


よ〜く見ると・・・女性は・・・おっ!アンジェラ・アキ似だ!!


お互い目があった瞬間に、お互いが「そうだ!」と分かった。アレクサンドラとともにやってきたのは、彼女の彼、ヨエンだった。

自分)「○○○って呼んでね!」
アレ)「OK.メールアドレス、○○○.skyplayだったよね!」
自分)「そうそう。」
アレ)「私は、アレックスで。」

彼女は、こんな日本から来た「変人」を信用して来てくれた。

こんな体験はもちろん生まれて初めてだたし、遠く離れた日本とドイツでハンドボールを通じて知り合いができるなんて考えもしなかったから、とてもうれしかった。


車に乗って、ゲッピンゲンに向かう。シュツットガルトからアウトバーンで30〜40分。車の中では、アレックスが1冊の本を用意してくれていた。ドイツの「ミスターハンドボール」、ベルンハルド・ケンパについて書かれた写真入りの本だった。
それがこれ

ベルンハルド・ケンパ。ドイツハンドボール界の長嶋茂雄みたいな人だ。11人制時代のスーパースターで、「Frisch Auf(フリッシュアウフ)ゲッピンゲン」に所属していた。ちょうど今から50年前の話だ。7,8年前からスタートしたハンドボールの専門ブランド「Kempa(ケンパ)」は、彼の名前だ。


驚いたのは、ケンパが日本に来て日本代表と試合をしていたこと。ドイツ代表が大部屋の中で川の字になって寝ている写真や、京都のお寺などを観光したときの写真がたくさん載っていたことだ。日本協会の人たちも写真に写っている。


「ゲッピンゲンのハンドボールのルーツを案内するよ。」


アレックスは、試合までの時間にハンドボールと関係のあるところに案内してくれるようだった。


色々と話をしている間に、まずは今日の試合会場EWSアリーナに到着。今シーズンオープンしたばかりのアリーナだ。人のいない静かなアリーナを見せてくれるらしい。車を降りると、ゲッピンゲンの女子チームのメンバーが何人かいた。これから練習があるようだ。ちなみにゲッピンゲンの女子もブンデスリーガの1部に所属しており、男女ともに1部にチームを持つクラブは、ゲッピンゲンだけだ。

なので、11人制での実績やこれまでのクラブの伝統、ベルンハルド・ケンパ、男女がブンデスリーガ1部に所属っていうことから、「ゲッピンゲンはハンドボールの盛んな町」という意識があるようだ。実際にそんなTシャツも作って売ってるし



ドキドキしながらアリーナに入ると、観客がいないから当たり前だけど、中はシーンと静まりかえっていた。今夜、ここで「激戦」が行われるんだ・・・と思いながら、コートを眺める。
ゲッピンゲン2







アレックスが「今日の夜に座る席を確認しに行こう。」と言うのでチケットを確認しながら、彼らに見せると、驚きの後に大笑いしてる。「ここは、ゲッピンゲンのサポーターが座るから、もの凄くうるさい席だ。」って。「ここに座るなら耳栓が必要だよ。」とも。一瞬、えっ!?って思ったけど、そんな体験もまたいいじゃないか〜!とさらに吹き出したアドレナリンが体中を駆けめぐる。


その座席から記念の1枚。真ん中がアレックス、左がヨエン。
ゲッピンゲン3



 
 座席を確認したあと、ファンショップで先に買い物をさせてくれるというので、歩いていると、通路でおじさんたち数名が立ち話してる。その風貌と、アレックスの表情からすぐにただのおじさんたちじゃないことが分かった。

 ちゃんとドイツに来る前にゲッピンゲンのホームページをチェックしてきたから、一瞬写真と違う感じに見えたけどやっぱりそうだった。そう、その一人はゲッピンゲンのプレジデントであるゲルト・ホーフェーレ。クラブのトップの人だ。緊張しながら握手と挨拶。そして、その隣にいたもう一人のおじさんは、ゲッピンゲンのメインスポンサーであるレオンハルドヴァイスっていう会社の会長。こちらも緊張しながら挨拶と握手。


 そしてファンショップへ。


ゲッピンゲンのファンショップは、ちゃんとお店になっていて、こんな感じ。
ゲッピンゲン4






もう一枚。
ゲッピンゲン5





 昨日も今日も、全く買い物していないせいもあり、ここぞとばかりにたっぷり購入。ゲッピンゲンのホームのユニ、そして今年のEHFポカール用のユニ、そして昨シーズンモデルだけどキーパーのユニ、おまけに女子チームのユニも置いてあって4枚も買ってしまった。選手の名前や番号は、後でプリントしてくれるようで、サイズと背番号をアレックスがメモを取る。S氏夫妻も買ったので、その日の売り上げはきっといつもよりも多かったはず。

一番マニアックなグッズはこのマット。どう思います、みなさん?小さなおじさんの心をとらえて放さないこのグッズは、我が家にしっかり敷いてあります。




 たっぷりと買い物を楽しんだ後、一度アリーナを離れ、車に乗り込む。行き先は、ゲッピンゲンのクラブハウスとケンパが11人制ハンドボールをやっていたその場所。

 車から降りると、きれいな芝生のピッチが広がっている。ここで11人制のハンドボールを行っていたそうだ。その日はクラブハウスも閉まっていたけど、きっと夏になれば、ここでビールを飲みながら、子どもたちのサッカーの練習を眺めてたりするんだろうなあ〜とイメージできる場所だった。
ゲッピンゲン6





ゲッピンゲン7




このピッチの横には、屋外のハンドボールコートが何面かあった。


その後、車に乗って向かったところはゲッピンゲンのクラブの事務所。普通に試合を見に来ても、まず、ここには来ることはないよなあ〜と思いながら、車から降りた。
ゲッピンゲン9




アレックスが普段働く会社は、ゲッピンゲンのロゴの上にある「サルティコ」っていう経営マネジメント会社。日本に帰ってきてからわかったことだけど、この「サルティコ」っていう会社が、ゲッピンゲンのクラブ運営を担っていて、サルティコの社長が、先述のプレジデントって訳だ。だから、アレックスもここの会社の職員でもあり、ゲッピンゲンのクラブの中での担当がファンショップなんだ。


 階段を上がっていくと、ここ数シーズンのゲッピンゲンのチームポスターが壁に飾られている。
ゲッピンゲン10



そして、事務所のある階に到着。
ゲッピンゲン11





ゲッピンゲン12



 事務所の中に入っていくと、中から出てきたのは、ペーター・クーンルさん。「遠いところからよく来たってよ〜、それも今日はとてもいい試合だしね。」
「重要な試合ですよね!」
「そうだ、今日勝てば3位が確定だからね。」


「今日、会場に行ったら3つのリトルサプライズがあるから。」
「スリー・リトル・サプライズ?」

何のことかよく分からないまま、「また後で会場で会おう」ってことでクーンルさんと別れ、事務所をあとにした。



 「次はハンドボールには関係してないんだけど、是非案内したいところがあるんだ。」とアレックスが連れて行ってくれたのは、「メルクリン」っていう鉄道マニアの人が聞くと痙攣モノの、鉄道のミニチュアを作ってるおもちゃのショップ&展示館だった。アレックスに聞くまで、全く知らなかったこのブランドは、ゲッピンゲンが世界に誇る会社らしく、その鉄道ミニチュアは、ただのおもちゃじゃなくて、本物を忠実に再現した模型だそうだ。

 ここに到着して、このメルクリンの歴史とその模型の変遷を英語のガイド付きで勉強。ガイドのおじさんは、本当にこのメルクリンの模型が大好きで、めちゃくちゃ詳しいんだろうなあと思わせる人で、ドイツ語みたいな英語で一方的にがんがん説明してる・・・・もう、ノリノリだ・・・ごめん、おじさん、話してることほとんどわかんないんだけど・・・でもちゃんと聞いてたから、たった1つあった疑問文だけはちゃんと聞き取ってたでしょ?
「日本のICEは何ていう名前だった?」
「SHINKANSEN!」
「そうそう、シンカンセンだ。」

 そんなのノリノリのおじさんのトークと、我々の様子を見てアレックスは笑ってるし・・・

 このおじさんの髪型が妙に面白くて、何かそっち気になっちゃうし・・・ん〜そろそろ、会場に行きたいなあ〜何て思いながら話聞いちゃいました・・・すみません。
そのおじさんが、この写真。髪型に注目。何か、ヘルメットか台所にあるボールかぶってるようにしか見えなくて・・・っていうか、それってカツ・・おっと。
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 メルクリンを後にして、車に乗る。アレックスが「前にクラブでつくったものだけど。」って、メルクリンとゲッピンゲンがコラボした貨物車の模型をプレゼントしてくれた。お店では、ICEとかREとかの模型を記念に買って帰ろうかなあと思ったけど、このメルクリンの模型、安いモノでもかなり高くて手が出なかったから、プレゼントをもらって大満足。




「この後、アリーナに向かうけど、新聞の取材が5時30分に来ることになってるから。」
「新聞の取材?」
「そう、あなたをね。」
「ふ〜ん、あなたをね・・・・って、あなたって・・・オレ!?」
「そうだよ。」


つづく

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February 07, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その5〜

12月28日(月)

25日、26日と祝日で、おまけに27日が日曜日だったから、ドイツ滞在中の4日間は全く買い物ができず、やっと5日目にしてスポーツショップ巡りもできる・・・。

この日の予定は、午前中にベルリンのアディダス、そしてカールシュタッド・スポーツなどを徘徊し、その後ICEでフランクフルトへ。そして、ホテルチェックイン後に、今度はフランクフルトでまた買い物という、ハンドボール観戦、狭間の1日。


8時に朝食をとり、S氏夫妻とのんびりと話をしながら9時頃まで過ごす。そして、一度部屋に戻り、準備をしようとしたときにハプニングその2発生。

部屋に戻ってから、軽くシャワーを浴びようかと浴室に行き、シャワーへと手を伸ばす。やたらと高いところにシャワーが挿してあって、「こっちの低いほうに挿しておいてくれよ〜。」と思いながら、バスタブに足をかけてシャワーを取る。湯加減を調節しておいてから、服を脱ごうと思い、水を出すとシャワーの先から、「シャワー状」ではなく、一本の太い水が飛び出してきた。そんなとき、他の人ならどうするだろうか・・・・。そのときの自分は、迷わずそのシャワーの先がダイヤル状になっているのかと思い、水が出ているその先をひねった・・・と、その瞬間、水がもの凄い勢いで大量に噴き出し、眼鏡着用のワタクシの顔を直撃。焦って離したシャワーのホーズがバスタブの中でトカゲのしっぽのようにガタガタ音を立てて暴れ回っている。

何が起こったのか分からないまま、数秒立ちつくす自分。

シャワーの頭の部分が外れたと思い、ぬれた眼鏡、ビチャビチャの服のまま、シャワーの頭をくっつけようとはめ込もうとするが・・・全くはまらない・・・何でだろうと、眼鏡を拭いて、よ〜く見ると、とれた頭の、その根本がボッキリと、完全に折れていた。「とれた」のではなく、折ってしまったのだ・・・・。やばい・・・。そんなにバカ力でひねったわけでもないのに・・・。

どうしようか・・・そのまま、知らないふりして、そっと置いておこうか・・・でも、後から弁償しろって高額な請求来たらヤバイしなあ・・・正直に言っても、修理代で500ユーロだ、なんて言われちゃうかなあ・・・

そんなことにびびっているには理由が。

旅行保険に入り忘れてきたからだ。いつもなら、入ってくるのに、今回は行きの飛行機の中で、保険に加入し忘れを思い出した。こんな時に・・・・こんな時に限って、シャワーの首が折れるなんて・・・日常生活でもそうないことが、起こっちゃうのが恐ろしい。


絶対に元に戻らないシャワーの残骸を手にしながら、べちゃべちゃの服のまま、これから起こりうるかもしれない妄想を一人膨らましていた。


「いや、やっぱり、正直が一番大切だ。素直に伝えよう。」と思い、折れたシャワーの頭を持ってフロントに行った。

「壊れました。」
ちょっとムッとしながら、レセプションの男性が、
「わかった。数分後に、修理に行くから部屋で待ってて。」
そう告げられ、部屋で待っていた。

10分後、部屋の扉からノックの音。扉を開けると、もの凄く大きい、いや、バカでかい、まるで絵に描いたかのような、漫画のキャラクターとしか思えない、つなぎを来た修理屋のおじさん(2メートル級!)が、笑顔で立っていた。
「シャワー直しに来たんだけど。」


しばらくたって修理完了。壊れる前は、頭の大きい、古いけどちょっと高級感のあるシャワーの頭が、手に持つ部分とホースの部分とは明らかに異質な、やたらと新しい家庭的なシャワーになっていた。

結局チェックアウトの時にも何も請求されず、事なきを得たんだけど。


 その後、アディダス・ベルリン、カールシュタッドシュポーツなどを物色。しかし、なかなかこれといった物は見当たらず・・・。

アディダス・ベルリン↓
ベルリン1





ヴィルヘルムスカイザー教会
ベルリン2





その後ICEでフランクフルトへ。昼食を車内で。
フランクフルト4





ケチャップとソーセージは、「カリーヴルスト」。焼いたソーセージにたっぷりとケチャップソースをかけて、その上にカレー粉がまぶしてあるドイツのファストフードの代表。そして野菜サラダ。グラスに入っているのは、「ビール」なんだけど、ビールをサイダーで割った「ラードラー」っていうアルコール。




 フランクフルトに到着後は、ホテルにチェックインして、すぐに買い物へ。しかし、またしてもピピッと来る物はなく、徘徊して終了。せっかくドイツに来たんだから、コテコテのドイツ料理でも食べようということになって、夕食はレストランに。
フランクフルト4





中にはいると、日本人がたくさんいてびっくり。

注文した料理たち。
フランクフルト1





フランクフルト3


上はラム肉のステーキで店員が日本人に会うと進めてくれた料理。下は、豚足を煮込んだ「ハクセ」と呼ばれるドイツの伝統的な郷土料理。絵的には、もろ漫画に出てきそうな「肉」です。

満腹になりホテルへ。いよいよ明日は、シュツットガルト。今まで南側には行ったことがなくて、初めての南ドイツ。

加えて、自分的には明日のゲッピンゲン訪問&試合観戦が今回の旅のメインイベントだ。運のいいことに、ブンデスリーガの3位4位を争う両チームの激突。3位になればチャンピオンズリーグ出場権を手にできるため、明日ホームのゲッピンゲンが、ゲストのスター軍団フレンスブルグを破れば、3位に浮上するとてつもなく大事なゲームだ。

そして、もう一つの大事なイベント。それは以前、ゲッピンゲンのユニフォームが欲しくて注文したとき、そのときからメールをやりとりしていた、ファンショップを担当しているクラブのスタッフ、アレクサンドラと待ち合わせしていることだ。

日本からの注文にかなり驚き、そしてゲッピンゲンに興味を持った「不思議な日本人」に興味を持ってくれたアレクサンドラ。今回の旅でゲッピンゲンに訪れることを知らせると、シュツットガルトまで迎えに来てくれて、その後は19時の試合開始までゲッピンゲンの街を色々と案内してくれるとのこと。「行きたいところある?」と聞かれていたので、「できればハンドボールに関係するところに行きたい!」と図々しいお願いをしておいた。

待ち合わせは2時、我々が宿泊するホテル「インターシティー・シュツットガルト」の前。彼女は本当に現れるのだろうか・・・・

アレクサンドラへはユニフォームを着た写真を送って欲しいと言われて、何枚か送ったので、向こうはこっちの顔を知っている。こっちは、ゲッピンゲンのホームページでクラブのスタッフの顔写真からアレクサンドラの顔が、アンジェラ・アキ似だってこともわかってる。それでも・・・

期待と不安が入り混じっているけど、明日がどうなるかとても楽しみだ

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January 26, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その4〜

 朝からバタバタだった電車とは違い、ベルリン発ハンブルク行きのICEの車中は、事前に予約していた1等車の座席の乗り心地はとっても快適だった。


 予定通り、12時56分にハンブルク中央駅に到着。そこから、Sバーンに乗り換えてシュテリンゲンで下車。そこからアリーナまではシャトルバスに乗って移動する。


 Sバーンのホームに降りていくと、青いシャールを首から提げたHSVサポーター集団がほろ酔い状態で、盛り上がっていた。10人ほどの若者たちが、大声で叫びながら歌っている。いや〜熱いね〜。会場まで、その高ぶりを押さえられない様子。


 シュテリンゲンで降りて、シャトルバス乗り場まで3分ほど徒歩で移動。そして、ギュウギュウ詰めの状態でシャトルバスに乗り込む。年齢に関係なく、HSVのシャールやキャップ、そしてユニフォームを着たサポーターたちがた〜くさん。


 乗車して5〜6分ほどでカラーラインアレナに到着。何回か来ているけれど、明るい時間に来たのは初めてかもしれないな〜。
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 向かいは、サッカーのHSVのホームスタジアム、ノルドバンクアレナ。
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 試合開始までまだ1時間以上あるけど、お客さんが並んでいる。カラーラインアレナは、入り口のセキュリティーがかなり厳しくて、身体検査やカバンの中を,けっこう細かくチェックされる。
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 アリーナの中に入って、マッチデープログラムをもらい、ファンショップへ。毎回そうだけど、ここもたくさんの人がショップを囲んでいる。人をかき分けて、自分のためにユニフォーム、そしてお土産や頼まれ物を調達。ふ〜っ、何とかゲット。ちなみに自分には「18」リンドベルグ、「1」ビッターのTrikotをゲット。
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 まだ、時間はあるので、昼食にバーガーキングのメニュー(日本でいうセットメニュー)を注文。ハンバーガーの大きさは、マックもそうだけど日本とは全く同じ大きさだ。


 チケットを眺めながら、自分の席を探す。コートに目をやると選手たちが各々ストレッチを行っていた。hamburg5




 

 しかしまあ、各国を代表する選手たちばかり・・・それも世界選手権でいつも上位を賑わせてる国々の・・・まさしく、スター軍団のHSVだな〜。アップが始まり、軽やかなパス技術に、目が釘付けになってしまう。やっぱり、ハンドボールはパス技術が基本だと改めて感じさせてくれるし、その洗練された基本技術を堪能。ゲームの面白さとは別の、面白さを味わえるのがこの時間。
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 反対側では、バリンゲンの選手たちもアップ開始。
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 試合開始直前。選手たちが入場する。まずはゲストのバリンゲンから入場なんだけど、この日はバリンゲンの選手たちが入ってくると、ハンブルクのサポーターたちがブーイング・・・、じゃなくて大きな拍手でお出迎え。「ん!?あれ〜?」と不思議に思ったけど、「そうか、前節でキールに勝ったからだ〜。」とその歓迎の意味を理解できた。この日、ハンブルクが勝てば、めでたく首位確定で、おまけに前半戦、17試合を終了し、首位ターンということになる。「おまえら、この間はよくやったぞ。まあ、今日は勝てないけどな。」というような声が会場全体から聞こえてきそうだ。


 
 
 試合開始。19リエスキー弟(ポーランド代表)にセンターが4ドゥヴニャク(クロアチア代表)と、ポストに9ヴォリ(クロアチア代表)。
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 試合は、ハンブルクがリードし展開するけど、バリンゲンも踏ん張る。たま〜に飛び出す、ハンブルクの凡ミスがゲームの絶妙なスパイスになってサポーター立ちも一喜一憂。前半リードでハーフタイム。
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 この日の観衆は13171人。この大きなアリーナも2階席までびっしり人で埋まってる。
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 まさしく、世界の壁!19リエスキー、15ジル兄(フランス代表)、5ヤンゼン(ドイツ代表)、23ヘンズ(元ドイツ代表)、そしてキーパーに1ビッター(ドイツ代表)。みんな、大きすぎる・・・・股の下くぐれちゃうな。
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 ビッターのナイスセーブ!
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 試合は、ハンブルクが快勝。31−26。そして首位に躍り出た。
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 試合後サポーター席と喜びを分かち合う選手たち。ヴォリが、サポーター席の誰かにバカウケしてます・・・
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 試合後、ハンブルクは選手たちが一度着替えに戻り、それからサインの時間。ファンが殺到するからフェンスが用意される。前は、試合直後にみんななだれ込んでたんだけどね。
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さすがに、この人だかりの中、一人ちっちゃいオッサンは入っていく度胸もなく、遠くから様子を眺めてみる。


ヤンゼン(ドイツ代表)
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ラツコビッチ(クロアチア代表)
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サインを待つサポーターたち。
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外は、もう真っ暗だった。
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 再びシャトルバスに乗り込み、シュテリンゲン駅へ。そこからハンブルク中央駅に向かい、予定通りICEに乗り込む。そして8時にはベルリンに到着し、ヒルに急いでチェックインしたホテル「サヴォイ」に到着。

 合流予定のS氏夫妻は、まだ来ていないようだ。きっと、音信不通になっているから心配してるだろう。


 そして、10時過ぎに無事、S氏と合流。すかさずS氏から海外用のFOMAのアダプターを借りて、数日ぶりに携帯をフル充電。

 海外用のFOMAのアダプターってあるんだね〜知らんかった・・・このS氏のFOMAアダプターが、この旅の終わりに、ワタクシの命を救うことになるとは・・・このとき思いもかけなかった

 





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January 21, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その3〜

12月27日(日)。

 依然、携帯電話の充電ができないままのワタクシ。当然、メールもできない。さすがに音信不通は、心配するかと思い、電話番号憶えてる2件に部屋から電話。普段の生活が、携帯電話にどれだけ依存しているかが改めて感じられる数日間。友人の電話番号なんか、携帯電話の電話帳が記憶してくれているから、自分が憶えていなくてもいいわけだし・・・。今日の夜、ベルリンのホテルで落ちあうことになっている、S氏とは連絡が取れないまま。ま、何とかなるだろう・・・・。



 ウエスティン・ライプチヒの朝食会場には、日本人の観光ツアー客がけっこういた。このホテルで会う日本人は、おばちゃん方が多くて、文化の街であるライプチヒに、年末ベートーヴェンの「第九」を聞きに来たり、もしくは歌いに来る人たちがいるようだ。

 今日の出発は、ちょっと早め。予定では、朝早く7時50分のICEに乗ってベルリンに向かい、ホテルに荷物を預ける。そして、11時20分頃のベルリン中央駅からハンブルクに向けて出発。13時頃に到着し、そこから電車に乗り換え、13時40分頃に試合会場、カラーラインアレナに到着する予定、だった・・・・



 ライプチヒ駅に到着し、駅のホームでICEを待つ。すると、突然ベルリン行きのこのICEについて放送が流れている・・・。人の足が、乗り場の方向から逆の方向へ。あら?何かおかしい・・・


 そのうち、乗り場の表示がパタパタと回り始め、キャンセルに!えっ!マジ!!どうやってベルリンに行くんだよ〜。次の各駅停車で行ったら、11時20分のICEに間に合うかどうか・・・。でも、ベルリンに最短で行くには、その各駅停車に乗り、尚かつ一度どこかで乗り換えなければならない。どこで乗り換えるんだろう・・・

 駅員さんに聞いてみたら「○×%$#ルードヴィッヒ・バーンホフ」って前半が何て言ってるか聞き取れない・・・まあでも、まずはこれに乗るしかないんだから・・・と思って飛び乗ってみる。


 どのタイミングで乗り換えるんだろう・・・と思いながら、だれも乗っていない一等車に座っていると、一人30代後半くらいのドイツ人女性が入ってきた。その後のドイツ人女性と車掌さんの会話を聞いていると、その女性もベルリンからハンブルグに行くようだった。「よしっ、乗り換えは、この人について行けば間違いない!」と思いつつも、どこの駅で乗り換えるのかはっきりわからず不安なまま、1時間半ほど乗っていた。と、車内放送で次の駅が「○×%$#ルードヴィッヒ」っていったのが分かった。その女性も動き出したので間違いない、と思ったら、結局その駅がその電車の終点だった。ベルリン行きのICEに乗れなかった客が大勢、小さな駅で乗り換え、ホームを渡る。


 何とかベルリンには到着できる・・・という安堵感と予定通りハンブルグ行きに乗れるかなあ・・・っていうドキドキが心の中で入り混じりながら、ベルリン行きのICに乗り込もうとしたとき・・・重そうな荷物を背負いながら、手にもバッグを持った男性が「こ、これベルリン行きだよね!?」って、かなり落ち着かない感じで話しかけてきた。あまりにあたりをキョロキョロしながら話しかけてくるから、なんだか急に「これベルリン行きだよなあ〜。」と不安になり、再度確認。間違いなくベルリン行きで、1等車両に乗り込む。するとその男性が近くに座って、笑顔で「どこから来たの?」と訊いてきた。

「日本だよ。」

「Japan?ドイツに来る前、俺、日本の九州を旅行してたんだよ〜。博多、別府・・・」

「へ〜、どちらから来てるんですか?」

「オーストラリアさ。」

「キミは日本のどこから?」

「釧路って街知ってる?」

「ん・・・」

「日本の北、北海道って知ってますか?」

「知ってる、知ってる。寒いところだろ。札幌、知ってるよ。スキーするところでしょ。(スキーのジェスチャー付き)。」

「そうそう。釧路は、その札幌の近くだよ。」

って、実際は300キロも離れてるから、全然近くないけれど、同じ北海道だから近いってことにしておいた。



 いよいよ、ベルリン中央駅に到着。時間は10時40分。

 ここからホテルに行き、荷物を置いて11時18分までに駅に戻らなければならない。でもホテルは中央駅からけっこう離れている。この中央駅がワールドカップ開催のために全面新築されている間にベルリンの中心駅だったベルリン・ツォーロギッシャーガルテン駅(ツォー駅)付近のホテルのため、中央駅から電車に乗り換えて何駅かだ。それじゃ、とてもじゃないが間に合わない。こうなったらタクシーだ。

 急いでタクシー乗り場へ。タクシーに乗り込み、ホテルへ向かう。タクシーの運転手さんは、英語が通じない場合もあるので、最初からドイツ語で行き先なんかを伝えるんだけど、ホテルでチェックインしている間、ホテルの前で待っててもらって、そしてすぐ駅に戻ることをドイツ語で話して、ちゃんと伝わるかなあ〜と思いながら、難しい顔して無言のまま運転するおじさんをどう攻略しようか考えていた。

 ホテルに到着して、チップちょっと多めに料金を支払い、「チェックインしてすぐに、また駅に戻らなきゃならないから、ここで待っていて欲しい。」と伝えると、意外とすんなり伝わって、「何分待つ?」って訊いてきた。「5分くらいだ。」と伝えると、「いいぞ。待ってるから。」と笑顔で言ってくれた。タクシーから荷物を下ろし歩き出すと、「10分でもOKだぞ!」とも。まずは、第1ステージクリア〜。

 ホテルでチェックイン。急いでいることを伝え、部屋まで行く時間がないから荷物を預かってくれないか訊くと、荷物は部屋まで運んでおいてくれる、とのこと。ラッキー・・・助かった。この調子でいけばギリギリ間に合いそうだ。5分かからずチェックイン及び荷物を預ける作業完了。第2ステージクリア・・・。

 そして、急いでタクシーに乗り込む。


「駅まで、お願いします。」と伝えると、来るときのタクシーの運転手さんとは別人のように話し出した。それも、英語で。合わせて、そこからミニドイツ語講座の開講。

「もう少し行くと、インドのBotschaftがあるよ。」
「ぼ〜、ぼ〜と?」
「Botschaft(ボーテゥシャフト)は英語でEmbassyだ。アンバッサドール、アンバッサドール!」
「OK,OK。大使館ね。ぼ〜、ぼ〜?」
「Botschaft!」
「Botschaft・・・」
「Good!」


 インド大使館を通り過ぎ、しばらく行くと日本大使館もあった。


「You speak German,not English.Why not?(おめぇさんは、ドイツ語話してるけど〜、英語じゃないが、どうしてさ?)」
「Ich moechte Deutsch im Deutschland sprechen.(ドイツではドイツ語で話したくて・・・)」
「Oh,You are a gentleman.(お〜、おまえさんはジェントルマンだな。)」


 日本人同士で、紳士だ何て言うことはそうないし、当然言われることもない。このドイツで、ジェントルマンだ何て言われるなんて思ってもみなかったから、お世辞と分かっていてもけっこう心地いい感じ・・・

 な〜んて思っていても、実は今、分単位での時間との戦い中。時計が気になるし、信号待ちがとても長く感じる。

「Where will you go?(これからどこいくの?)」
「Ich fahre Hamburg.(ハンブルグ、行きます。)」
「Ich fahre nach Hamburg.(ハンブルグいきます、ね。)」
「Ich fahre nach Hamburg.」


 ベルリン中央駅に近づいてきた。残り5分くらい。ホントなら気の利いた一言でも言って別れたいところだけど、そんな余裕もなく、簡単にお礼を言って、少し多めに料金を支払い急いでタクシーを降りる。


 ベルリン中央駅は、大きな駅で乗り場がいっぱい。出発の掲示板を見て、とにかくダッシュ。時間があれば、難しくない駅の表示も焦っているから、ややこしく見える。

 あっちだ!猛ダッシュでホームにおりICEの扉を開けるためのボタンを押す。以前に扉を開けるボタンを連打して押しても、扉が開かずにそのまま乗り遅れた苦い思い出があるだけに、押す瞬間はちょっと祈るような気持ち。でも、すんなり開いてくれた。時計を見ると出発2分前。いや〜助かった・・・。何とか予定通りにハンブルグに到着しそうだ・・・・


 



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January 15, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その2〜

 12月25日(金)。

 その日は祝日。ドイツはクリスマスで25日(金)と26日(土)が祝日。おまけに27日が日曜日だったので、買い物は飲食以外のお店は基本的に全てお休み。3連休だから街も閑散としている。日曜日でも、祝日でも、そして正月でも人が集まって商売している日本とは違い、「休むときは休む。」というメリハリがいいと思う。


 11時19分発、ライプチヒ行きのICE(新幹線)に乗る。前日のうちに座席を予約しておいたので、安心して乗車。28号車の72番席を探して座る。そこから3時間20分の旅。ふと携帯を見るとバッテリーの残量が残り1個に・・・ホテルに着いたら充電しないと・・・。

 14時46分にライプチヒ中央駅に到着。旧東ドイツのこの地域、ザクセンアンハルト州の名物ソーセージ、チューリンガーのお店、お店・・・が〜ん、閉まってる

 お昼ご飯として食べようと思っていた、チューリンガーのこのお店が閉まっていた。がっかりだ。ドイツの駅の中でも大きいショッピングモールがあるこの駅も、飲食店以外は閉まっているし、飲食店でも閉まってる店がある・・・クリスマスだからしょうがないか・・・

 
 駅から徒歩で、ホテルへ。徒歩5〜7分で到着。ライプチヒで2泊するホテルは、「ウエスティン・ライプチヒ」。日系企業がこのホテルに関係しているらしく、ロビーの至る所に「日本」が意識されているデザイン。レストランも日本食「大和(YAMATO)」が入っている。ライプチヒに来たときは、このホテルに泊まるけど、一度もこの日本食レストランで食べたことがない。お品書きを見るとかなり高くて、うどんや鶏の唐揚げも日本円で1000円超えちゃう値段。ドイツに来てわざわざ日本食食べなくても・・・という思いと、どんなもんか食べてみたい・・・という思いと、いつも迷うけど、結局食べないで終わっちゃう。


 チェックインすると23階の部屋。24階までのホテルだから、眺めのいい部屋だ。おまけに、部屋はメチャクチャきれい。こんなにきれいだったかなあ〜、まあ、きれいなホテルなのは分かって泊まっているんだけれど、ここまできれいでオシャレなかんじだったっけ?と、部屋で一人興奮していた。こんな部屋が、昨日宿泊したフランクフルトのホテルと値段が同じだなんて・・・・やっぱり旧東と西の経済格差なんだろうか・・・。

部屋から見える町並み↓
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 今日はこれからどうしようか・・・まだ、時間あるし、よし、ドレスデンまで行ってみよう!と思いつきで行動開始。再びホテルを出発し、ドレスデンまで新幹線で移動。駅前から、教会方面へ歩く。いや〜寒い。当然5時くらいならもう真っ暗で、ポイントになる場所をさ〜っと見ながら、すぐに駅まで戻ってきた。帰りは、電車の中でうとうと。まだ、時差ボケ。そうだよなあ〜今頃日本は真夜中で、3時とか4時なんだから・・・。眠い。


 ライプチヒの駅に着いて、夜ご飯をどうしようか考えた。マックにしようか・・・でもマックじゃつまらないから、アジアンフードのお店がやっていたので、そこに飛び込んだ。確か「Asian-Fu(アジアン・フー)」っていうお店で、「カンフー」と「アジアンフード」の言葉の響きを意識したのかな?

 ドイツではホテルの朝食なんかでもほとんど、野菜を食べることが難しい。せいぜい、トマトとキュウリがあるくらいで、生野菜なんかほとんど食べられない。スーパーへ行けば、もちろん野菜は売ってるけど、普通に旅行していれば、野菜を食べる機会はほぼない。それが、このお店ではたっぷりの野菜炒めとヤキソバみたいなものが食べられる。テイクアウトでホテルに持ち帰って食べてみると、かなりのボリュームだ。これは「ヘーンヒェン(鳥)・ヤキ」っていうメニュー。「焼き」って日本語がそのまま使われてた。その他にも「トーキョーヤキ」とか「スキヤキ」もあった。このインチキ臭い感じががまたいいね〜。日本人だって、ソーセージをフランクフルトって言って食べてるんだから、同じようなもんだ。
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 このときプチトラブル第一弾発生。携帯電話を充電しようと変圧器を取り出して、充電すると・・・全く反応がない。あれ?おかしいなあ〜。結局、その変圧器が壊れてた。やばい、充電できないよ〜急に音信不通になったら、心配する人出てきちゃうデジカメやビデオカメラは、アダプタープラグを先に差して、普通に充電できるけど、携帯電話は完全に日本国内用になっているから、ドイツの電圧(220V)じゃ充電できない。やばい、困った・・・・。



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12月26日(土)。

 ウエスティンのおいしい朝食のあと、ライプチヒの街中を散歩。1時間半ほどぶらぶらしてみた。お〜久しぶり〜と思いながら、東西ドイツ統一20周年の記念すべきこの年に、ベルリンの壁崩壊のきっかけになったデモが起こったライプチヒの広場に立つ。石畳の街を歩きながら、教会の鐘が鳴ったりするとドイツに来たなあってって改めて感じたりする。


 ホテルに戻り、休憩したあと、いよいよマグデブルグへ。15時から行われるSCマグデブルグ対GWDミンデンの試合が今回の1試合目。試合開始から1時間半前に会場に入って雰囲気を楽しむのがいつものパターンなので、逆算してライプチヒからは11時40分発のICで出発。約1時間20分でマグデブルグだ。


 マグデブルグに到着するなり、トイレに行きたくて駅の中をぐるぐる。矢印の通り歩いていくと、なぜかさっき来たところに戻ってきた。やっと見つけて入ろうとすると、回転式の柵が入り口にあって、有料トイレだった。こんな時に限って、有料トイレだし、おまけに、お金をどこに入れて、どうやって回して入っていくんだ?と限界ちょっと手前の自分とトイレの入り口との戦い。たまたま女子トイレの前で立っていたおばちゃんが、ここにお金入れて、ここを押すんだよって教えてくれた。う〜っ助かりました〜

 駅を出て体育館へは歩いて向かう。ちょうど30分ほど歩くとマグデブルグのホームアリーナ、ベルデランドハレ。街を抜け、エルベ川を渡り、しばらくすると、大きな建物がど〜んと見えてくる。


 実はこの試合、チケットをインターネットで注文したんだけど、今回見る4試合で唯一チケットを持たないで試合会場に来た。チケット会社から、「日本に送って何度も送り返されてきたことがあるので、チケットは6番入場口のセキュリティースタッフに渡しておく。だから、名前とチケット番号を伝えて、もらって入ってくれ。」メールで連絡が来た。

 いつもは注文してから約1週間でチケットが届く。12月に入ってから一般にチケットが販売された試合なので、発売されてすぐに注文したから、試合当日まで余裕があったんだけど、気を利かしてくれたのか、そのような受け渡しになった。

 ちょっと不安な気持ちもありながら、6番入場口のいかつい、大きなセキュリティースタッフに声をかけてみた。最初は、怖い顔だったけど、話してる内容が伝わると急に笑顔になりジャンパーの内ポケットから封筒に入ったチケットの束を取り出した。名前をゆっくり伝え、束の一番下に封筒を渡してくれた。「ここから入りな〜楽しんでな〜って。」って声をかけてくれた。


 この6番入場口から入る人はわずかで、一般の入場口はまだ開場されていなかった。体育館に入ってみると、両チームの選手たちは体を動かしてコートにいた。すぐにマッチデープログラム(マグデブルグは有料で1ユーロ。他は無料が多い。)を買った。
 
 関係者以外、まだ人がいない状況で入れたので、あとで混み合うであろう、ファンショップへ向かう。

 友人から頼まれていたユニフォーム(ドイツ語でトリコー/Trikot)も含め、たくさん買い物すると店のおばちゃんがメチャクチャびくりしてた。たくさん買ってくれたからって、ピンバッチやボールペン、シールやミニポスターなどサービスで袋にどかっと入れてくれた。人が入ってからだと、店はとにかく混み合うので、例えば「Mサイズのホームのユニフォームに、13番でソイアーカオフの名前をプリントして。」とかって注文するのは、それが何枚もあるととにかくそれを伝えるのが大変。でも今回は、人がいなくておばちゃんとちょっとした会話なんかもしながら、買い物できたのでラッキー。ブンデスリーガを見に行くと、この時間も大きな楽しみの1つだ。


 自分の席に行き、選手たちが動いているところを見る。

 
 ん〜マグデブルグ、前からいるメンバーが少なくなっちゃったなあと改めて感じてしまう。年々スター選手が流出してしまい、逆によく18チーム中10位くらいで頑張っているよなあ〜と思っちゃう。唯一明るい話題といえば、ソイアーカオフが代表に招集されたことくらいか。

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 ぼけちゃったけど、珍しく試合前のトスの場面。いつも気がつかないのか、初めて見た気がする。試合の30分前。これが終わってから、両チームとも、チームみんなでアップが始まる。黒がミンデンの左腕エース、シェップスマイヤー。右がマグデブルグのファン・オルフェン(オランダ代表)。

 選手が入場。この入場シーンが、どの会場でもそうだけど、ハンドボール選手かっこいい!と思える演出があって興奮する瞬間だ。会場ごとに演出が違ってまたそれも楽しい。

 観客席が埋まってはいるものの、よく見ると結構空席が目立つ。ゴール裏もベンチがよ〜く見えちゃう。今までこの時期に来たときは、ほぼ満員の8000人が入っていたのに、今回は4300人。チームの人気が落ちているのは、一目瞭然だった。相手がミンデンでも、それは関係ないだろう。休日の娯楽として、ハンドボールを見に行くのがファンの楽しみなはずだから、確実にマグデブルグは低迷しつつある。

 試合の方は、マグデブルグのファンをヤキモキさせるパスミスや凡ミスとミンデンのシェップスマイヤーを素晴らしいロングシュートが炸裂して、もつれる展開に。

 マグデブルグのセンター、テーネゼンはかなり腹出てきたけど(人のこと言えないけど・・・)、相変わらずステップシュートとステップシュートモーションからポストに落とすパスは上手いよな〜。マグデブルグのポストは、ソイアーカオフじゃなくてポーランド代表のユレツキー。写真はファン・オルフェンが飛び込んだシーン。
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 試合は、後半に入ってもミンデンに食いつかれるけど、最後は突き放してマグデブルグの勝利。ミンデンのシェップスマイヤー、ラインネッカーのミューラーよりいいと思うんだけどなあ〜代表に入れればいいのに。


 タイムアウトのワンシーン
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 試合後の様子。こちらは、後半から出場していた、ソイアーカオフ。サポーターから、代表がらのシャール(マフラー)をプレゼントしてもらっていた。
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 インタビューを受ける、ルイェスキー。バジラキスがメルズンゲンに移籍したあと、頑張ってるね〜5年前はほとんど出番がなかったけど、今は主力で、かなりプレーも成長してる。
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 サインに応じる、ポーランド代表のユレツキー。

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 帰りも駅まで徒歩。ライプチヒ行きの電車が来るまででしばらく駅で待った。


 ブンデスリーガで初めてチャンピオンズリーグを制したマグデブルグの面影は今はないかもしれない・・・・。きっと、ソイアーカオフも移籍していくだろう。もしかしたレムゴって話もあるみたい。リーグ唯一の、旧東ドイツの伝統あるチームには、頑張って欲しいんだけどなあ〜と思いながら待ってた。


 この日も、結局「ヘーヒェン・ヤキ」を持ち帰り、ホテルで食べる。結構はまった。


 携帯の充電は結局できなかった。ホテルのフロントに話してみても、変圧器じゃなくてアダプターを持ってきて、変圧器だって言い張るし・・・いや〜困った



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January 13, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜その1〜

12月24日(木)。

 成田ガーデンホテルを出発。成田空港第1ターミナルに到着して、チェックイン。今までチェックインカウンターで手続きをしてたけど、今回はルフトハンザ航空のカウンターに長い列ができていたのを見て、自動チェックイン機に挑戦。と、思ったらルフトハンザのお姉さんがやってきて、笑顔でぜ〜んぶやってくれた。長い列に並んで、長い待ち時間を一瞬で終えることができたから、「これって、フランクフルト空港にもありますよね?」って聞くと、「ええ、ありますよ。でも、英語になってしまいますが・・・」という答えだった。


今思えば、その会話ですら笑い話だ。(この何回続くか分からないお話を最後まで読んでくれた人には、「笑い話」の意味がわかります。)


 銀行で両替。今年は円高が進んでいたこともあり、両替手数料を含めておよそ135円。昨年や一昨年はこの時期とても円安だったし、3年前も160円くらいだったから、25円の差は大きい。1万円が74ユーロ。まあ、こんなもんか・・・。帰りは円高になっててね〜なんて勝手なことを思いながら、


 飛行機に乗り込み座席に座る。自分の座席は真ん中の4人掛けの右端通路側。左隣とその隣には人がいなくて、さらにその隣に女性が一人。中の2人分が空いていたので、とっても気楽。中に人がいると、トイレの度に立たなきゃならないから。

 機内はとても乾燥していて、ちょっと寒く感じた。そりゃそうだ。高度1万メートル、ロシア上空マイナス80度の中を時速950〜1000キロで飛んでいるんだから。っていうか、こんな大勢の人を乗せて、こんな大きい物体が猛スピードで飛んでるのが何とも不思議だなあと思う。機内食は相変わらずおいしくないけど、飛行機の中で飲めるドイツのビール「ヴァールシュタイナー」は、おいしい。ビールの味に全く詳しくない自分だけど、これは美味いなあと思って飲むビールだ。

 今年は、ドイツ語の勉強も十分にしないままの出発だったから、旅行会話本をぼんやり眺めながら、時間を潰す。時折機内の画面に映る残りの飛行時間が4時間を切ったあたりからは、時間の進み具合が少し長く感じ始めるのはいつものことだ。

 
 時間通りにフランクフルト空港に到着。日本時間では、22時ころ。フランクフルトは24日の14時頃だ。

 お〜っ、久しぶりだぜ〜と思いながら、携帯電話の電源を入れて、数カ所に到着したよコール。そして、パスコントロールを通過して、荷物を取りに行く。相変わらず成田空港発のフランクフルト空港行きのこの飛行機は、フランクフルトで降りる人が少なすぎて、びっくりする。あれだけ人乗ってるのに、バッグ取りに来る人は何人か。みんな、乗り継いで他の国に行くんだなあ。

 到着口からすぐに電車に乗るのに空港駅へ。早速、電車のチケットを買おうと券売機の前に立つけど、久しぶりで、「あれ?どうだったけ?」としばしフリーズ。ん・・・こういうときは、ちょっと離れて次に並んでいる人の買い方を観察しよう!と思い観察してたら、どうやらその人も買い方分からなくて困ってる。そんな様子を眺めていたら、エジプト人っぽい男性が、こちらに向かって話しかけてきて、「20ユーロ札しかなくて・・・10ユーロに両替できないかなあ〜。」みたいなことを話しかけてきた。ん〜ちょっと怪しいかなあ〜でも、まじめそうな人に見えるから、偽札じゃなさそうだし、10ユーロ札2枚に換えてあげた。そのついでに、買い方聞いちゃおうと思って話しかけたら、優しく教えてくれた。「だよね〜。確か同じように押したんだけど・・・ボタン押し間違えてたのかなあ。」何て考えながら、フランクフルト中央駅行きのチケット(3ユーロ80セント)を買う。

 Sバーン(近郊列車)に乗り、フランクフルト中央駅へ。
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 その日の宿泊は、駅近くの「ホテル ナショナル」。初めて宿泊するホテルなので、キョロキョロしながら歩くと、道路を渡ってすぐのところにあった。

 ん〜この駅前、ホント雰囲気が怪しい。穏やかでない感じだ。

 チェックインしてすぐ部屋へ。
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 一泊の料金が安いから、まあこんなもんか。

 部屋で少し休憩してから、雨がぽつぽつ降る中、街の中に繰り出す。でもクリスマスだからほとんどのお店は、早くに閉店。人通りもまばらだ。

 クリスマスは、日本でいうお正月だから、ドイツ人はみんな里帰りして家族と過ごすようだ。駅の中にある飲食店も、アジアンフードの店以外はほとんどが店を片付けて閉店モード。あわてて、ブラートヴルスト(焼ソーセージ)を買って食べる。「う〜ん、美味い!」

 そのあとすぐに、本屋さんへ行って、「ハントバル ヴォッヘ(Handball Woche)」と「Handball Magazine」を購入。ラッキーなことにヴォッヘのチャンピオンズリーグ特集号があったので、それもあわせて購入。

 

 お店がたくさん並ぶ買い物エリアは、中央駅から少し離れているので、そちらの方へ行こうか行かないか迷いながら、結局そっちへ歩いてみた。でも、夕方5時頃でも多くのお店は閉店していて、こりゃあ歩いていっても店は開いてないなあと感じたので、折り返してホテルへ戻った。

 今日は早めに寝よう。疲れたし



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January 09, 2010

世界のハンドボールを探し求めて2009〜プロローグ〜

 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もハンドボールのことで自己満足なネタを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

 
 12月の女子世界選手権を十分に楽しむ余裕もなく、あっという間に年の暮れになり新年を迎えた訳だけど、この数週間の起こった、「忘れられない出来事」を、振り返りながら、このブログに残していこうと思う。

 2009年というこの1年は、自分が何歳まで生きてるかは分からないけれど、間違いなく「絶対に」忘れられない1年になるはずだ。良いことも悪いことも全てが記憶に刻まれていくんだろう・・・

 6月にハンドボールクラブをスタートさせたことは、きっと自分にとっても、そしてクラブに入ってくれた子どもたちにとっても人生の中の大きな出来事になるであろう。8月末には「生と死」について考えなければならなかったり、「人生観」を見つめ直さなければならない、とても苦しい時期もあった。

 そして、そんな年の暮れに、3年ぶりに「世界のハンドボールを探し求める」ことにした。一旦は、断念しかけたけれど、久しぶりに「本物」を見に行きたい思いがとても強くなった。ドイツに向けて出発することにした。


 出発する日は12月23日(祝)。釧路を出発して宿泊地を成田→フランクフルト→ライプチヒ→ベルリン→フランクフルト→シュツットガルト→ハンブルグ、そしてフランクフルト空港出発っていう、普通じゃありえない縦横無尽なルートで、ハンドボールを追い求める計画。観戦する試合は4試合。

 計画実行に向けて、遅々として準備が進まないままの12月初め。あるビッグな情報が飛び込んできた。「宮崎大輔選手が釧路に来る」という話だ。本決まりになったのは、12月中旬。そしてその日は、何と何と出発日の23日(祝)

 というわけで、今回の「世界のハンドボールを探し求めて2009」は、スペインリーグで現在活躍している宮崎大輔選手が、釧路にやってきたところから始めようと思う。

○●○●○●○●○○●○●○●○●○

 「えっ〜?本当ですか?」。

 正直、その話を聞いたとき信じられなかった。まさか、スペインから釧路にやってくるなんて・・・・日本に帰ってきたって、かなり忙しいはずだし・・・・

 12月の初旬には、「来るかもしれない。」って話だったが、それが「来る」と確定したのは、23日(祝)の10日ほど前だった。

 釧路市内のスポーツショップが、宮崎選手の履いているメーカーの直営店で、そのメーカーと宮崎選手との契約の中に、1年に数回、メーカーのイベントを行う項目が入っているそうだ。

 スペインリーグ(ASOBAL)で活躍中の宮崎選手が釧路にやってくることになった。

 クラブの子どもたちのほとんどが、そのイベントに参加することになり、子どもたちだけでなく保護者の方たちもワクワク。2時から始まるイベントに、1時15分に会場に到着。体育館の玄関口に集合していたところ、タクシーに乗った宮崎選手が現れる。子どもたちも保護者の人たちも、テレビやビデオで見る「宮崎大輔」を初めて目の前で見る、その表情がとても明るい。今回は、うちのクラブと3つの高校のハンドボール部が参加。釧路の子どもたちにはまたとない機会だから、ハンドボールをやっている釧路の高校生たち全員に、宮崎選手を目の前で見て欲しいなあ〜もったいないあな〜とも思った。

 
 子どもたちも少しの緊張と笑顔が交錯しながら、宮崎選手を取り囲む。控え室に消えていった宮崎選手を眺めている、子どもたちのワクワク感が伝わってくる。


 今回のイベントは、前半がトークショー、後半がハンドボールクリニックという構成。残念ながら急遽決まったイベントのため、体育館のメインアリーナやサブアリーナが使用できず、多目的室にハンドボールゴールを持ち込んで行われた。
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 その会場に移動し、ワクワク感が高まる子どもたち↓
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 地元FM局の司会の進行で、スタート。宮崎選手が登場し、歓声が上がる。そこから1時間のトークショー。
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とてもリラックスして、ハンドボール以外のことも話していましたね。トークショー後半は質問タイム。うちのクラブの1年生の男の子が、「どうやったら高くジャンプできるんですか?」という100点満点な質問
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前に呼び出されて、直立不動の彼にジャンプについて話してくれました。最後には、ハグしてもらって、緊張のあまり完全にフリーズしてました。


そしてイベントの後半は、休憩後に着替えた宮崎選手が登場。「宮崎コーチ」のクリニックがスタート。
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「集合して〜。」と声をかけられると、いつもとは明らかに違う、未だかつて見たことないほど素早いダッシュ&集合。普段の練習も、それくらい速く集合できるってことだな!君たち!!
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フットワークの練習。素晴らしい集中力じゃないか!いつもそれくらいでやってくれ。


宮崎選手が行うクリニックの時間が刻々と過ぎて行き、2時からスタートしたこのイベントも1時間半が過ぎた頃、ワタクシは飛行機の時間が迫ってきており、残念ながら最後まで見届けられず。子どもたちを他のスタッフにお願いして、会場を出る。


 車の中で着替えて空港へ。

 
 その後、じゃんけんゲームをやったり、最後にはシュートも見せてくれたとか・・・。ちょうど、スペインリーグの最終戦で再びふくらはぎを痛めたとのことで、イベントが始まる前には、シュートは見られないと連絡を受けていただけに、100%ではないにしろ、子どもたちがナマでシュートを見られたのはよかった。


 クラブがスタートしたこの2009年のうちに、まさか釧路に宮崎選手が来るなんて・・・イベントが釧路で開催されたのは、うちのクラブができたことが全くの無関係ではないだろうし、子どもたちにとっては、これ以上ないハンドボールのスターだ。目の前で見れたこと、声をかけてもらったことなど、その1つ1つは直接上手くなる特効薬ではないけれど、これから子どもたちがハンドボールを続けていくためのとても大きなモチベーションになるはずだ。

 何より子どもたちの表情が良かったし、ハンドボールをやって良かったと思ってもらえる貴重な機会だ。

 これからは、さらにこっちが様々な機会を子どもたちに与えてあげられるように頑張らなきゃならない。子どもたちにとって、いきなりナマ宮崎選手は、もうこれ以上ないってほどの刺激だから、このあとが正直つらいけど(笑)。

 
 「高品質の肥料」かもしれない。今すぐには効果や成長を見ることができなくても、ハンドボールを続けていくこと、夢中になって練習すること、ハンドボールを楽しむことなど様々なことに大きな影響を与えてくれると思う。加えてハンドボールをする子どもたちが多くなれば、そこに携わる保護者のハンドボールへの関心も高まるだろうし、ハンドボールに興味を持ってくれる人が増えるのは間違いない。

 ちょっと大げさかもしれないけれど、もしかしたら、今回のこのイベントで人生が変わってしまった子がいるかもしれない・・・
 

 
 できれば、宮崎選手がゲームをしているところをナマで見せてあげたいなあ〜。やはり、あのジャンプの本当の威力は、真剣勝負のゲームの中でこそ、だ。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

 

 16時55分、飛行機に乗り込み、羽田空港へ。


 旅行の準備が全くと言っていいほどできなかった今回は、出発の日の午前中に、カバンに荷物を詰め、その後体育館へ。そしてすぐ飛行機に乗ったから、朝から何も食べずにいた。あまりにもお腹がすいたので、羽田空港に到着して、ラーメンを食べた。高い割にはイマイチだったな。

 リムジンバスで成田へ。そして成田で宿泊。インターナショナルガーデンホテル成田は、3年目に続いて2度目の宿泊。成田に宿泊すると、いろいろな国の航空会社のクルーたちが宿泊していて、田舎者のワタクシにとっては、何かそれがワクワクだ。

 明日のホテルから成田空港へ出発するバス時間を確認してベッドに横になる。

 「いや〜今年1年、いろいろあったなあ〜。」と思いながらテレビを付けると、ホラー映画のエクソシスト。嫌いじゃないし、むしろ好きだから途中まで見てたんだけど、もしかしたらそれが「天国と地獄」の始まり、そしてその「地獄」を暗示してたのかも・・・な〜んて、こじつけてみたりするけど・・・


 「天国」は先に教えちゃおうか・・・こちら(1月8日付けの記事「Japan」の記事です。ドイツ語です。)
 

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